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2005/05/09

「入る」と信じる

前回の記事で、スタンスについて述べたのだが、ゴールデンウィークの後半はこのスタンス改造に取り組んでみた。が、まったくダメ。両足を真っ直ぐにするスタンスは、体が固いためにいろいろな場所が痛くなってしまう。そのため、まったくストロークに集中できない。そんなわけで、両足を真っ直ぐにするのは早々に断念。とはいえ、スタンス自体は大事なことなので、体がブレないように、これまでよりもやや開き気味でしっかりと踏み込んだスタンスを心がけるようにした。しばらくは、スタンスのことが気になってしまって、球をトばしまくっていたけれど、そのうちスタンスについては気にならなくなり、いい状態で撞けるようになってきた。基本的には、狙いを定めてスタンスから構えに入れば、上体のブレない、いいスタンスは自然と出来上がるものだと感じた。なんというか、ある程度自分なりのフォームができてくると、そこからは意識を少しだけ変えてやるだけで、それに合わせてフォームは自動的に修正されていくような気がするのだ。真っ直ぐにキューを出すという最終的な目標は同じで、自分の体の大きさや柔軟さ、手足の長さなどさまざまな要素から、最も合ったフォームというものに勝手に向かっていくのだと考える。もちろん、漠然と撞いていただけではダメで、真っ直ぐにキューが出ないその理由を意識するということが必要なのだとは思う。

実は、この連休中に球が嫌になった。前々から感じていたことなのだが、ものすごくむなしく思えてきたのだ。多大な時間、費用、気持ちを費やしても、ほとんど前進しない。だけど、これまでのその多大なものを失う勇気はないわけで、球をやめることもできない。つまらないと思いながらも、球を撞いていたわけなのだが、結局、球が好きなのだと思う。やっぱり撞いている間は楽しい。

球に対する思いみたいなものが、少し変わったような気がする。これまでは、うまくなりたいというものが前面に出ていた。もちろん、それはいまでも変わらないが、「できない」ことに対してばかり目がいっていたような気がする。もっと自分がこれまでやってきた練習とか、ビリヤードに対するものを褒めてやろうとなんて思い出した。なんかそれで、パッと目の前が開けたような気がしたのだ。それがスタンスについての考え方にもなったし、ビリヤードがやっぱり面白いと思えるきっかけにもなった。

やっと、自信を持って入れられる球を撞けるようになった感じがしている。「入る」と思って撞くことはすごく大事だ。ビリヤードは不思議なもので、「入る」と思って撞くと入る。でも実際は、自分を信じていないとどこかに不安要素が生まれてしまいトばしてしまう。昨日は、この信じる気持ちを徹底した。難球を目の前にしても、「入る」と信じる。これまでは、「入れる」という感じだった。そうではなくて、もっと柔らかいイメージ。ストロークしてキューを出したら「入る」と思う。それだけで、ものすごく入れが安定してくる。すごくいい球が撞けていたと思う。そうそう、昨日はA級のSさんと相撞きしてもらったのだが、楽しかった。Sさんは、実はクラウドに通い始めたころから注目して見ていた人だった。ストロークとかショット間の動きとか、そうした全体的な雰囲気が柔らかい。まだまだB級かけだしだった僕は、ああいうスムーズな動きができるようになりたいなぁと見ていた。しかも、そんなSさんが、このblogを読んでくれていたのだ。以前はblogの話をされると恥ずかしかったのだが、いまは普通にうれしかったりする。それも球に対しての思いみたいなものが変わったからなのかも。

いい球撞きができたとはいっても、やっぱりあるのが反省点。MCさんと相撞きをしていて、2番からのフリーボールをもらった。ここで取り切りまでの組み立てを考える。できるだけ簡単に手球を走らせない取り切り方法は・・・と考えて、2番から4番に厚めにポジション。4番ストップで5番から真っ直ぐに引いて6番に出すという組み立てを考えた(下図)。ところが4番でやや手球は左に動いてしまい、5番から6番へは思ったよりも大きなフリに。ここで無理矢理、引いて6番にポジショニングしたのだが、引きが短くなり、しかも9番キス、7番への出しも難しいと条件が重なってしまい6番をトばしてしまった。あとで横で見ていたSAIさんに、5番からは手球を横に球なりで走らせて、左下コーナーに6番を取る(図で)ようにポジションすると思ったといわれた。その通りだ。組み立てを考えた瞬間、6番は左上のコーナー(図で)に取るのだと決めてしまっていた。5番へのフリが少し変わってしまったときに、変更する柔軟性がなかったのだ。球の状況というのはその都度変更する。もちろん、組み立てを考えて、その通りに取り切っていくことは大事だ。それでも、その状況状況に合わせて、配置を見直すことは大事なのだ。

050509

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コメント

状況を見て組み立て直す。大事ですよね~。A級が見えてくると「これは、こう取って行くんだ!」という思いがどんどん強くなってくるし、そうなってくると、少々苦しい配置でも「初志貫徹!」とかいって難しい球撞いて、外すorネキでない、なんてことあります。まぁ、毎回毎回取りきり方確認するのも疲れちゃいますが、「あれ?」っと思ったら、一度スタンスを外して、取り口を再確認するのがいいかもしれませんね。でも、「初志貫徹」時代の時のほうが、何でもかんでも入れ倒していたので、入れの力は強かったように思います(^^; 今はへタレなので、楽な取り口しか見えてきません(^^;;

投稿: Danny | 2005/05/09 20:36

私も最近ビリヤードに対して同じような考えをもってました。
でも、やっぱ好きなんですよね・・・(^-^;

今日は、難しく考えずここを狙えば入る。
ここを撞けば出るって考えて撞いていたら良い感じになってきました。

調子良かったり、悪かったり・・・
球を極める道は険しいっす・・・
一緒にがんばりましょう。

*当BlogからLinkさせてもらいます。宜しく。

投稿: tu- | 2005/05/10 03:50

>Dannyさん
出しと入れのバランスって、そのときの実力で変わってくるので微妙ですよね。出せると思ったら出せなかったり・・・。入れつつ出せる最も自分に適切な選択というのを重ねることが、ビリヤードにとってすごく大事なことなのだと感じています。その選択の幅というのは上級者になればなるほど広がって行くと思うのですが、その広がりを過信するとやっぱりトばしまくったりするのだと感じるのです。ビリヤードの面白いところでもあり、難しいところでもあります。

>tu-さん
リンク、こちらかも張らせていただきます!

僕もあまりいろいろと考えずに、「入る」とそれだけ思うようになりました。そうしてから、なんだか調子がいいです。ホント、ビリヤードは難しいですが、一緒に頑張っていきましょう!

投稿: アライ | 2005/05/10 19:06

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