« 2005年10月 | トップページ | 2005年12月 »

2005年11月

2005/11/30

Mezz Crowd9 Cup

西川口のクラウドは、ものすごい人の山。さすがにみな知っているなぁ。僕はこのトーナメント、初戦のカードでどうしても見たい試合があった。それがジョンヨンファとKさんの対決。Kさんは、クラウドの調布でインストラクターをするなど、身近にいる強くてうまいプレーヤーだ。偉そうな言い方かもしれないけれど、そのプレーヤーが世界のトップにどのくらい通用するのか見たかったのだ。本当にいい試合だった。7先でKさんが先に5セット目を奪ったときには、勝つんじゃないかと思ったくらいだ。実力的にすごく差があるように見えない。でも、ここからが違った。なんかジョンの集中力がポンと1段階上がったように感じた。とたんにミスをしなくなり、ジョンの勝利で幕を閉じたのだ。これが世界の何かなのか? あの変わりようは何なのだろうか? どうしてあの状況で自分の気持ちを切り替えられるのか? よくわからないけれど、でも世界の強さを肌で感じた試合だった。とはいえ、明らかにジョンは追い込まれた表情を見せた。そうさせたKさんは、すごくカッコいい。今度ぜひ、クラウドで相撞きしてもらおう。

実は同時刻、クラウド調布の常連さんの面々の試合もあり、それが見れたことも励みになった。Fさんと高橋Pの試合、マジ感動した。2−3で9番を入れて手球スクラッチ。ほんの少しのコースのズレ。手球が残っていれば、流れはまだFさんにあったかも。いや、きっとそうしたものの積み重ねが差になって現れるのかもしれないけれど、でも、ちゃんと試合をしていた。あの高橋Pと。そして16歳の世界チャンピオンと対戦したHさんのプレーにも感動。難しい3番を引いて入れてうまく手球をコントロール。そして、ややフリのある8番を震えながら入れて取り切った1セット。世界チャンピオン、そして結局は今大会のチャンピオンから1セット取れたのだからすごいと思う。さらには、目の前で見させてもらった、ハチミギのSugiKenさんとヤンチンスーの対決。ヤンチンスーの見たこともない球の連発。見た目とは違い、すごく力強いプレーヤーだということにビックリした。いやぁ、カッコいい。で、その中でも特に驚いた球がある(下図)。1番はバンクで入れるしかコースがない。そして2番は7番とキスしてトラブル。もちろん、ほかにも球はいろいろ散っていたわけだが、ヤンはこの1番を引きヒネリで入れて2番のトラブルを壊したのだ。撞いた手球がギュンと戻ってきたと思ったら、クッションで前に行って2番に向かう。原理としてはわかるのだけれど、物理的に理解し難い球の動き。会場は歓声とかため息を通り超えて、「う」と息を飲むような感じだった。恐らく多くの人が、僕と同じように頭の中がパニックになっていたと思う。

051130

結局、僕はこの日、夕方まではいることができず、途中でクラウド西川口を後にした。その後、高橋Pと竹中Pの対決があったと知り、かなり残念。ウーチャーチンが優勝する瞬間も見れなかったし・・・。それでも、得るものはすごくあった。世界のプロ同士の対決もいいが、いつも見ている面々が世界と対戦する姿、それがすごくよかった。このトーナメント、また開催されるかもしれない。そのときはぜひとも出場したいと思った。この企画、ものすごく素晴らしいです。とにかくいまは、クラウド、Mezz、その他関係各位のみなさまに感謝です。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2005/11/29

夢のような空間

月曜日(28日)の夜、会社帰りにクラウド西川口店へ。実は、mixiで知り合ったワッツさんと、この日、相撞きする約束を取っていたのだ。少しビリキチな人は知っていると思うのだが、次の日の29日は、このクラウド西川口でMezz Crowd 9 Cupが開かれる。そのため、もしかしたら何人かプロの人たちがいるかもしれない、という淡い期待を持って店内に足を踏み入れた。が、その期待は大きく裏切られた。しかもうれしいほうに。店内は、「僕が撞いてもいいの?」という状態。そこはまるで世界選手権の会場とまで思えるほど。とりあえず先に来店していたワッツさんと挨拶を交わし、一緒に相撞きすることに。でも・・・まともな球撞けない。柱を挟んだ向かいのテーブルでは、大好きなプレーヤー、韓国のジョンヨンファが藤原Pとセットマッチをしている。そしてその隣のテーブルでは、シャーウェーカイがマスワリを連発している。そしてその隣のテーブルは、16歳の世界チャンピオン、ウーチャーチンと竹中Pのまさにドリームマッチ。これらのテーブルの周りにも、プロの面々が・・・。もちろん、こうした選手たちが僕のことなど気にするわけはないのに、なぜか変な緊張が体を覆ってしまい、しょっぱい球を撞くこともしばしば。せっかくワッツさんとの相撞きだったのに、気持ち的に落ち着くことがなかったなぁ・・・。ワッツさんのほうも、やっぱりいろいろと緊張していたみたいだ。今度また改めて、ゆっくりとじっくりと相撞きしたいと思っている。そうそう、勇気を出してジョンに話しかけてしまった。「ファンなんです」と言ったら(片言の英語で)、「エフレンの次だろ?」という返し。「いえいえ、あなたがナンバーワンですよ」と言って握手をしてもらう。きっとビリヤードのレベル2ランクはアップした(予想)。

