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2005/10/07

撞点は中心近く

中心に近い撞点でポジションできるような取り方を考える・・・とは、ビリヤードの基本としてよく言われること。真撞きが一番入れが安定するし、力加減も調節しやすい。そして、この真撞きに近ければ近いほどいいというのは、当然のことといえるだろう。が、実はそれを忘れてしまっていた。前回同様、盲点というやつだ。例えば、クッション際の球を入れてポジションする際、「ややヒネリ」と「引き」の別の撞点で、まったく同じコースを走らすことができる(下図)。力加減もほとんど同じこの2つの撞点、どちらが入れられるといえば、ややヒネリのほうだったりするわけだ。

051007

実際に何球か撞いてみても、明らかにややヒネリのほうが入れも出しも安定する。余計な力が入らない。もちろん、これは個人差があるだろう。引きだけのほうが入る人もいるはずだ。僕は基本的に、あまりヒネリを使わない。押し引きだけでポジションできるのなら、そうして我慢のポジショニングということも多々ある。が、軽いヒネリとマックス近くの押し/引きだと、断然軽いヒネリのほうがズレが少ないのだ。これは球のかたちを考えれば一目瞭然。外側に行けば行くほど、球体というのは曲面の角度がきつくなる。だから、強めの引きや押しの場合は、ちょっと撞点が左右にズレただけでもそのズレが大きくなってしまうのだ。このズレが生じてしまわないよう、押し/引きは、かなり神経を使って撞く場面が多い。勝手な思い込みで、ヒネリを使わなければズレが少ないと考えていたわけだが、実はそうではないということだ。きちんと手球の中心線を撞けていれば、まったくズレなど生じないので問題ないが、それはかなりの高等技術。マックスの押し/引きよりも、軽いヒネリのほうが、入れと出しがやりやすい場面というのは、きっとたくさんあるだろう。もっともっと、楽な取り方ができるというわけだ。

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