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2005/03/04

三位一体

今日はかなり調子が悪かった、入れも出しもイメージ通りに行かない。そんな中、センターショットの連続入れにトライ。結果は・・・32球。しかも3回もやって、3回目の結果がこれ。12球だったり、25球だったり、まったく入らない。力加減も自由で、的球センター、手球の距離2ポイントという基本的なセンターショット。始める前は、50球くらい余裕だろうと思っていたのだが、大きな間違いだった。とにかく、いい加減に撞いてしまう瞬間がある。ポンポン撞いているその時に、フッと何も考えずにストロークしてしまうのだ。狙いは定まっていないし、バックストロークが長すぎてコジルし、タイミングが合わない。いくら真っ直ぐとはいえ、コレでは入るわけがない。

連続入れに挑戦してみて再認識したのだが、とにかく精神力が弱い。ビリヤードは、技術と知識と精神力が三位一体となって始めて強くなるものだと思っている。どれかひとつでも欠けていてはダメなのだ。知識は本や経験などから得られる。技術は日々の練習で得られる。ところが、精神力というものは、具体的な獲得方法がわかりにくい。よく、練習の時から試合のように緊張感を持って撞く、と言われるが、これは精神力を鍛えるひとつの方法といえるだろう。でも、具体的な練習方法かといわれれば、そうとは言い難い。で、話は戻るのだが、センターショットの連続入れは、精神力を鍛える具体的な練習方法なのでは? と思った次第。常に狙いを定めて、常に同じリズムで、ミスすることなくポケットを続けるには、揺るぎない気持ちが必要だろう。連続で入れられる人は精神的に強く、ゲームでも強いと思うのだ。例えば、9割の確率でポケットできる2人が100球を入れ合ったとする。ひとりは、9球入れるといつも1球トばしていた。もうひとりは、90球連続で入れて、残りの10球をすべてトばした。きっとその場にいたら、後者のほうが「すごい」と感じるし、強いと思うだろう。ゲームも同じだと考える。ポケット率が同じでも、要所に連続で入れられる人のほうが強いのだ。精神力を鍛えるためにも、これから連続入れは練習メニューに加えていこう。

実は、この精神的な部分について記述されているビリヤードの本は少ない。初心者のうちは、技術的な解説をしている多くの本が役に立つ。僕の場合は、上級者に教えてもらえるという環境にはいなかったので、もっぱら本が先生となってしまい、数多くの本に目を通した。でも、ある程度技術的なレベルが上がってくると、こうした本はあまり必要がなくなり、経験で得ることのほうが大きな意味を持つようになる。そんな中、最近、改めて読み返している本がある。購入時は内容がよくわからず、前半の練習メニューしか参考にしなかったのだが、いまやっと、後半のメンタルに関する記述を理解して楽しめるようになった。BeParadiseの人見さんが翻訳している、「ザ・プロブック—プロが教えるビリヤード・テクニック完全攻略法」だ。ビリヤードに関する気持ちのコントロールについて、いろいろな視点から紹介している。前半の練習課題は、何度も繰り返し撞くとかなり実力がアップするし、後半の記述はビリヤードに関して多くのことを考えさせてくれる。かなりお勧めの一冊だ。以前の記事「自分を知る」に通ずる部分でもあるのだが、技術的な面だけでなく、撞いている時の気持ちについても把握してコントロールできるようになる必要がある。冒頭の「今日はかなり調子が悪かった」は、まだまだ精神力やメンタルのコントロール力が足りない証拠。その調子の悪さをいかによくしていくのか、ということを楽しめるくらいにならなければいけないと思う。

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コメント

センターショット連続イレ、オレも昔からやってますが、最高は47球。
最近は30球くらいです。
30球超えたあたりから、かなりしびれます。
なにより、ミスして最初からやり直しをするときの気持ちの切り替え方が難しい。
考えれば、いろいろな意味でメンタルトレーニングになるかなと思います。

でも、この練習って心と時間に余裕があるときしか出来ないですよねぇ。

投稿: ヲザキ | 2005/03/04 19:36

心と時間に余裕があるとき・・・まさにその通りです! そういう意味では、ボーラードにも近いかも。ホント、最初からやり直しというのがこたえます。

余裕がないと、撞いていて、「なんでこんなこと続けているんだろう?」「ナインボールなら最高で9個連続で入ればいいじゃん」といった余計なことを考えてしまいます。

投稿: アライ | 2005/03/04 19:40

>「ナインボールなら最高で9個連続で入ればいいじゃん」
ごもっともなのですーーー♪
ただし、距離やフリがあるうえに撞点も真ん中では
なかったりするのね~。

一見簡単なセンターショット。
ただし「これは絶対はずしちゃいけないんだ」と思ったとき。
シビれている時は、果てしなく遠く感じるポケット。
そして「本当にこれで真っ直ぐむかっているのか?」
「自分はこじらずに真っ直ぐ撞けるのか?」などの
迷いを吹っ切るための「自信」をつける練習であります。
自分のクセもみつけられるしね。

一朝一夕で身につくわけではないので、こればっかり練習
してたらあかんのですよ~。

ちなみに。
100球撞いて、入った個数を数えてパーセンテージ出す
ってことをウチのbiribiriでやってたことがあるです。
50球連続入れは、はずしてたら果てしないけど、こっちは
球数決まってるから多少優しいです。
パーセンテージが出るってことで、これも少しはシビれながら
撞けるかと。

お試しあれ♪

投稿: さくら | 2005/03/05 10:39

「連続」のプレッシャーってきついですよね。100球の確率だったら、少しくらいトばしてもいいやという感覚があるから気分的に楽かも。ただ、とりあえずは、この連続入れで100球を目指そうと思います。

投稿: アライ | 2005/03/05 23:40

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