さて、世界のスーパープレーを間近に見ながら相撞きを続けていたわけだが、反対の向かいのテーブルで高橋Pと山本Pの対決。その隣では利川Pと鳴海Pの対決・・・なんてものがスタートしたらもう相撞きどころではない。目の前で繰り広げられる素晴らしいプレーの数々を目に焼き付けようと、イスに座って見入ってしまった。プロのプレーというのは、試合のテレビやビデオ、そして会場で目にすることができるが、それらとはまったく違う。和気あいあいと楽しそうに撞いている。でも、不思議なことに、まったくミスがない。そして実際に見ると、その優しいストロークやタッチにホレボレしてしまう。特に感動したのは高橋P。これまでは山本Pや利川Pと比べると、力強い印象があった。ところが、見ていると一番優しくて美しいストロークだと感じたのだ。いや、惚れました。的球に向かってスタンスを広げて、ブリッジを組んで体をスッと沈める。ただそれだけのフォームまでの過程が、ビックリするくらい美しい。これまで1球撞くのを見て、「すげぇ」と実力差を感じたことはあるが、構えただけでそう感じたのは初めて。衝撃だった。まだ撞いていないのに、構えただけで的球がポケットされていた。そして、ストロークが多彩だというのにも驚かされた。球に合わせて、さまざまなストロークが繰り出されるのだ。そのすべては、強く弾くような球でもブレることなくスッとキューが出る。印象としては、コンパクトにフォロースルーを重視したストロークだろうか。とにかく美しかった。きっと口をポカンと空けて見ていたと思う。このブログをスタートした当時くらいに記載したと思うのだが、実はビリヤードをはじめた頃から「打倒高橋邦彦」をスローガンに、心のライバルとして頑張ってきた。でも、構えを見ただけでそれはまだまだ無理なことだと悟らされた。とはいえ、ものすごくいいものを見せてもらった。隣で楽しそうに撞く、プロのプレーをただ見ていただけ。たったそれだけなのに、ここには書ききれないほどの、たくさんの勉強をさせてもらったような気がする。とりあえずお腹いっぱいで帰宅した僕だが、もちろんMezz Crowd 9 Cupも観戦に行くことに決めていた。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2005/11/27

相撞きだと・・・

土曜日のフリータイムは、久々にMCさんと相撞き。MCさんは、やっぱりいい球を撞く。勝った負けたとか、取り切ったとかそういうものではなくて、とにかく球の質がいい。ブレのない、きれいな手球の動きをするのだが、これは僕が真似したいと思っている手球の動きでもある。こういう球を見ると、まだまだ差はあるなぁ・・・と感じてしまう。

取り切り練習で、的球までやや遠めでも、広いところに手球を出すということを意識している。が、これが相撞きではなかなかできない。土曜日のフリータイムでもそう。勝とうとか、そういう考えが少しでも出てきてしまうと、なるべく的球の近く、より狙いやすいフリを目指そうと無理してしまい、それが結果としてミスを生むのだ。きっと試合だともっとこうした欲が生まれてきてしまうだろう。気を付けてプレーしなくては。とはいえ、連マスも出たし、無理をしないポジショニングが意識できればいいプレーが続く。なんか、無意識にこのプレーができればより上を目指せるかも、と、期待も持っていたりする。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/11/25

