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2005/09/05

ハチミギ1周年

日曜日に出かけたりと、更新が少し遅くなってしまったのだが、土曜日はハチミギのG1だった。結果は、優勝! 予選の調子はイマイチで、簡単な球を入れミスすることが多かったが、決勝トーナメントに入ってからはキューも出るようになってきて、いい球が撞けていた。マンスリーも含め、今期のハチミギでの初優勝となったわけだが、今回の優勝というかG1そのものが、僕にとってすごく大きなものになったように思う。先に述べたが、予選で悪かった調子を、決勝で戻せたという点がひとつ。いつもならズルズルと行きそうなところを、うまく開き直ることができた。例えば、決勝などもほとんど緊張せず、いい意味で開き直っていたように思う。そして最も大きいのは、5セットというセット数で優勝できたということ。ハチミギでのセット数を4セットから5セットにした際、たった1セットの差がものすごく大きいのだとわかった。体力的にも精神的にも4と5では違うのだ。実は5セットになった当初、こりゃぁ勝てないなぁと思っていたのだが、それを乗り越えることができたというわけだ。ものすごく自信も付いた。また、開き直りにも似た感覚なのだが、対戦者によって気持ちが変わることがなかった。これまで、例えば前回の試合で負けた相手だったり、相手が試合中にいい球を撞いたりすると、どうも自分のプレーができなくなることが多かった。変な苦手意識のようなものがあるのかもしれない。それが今回はまったくなかった。すべての相手に対して、同じような気持ちで撞けたと思う。いや、相手云々というよりも、自分のプレーだけに集中できたといったほうがいいかもしれない。とにかく、今回のG1は、このように精神的な部分で大きなものを得た試合だった。

もちろん、プレーでもいいものはあった。僕が今回、自分自身、最も印象に残ったプレーは、決勝の3セット目の取り切りだ(下図)。セットカウントは1−1だったのだが、この3セット目の配置を見たとき、後半厳しいなぁと感じていた。それぞれの球が近い位置にあるため、それほど難しい配置には見えないが、実際は、ものすごく細かい手球のコントロールが必要な配置なのだ。5番の入れ合いで回ってきたこの配置、たぶん今回のG1で一番きれいに撞けたのがこの5から6へのショット。手球が5に触れる前に押しの回転を入れて、短クッションで軽く弾む力加減で8番をかわす。撞点がやや下になるため、キューを出しすぎるのも怖いのだが、押し気味で撞いたらきっと手球のコースはオーバーしてしまう。その繊細なショットを決めることができた。そして、かなり悩んだのが6から7へのポジショニング。当初は、やや順ヒネリを入れて9の裏を通そうと思ったのだが、9に隠れるのは最悪だし、7から離れてフリが付きすぎると、8に出すのが難しくなる。ということで、押しで7と9の間を通すコースを選択。もし手球が9にキスしても大丈夫、というくらいの力加減を意識した。で、あとは問題なし。この5から6、6から7の2カ所の細かいポジショニングは、イメージそのもので手球が転がった。そこから先は、かなり自信を持って撞くことができ、続くマスワリにつながったように思う。

050905_01

さて、優勝したから浮かれて自慢話ばかり書いてしまったわけだが、もちろんというか、当たり前のように反省点はある。特に予選でのことなのだが、簡単な球をトばし過ぎるのだ。S兄さんにも指摘されたのだが、ヒネさんとの1戦での8番のミス(下図)。撞く瞬間に、体が動いていたらしい。これまで何度も何度もヘッドアップが早いとか、体が動いてしまうことがあり、指摘を受けていた。もちろん、それを直すべく練習するわけだが、やっぱり完全にはできていなかったのだ。押しを強めにするか、横に弾かせるか迷っていたら、それが自信のないショットにつながり、体が動いてしまい、こんな簡単な8番をトばしてしまった。押しにしろ弾きにしろ、どっちでも次の9番は入れられただろう。そんなことで悩むのではなく、ここはイレイチ気味で8番への入れに集中する場面なのだ。実は、今回のG1で優勝したとはいえ、こういういつ負けてもおかしくないショットは多々あった。ただ、流れが僕に来ていたのか、残り球がうまく隠れてくれたり、難しい配置になったり・・・というもので救われた。まぁ、浮かれてばかりではダメということだ。

050905_02

と、ここまではハチミギのG1についての報告だったのだが、なんと、9月のG1は、僕がハチミギに参加するようになってから調度1年の記念すべき(?)大会だった。この1年で、僕のビリヤードに対する考え方とか意識とか、そういうものはものすごく変わったように思う。ハチミギに参加して、すごくいい方向でビリヤードライフは進んでいると感じるのだ。1年前と比べると、明らかに実力はアップした。その原因は、刺激し合えるプレーヤーが周りに増えたということも挙げられるし、第3者的な目で、僕のフォームやプレーを指摘してくれる人が増えたことが挙げられる。そして僕がハチミギに最も影響を受ける部分は、多くのメンバーが普通に仕事をしていて、会社帰りなどの時間に練習しているということ。働いて仕事して、そういう生活みたいなものの土台があって、そしてその上にビリヤードがある。それはビリヤードが一番のようで実際は違っていて、でもみんなビリヤードが好きだからそのために時間を作って頑張って・・・というもの。うまく言えないんだけど、それが幅広いビリヤードになっているような気がするのだ。ハチミギなんて関係なく、ビリヤードをプレーする人のほとんどがそうした人なので、だからハチミギだけがというわけではない。たまたま僕の近くにあったそうした環境が、ハチミギだっただけだろう。きっと多くのビリヤードをプレーする人が、僕と同じように周りの人間に影響を受けて、切磋琢磨して、だけどビリヤード以外のことなんかもあって・・・を繰り返しているのだと思う。そんな社会人にとってのビリヤードみたいな、それまでまったく頭に浮かびもしなかったことを、ハチミギに参加してから考えるようになったのだ。

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コメント

G1優勝おめでとうございます。
はじめ、このG1に上京のタイミングを合わせようかとも思っていたので、
参加できなかったことが残念です。
もし、参加していればこの目でアライさんの優勝の瞬間を見れたんですね。
次にアライさんとご一緒出来る日が楽しみです。

投稿: スナイパー | 2005/09/05 21:23

スナイパーさんと最初に会ったのも、ちょうど1年前のG1でしたね。僕の優勝の瞬間は・・・当たり前ですが、普通でしたよ。ガッツポーズとかするタイプでもないですし・・・。

僕もスナイパーさんと撞ける日が楽しみです。もうすぐですね。

投稿: アライ | 2005/09/05 21:30

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