広いところに出す

今日はさっそく、入れを頑張るポジショニングで取り切り練習。わざと厳しくフリを付けるというのもそうだが、どちらかといえば無理をせずに広いところに手球を動かすという取り切り方に近いように思う。クッションタッチなどしていなければ、テーブルの中心付近の球は、結構どこからでも狙える(下図:赤部分)。思ったよりもフリがあっても、撞きやすい場所なら、だいたい入れられるだろう。だから例えば、サイドに狙ったほうが入れやすい球でも、手球をあまり走らせずにコーナー狙いにしたりと、手球が広い場所で止まるというのを第一に、ポジショニングを考えるといい。

球を撞いていて、難しいなぁと思う場面は多々あるが、的球の位置だけを考えた場合に難しいと感じるのはサイドポケット付近の長クッション際の球だろう(下図:青部分)。ほかの部分の球に関しては、遠い場合は別だが、半テーブルくらいまでの距離なら、ある程度フリがあっても何とかなる。ところが青部分の難球の場合は、特に強めに撞く必要があるときなどは、フリがほとんどなくても難しい。だから、この球に対するポジションだけはしっかりと入れやすい場所に持って行く必要があるのだが、ほかの球に対しては手球を広い場所に出してやるだけでいい。的球の入れの難しさによって、ポジションを考えるといい、ということかもしれない。今日は、この取り方ができるようになってからは、気持ちいいくらい取りきりを連発した。なんか、全体的に「入れる」という意識が高くなる点もいい。

051125

そうそう、新フォームにしてから、どうも厚めの球でヒネリを入れるとトばすことが多くなっていた。その理由がわかった。それは、どうもスロウが大きくなっているのだ。フリがあれば、スロウが少なくなるので、入れへの影響が少ない。でも、厚いとスロウの影響を受けて的球があらぬ方向に進んでしまう。特に新フォームは、手球の力を的球に伝えやすくていいのだが、一緒にヒネリの回転(スロウ)まで伝えやすくなっていたようだ。この辺を意識するようになってから、無駄なヒネリが減った気がするし、ヒネリ自体があまり怖くなくなった。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/11/24

入れの余裕

23日の祝日は、クラウドのフリータイムへ。珍しくF太さんが早い時間からやってきたので、さっそく相撞き。F太さんのプレーは憎らしいくらい安定している。「確実に」というのがプレーから伝わってくる。プレースタイル自体は、なんとなく似ている感じがするのだけれど、確実さという点では見習うところが多い。そして、僕と実力が均衡しているのが面白い。セットマッチはやるたびに勝敗が変わる。勝敗は、どちらかといえばそのときの流れによるところが大きいだろう。F太さんのプレーを見ていて「うまいなぁ」と思うことがよくあるが、裏を返せば自分もそれくらいのプレーができていることがあるということ。この辺りは、なんだか自信が持てる。でも一方で、お互いハイボールの何でもない球をミスすることがある。どちらも「確実」を意識して取り組んでいるのに、それでもやってはいけない場所で変なミスを出してしまうのだ。この辺りがお互いの課題なのかもしれない。

さて、そんな相撞きの中、ちょっといい感じのマスワリが出た(下図)。あとで考え直してみても、このマスワリの球の動かし方とかはすごくよかったと思う。無理せずポジションして、フリだけで取り切っているのだ。そう、ヒネリは一カ所も使っていない。例えば2から3などは、もう少し3番に近づけたいし、フリも気持ち厚くしたい。それでも、2番からきちんと真っ直ぐに3番に向かう手球のコントロールを重視して、やや遠目でフリを残した位置にポジショニング。この手球の動きの我慢というのがいいと思うのだ。ここからの3番は、入れは難しいけれど、いわゆる「イレイチ」までは行かない。やや入れに対して余裕があるのだ。この位置がいいのかも。入れに集中できるし、手球もコントロールできる。これがイレイチだと論外で、手球がコントロールしにくい。逆に入れが簡単だと、手球のコントロールにばかり気がいってしまい、思わぬミスをすることがある。今回の取りきりのように、手球を走らせるべきところは、わざとフリを付けてやるといいのかも。無理していいところに手球を置こうとしてミスし、クッションタッチしてしまった配置よりもよっぽど入れやすい。もちろん、手球のコントロールは重要だが、もっと入れに自信を持ったポジショニングというのは必要だろう。なんかプレースタイルとして僕に合っているような気がするし、今後の取り切り練習などで、わざとフリを付けるポジショニングなんかも試してみると、新たな発見があるかもしれない。

051124

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/11/21

安堵しない

051121_01

なんとなく、久々にボーラードの点数を付けてみたくなった。これまで、10個の球でラックを組んで取り切って・・・と、ボーラード自体は練習に取り入れていたのだが、10フレームやって点数を付けることはなかった。結果は、168点。出だしの1、2フレームを考えれば、まぁまぁ持ち直した点数だろう。スタート時、どうもブレイクの力加減が合わなくて、クッションに入った球が再びフットスポット付近に集まりトラブルになってしまう配置が続いた。ブレイクを少し弱めに変えて散らすようになってからは、リズムよく、うまく取り切れていたと思う。まぁ、こんなもんだろう。

とはいっても、もったいないというか、僕の現在の弱さを象徴するようなフレームがあった。それが第6フレーム。このフレームの残り5球で、ちょっと考える配置になった(下図)。僕は最初にここで、センター付近でフラフラしている5番を入れてしまおうと考えた。ほぼ真っ直ぐなので入れは問題なし。やや引き気味にポジションし、2番→4番→6(または8)番と落として行くという組み立てだ。ただ、4から6、8への出しが気になった。ここで手球の進む距離が短くなるなど出しミスをすると、リカバリーが難しくなるのだ。しかも、8番に対して順フリにポジションすると、8を入れても手球が6番にキスしてしまう。だから、順番としては6→8番というのが好ましい。意外と神経を使うポジショニングだ。4からのポジショニングは、ピンポイントで出せるほど簡単な出しではない。もしミスをしたとき、5番があれば、5番を使って手球をコントロールできる可能性が高くなる。そんなわけで、5番を残して2番から入れる組み立てに。そして案の定、というかこの場合は5番狙いもあるので大きなミスではないが、手球の進む距離が短くなり、6、8を狙うのは厳しい状況になった。だが、5番があるので問題なし。6番にきちんとポジションしてターキーだな・・・と、思った6番をトばしたのだ。今回はボーラードだが、実はこうしたことを9ボールでもよくやってしまう。難しい球を入れて、しかもポジションもキレイに出た、次の簡単な球をトばしてしまうのだ。きっと安心してしまって、集中力というか気が抜けているのだと思うのだけれど、テーブルから球がなくなるまでは、そんな気持ちを持ってはダメだなぁ。難しいのを入れてから相手に渡すわけで、人がよすぎるプレーともいえる。これを続けていたら、勝てるわけがない。相撞きなどをしていて思うのだが、強いプレーヤーというのは、こうした難しい球や配置を乗り切ったあと、必ず最後まで取り切る。この辺りの気持ちの持続は見習わなくてはいけない。「入れて兜の緒を締めよ」というやつだ。

051121_02

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2005/11/20

フォーレストに初参加

土曜日は、新宿で活動するビリヤードサークル「フォーレスト」の定例会に遊びに行った。以前、mixiで親交を深めて一緒に相撞きしたshuさんが代表を務めるサークルだ。時間ができたら顔を出してみたいと思っていたし、実は会社のビリヤード仲間のMを連れて行きたいという考えがあり、土曜日に参加したというわけだ。サークル全体を通して見た印象は、かなりアグレッシブ。どんどんどんどん球を撞く。空いている人がいれば「いいですか?」と相撞き。ホント、いろんな人と相撞きができて面白かったなぁ。ただ、いつもちんたら撞いている僕としては、疲れてしまう場面がちらほら。この熱気に負けないように、こちらも気合いを入れ直しながら撞いてはいたが、ところどころでみっともない球を見せてしまったかなぁ・・・。また、これはフォーレストだからというわけではないのだが、なんでビリヤードをやっている人たちは、あんなに楽しそうに球を撞くのだろうと感心してしまった。いつまでも、疲れることなく球を撞いている。すごい。そして、人のプレーをよく見ている。これはすごく重要だと思うし、上達するうえで必要なことだと思う。

場所はサムタイムだったのだが、室内の照明が暗いのと、テーブルスペースが狭いというのがちょっとやりにくかった。テーブルスペースというか、テーブルの間隔については、隣のテーブルがというわけではなく、短クッション側で飲み物などを置くテーブルが邪魔になるのが気になったのだ。もう少し足の位置を後ろにしたいというショットがいくつかあった。この微妙に窮屈というのは、結構撞きにくいものだったりする。そして、やっぱり今回も苦しんだテーブルコンディション。どうもクッションからの球の伸びがイメージよりも短くなってしまうことがある(下図)。クッションから走らせる球、そして切り返しなど、軒並み短くなってポジションミス。まぁ、それを頭に入れてプレーすればいいのだけれど、それが難しくてできない。プレー中に忘れてしまって短くなって・・・の繰り返し。この辺の柔軟な対応力は、おいおい身に付けて行かなくてはいけない課題だろう。

051120

ハチミギとフォーレストの活動日が同じであるため、あまりフォーレストのほうに顔を出すことはできないのだが、また今度時間があったら遊びに行こう。まだ一緒に撞いていない人もいるし。そういえば、このブログを読んでくれている人もちらほらいたりしてかなり恐縮。このブログからだと、ものすごくストイックで頑張っていて硬派だと思われるかもしれないが、実際はまったく逆。でも、一応頑張ってますよ。という感じで、そうして声をかけていただいた人たちとも、一緒に撞きたいと思っているわけだ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/11/17

前で裁くイメージ

突然だが、球が入るようになった。遠目の球も結構入る。理由は、タップを新調したからだ。もちろん今回もエルクマスターなのだが、ちょっと固くなりすぎていた。いつもならとっくに変えてしまっているのだが、フォームを変えたこともあり、固いタップのシビアな撞点とかそういうもので練習したいと思っていたからだ。とはいえ、だからこれまで球が入らなかった、というのはただの言い訳だろう。きっといまの状態なら、固いタップでも入れられる。なぜこんなにも変わったのかと言えば、タップが柔らかくなったことにより、球をキューに乗せるイメージが作りやすくなったのだ。感覚としては、フォロースルー時の前で裁くイメージ。新フォームにしてから、バックストロークに意識が行き過ぎていた。手球にキューが振れる瞬間くらいの場所で、手球をコントロールしていたように思う。

また、バックストロークを短くしたというのも入れられるようになった理由のひとつだ。以前も記載したように、バックストロークはこれまでも短くして、フォロースルーを長く取るように心がけていた。ただ、それは通常のフォームで精一杯の状態だったのだ。いまは全体的にこのフォームというか、リズムで撞けるようになっている。遠目の球など、ちょっと手球を走らせようとか届かせようとか余計な意識が加わると、バックストロークを長く取ってしまうことがあり、入れが安定していなかったのだ。ほかには、ややキューを立てた状態のときとか、レールブリッジのときなど、通常のフォームと異なるフォームで撞く場合、バックストロークを長く取りすぎて安定しなかった。どんな状態のときでも、スッと短く引いて、ストンとキューを前に出すストロークを心がければいい。実はこれ、グリップの位置も大きくかかわってくる。新フォームでグリップ位置が変わってしまったために、こうした場面でのグリップ位置もイマイチ自分の中でつかめなかったようだ。

さて、最近、どうもよく失敗してしまうポジショニングを記載(下図)。短クッション際の球を入れて、手前の長クッションにある的球にポジションするとき、だいたい押しヒネリで手球を動かしてしまう(下図:黒線)。そして、向こうの長クッションから手球が立たずに、次の球に対してフリが厳しくなってしまうことが多くなるのだ。邪魔な球がある場合は別だが、何もないのなら、そのままやや引き気味にして、手球を真横方向に走らせたほうがいい(下図:青線)。押しヒネリのほうが、入れが安定するし、何よりも手球の力加減が楽なのだ。だから当たり前のように、こちらを選択してしまうが、真横に走らせるポジショニングも頭に入れてプレーしなくては。ちなみに、的球がクッションにタッチしていると話は変わってくる。押しのヒネリでも手球を立たせやすいので、結構うまくポジションできてしまう。要は、クッションから的球が浮いていると、その浮き加減で手球のコースが変わるので、読みにくいというわけだ。

051117

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/11/16

やっぱり

水曜日はビリ仲間のMと朝練なのだが、やっぱり「これまで入っていた球が入らなくなった」というのが不調だと感じていた原因だった。要は、そんなに不調というわけではなく、悪い球を撞いているという感じでもないのだ。相撞きすればマスワリが出るし、取り切りもあった。細かいポジショニングもうまくいく。ただし、ちょっと遠目の球が入らない(下図)。一番わかりやすい例は、出しミスしたときの9番だろう。こうした配置、これまではトばすことなど考えないくらい入れられる自信があった。それが、入らないどころか、まったく明後日の方向にトばしてしまうこともしばしば。構えたときに、これまで見たことがない景色が広がる感覚を受ける。フォームが変わったことで、特に的球が遠くなるほど、その景色がこれまでと違っていて狙いがズレてしまっているようだ。原因がわかれば、それほど悩むことでもない。これまでと同様、同じような配置を繰り返して入れる練習をすればいい。9番をトばさないように、以前は何度も何度もこの配置を繰り返した。同じことをすれば、きっと、入れは復活してくると思うのだ。

051116

さて、突然だが、なぜこのブログが「なんビリ」というタイトルになったのかという話を書こうと思う。実はこのビリヤード日記は、ブログになる前から細々と運営されて来た。そのころは、ブリッジがどうとかスタンスがどうとか、フォームの話が中心で、いま読み返すと市販の教習本をまとめたもののような感じだった。それよりも、ただ思ったことを、感じたことを書き連ねて行くほうが面白いかも、と、ブログ形態に変更してリニューアルしたのだった。そしてブログ形態になる前の、ビリヤード日記のタイトルは「なんでビリヤードってこんなに難しいんだろう」だった。これは、岡村靖幸の曲、「あの娘、僕がロングシュート決めたらどんな顔するだろう」っぽいと思って決めた。「青春てワン、ツー、スリー、ジャンプ!」と、年甲斐もなく思ったところもある。そしてブログに移るときも、この長いタイトルのものだった。が、当時、サービスが始まったばかりのココログには問題があった。タイトル部分はテキスト表示しかできず、長すぎると左右のスペースからはみ出してしまうのだ。そこでタイトルを短くする必要が合った。で、「なんビリ」と略したのだ。最初は「難ビリ」にしようと思ったが、ひらがなのほうがロゴとしてかわいかったので、「なんビリ」となった。なんだかよくわからないけれど、そんな昔話をしたくなった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/11/15

レイズすげぇ

突然、なんとも当たり前のタイトルだが、まずは新フォームで気づいた点を記載。キューを力を抜いてストンと出してやるといいようだ。放り投げるというと、行き過ぎな気がするが、それに近い感覚。とはいっても、フォロースルーが終わった段階ではグッと握り込んでいる。手球を打ち抜くという感じだろうか。すると、的球がキレイにポケットされるのだ。

さて、本題に入るわけだが、最近、PSPでビリヤードのムービーを見ていると書いた。もちろん、前からケーブルテレビなどで見る機会はあって、取り切り方とかポジショニングの参考にしていた。思った以上に、プロはみな慎重だったり無理をしなかったり、見るたびに気が付くことが多い。そして、ここしばらくはこうしたビリヤードムービーをしっかりと見ることがなかったのだが、改めて見るとホント、むちゃくちゃだ。ビリヤードに限らずだと思うが、スポーツとは嫌なもので、やればやるほど、そして自分の実力が上がれば上がるほど、さらに上にいる人間がいかにすごいことをしているのか、というものが見えてくる。最近は、そのすごさに身震いしているわけだ。まぁ、裏を返せば僕の実力がアップして、いままで見えてなかったことが見えて来たわけなので、いいことではあるのだが、やっぱりかなりショックを受ける。

例えば、以前相撞きをしているときに、ルアットが撞いたものと同じような配置が回って来た(下図)。ルアットは、軽く殺し気味に撞いてヒネリの回転でクッションから戻してポジションした(下図:黒線)。力加減的には反対の長クッションに持ってくるほうが楽なのだが、手球がキスする可能性もあるし、スクラッチも怖い。手球をあまり動かさずに引ければ、それが最善のポジショニングだろう。が、これだけフリがあって的球と同じ長クッション際に手球を止めるなんてできない。ルアットは、さも当たり前のように撞いていたけど、どうしたらあれだけキレイに手球の勢いを殺しつつ、ヒネリの回転を残せるのだろうか? 不思議だ・・・。というわけで、僕は迷わず反対の長クッションに(下図:青線)。スクラッチしないよう、力加減に細心の注意を払う。

051115

という感じで、同様にビックリするのが、やっぱりレイズのプレー。ストロークのリズムは同じなのに、ヒジを落とすときにブレーキがかかって手球の勢いが殺されるとか、ストロークを見るだけでも驚くことが多い。そして今回気が付いたのは、的球の回転も見ているということ。特にセーフティーで的球を走らせるときなど、明らかにヒネリのような回転が付いていて、いや、レイズ自信が付けていて、的球が走って行く。衝撃だ。また、ワンクッションで当てたほうが楽な配置を、わざと2クッションさせて当ててみたり。でもあとで考えると、2クッションで当てたほうが、手球と的球の残り方がよくなるとわかったりして・・・。それを一瞬の中でやってのける。ホント、衝撃だ。そして、最も注目すべきは、毎球、きちんと構えて狙って撞いているということ。適当なものがない。大きな試合なのだから当たり前かもしれないが、できそうでできないことだ。これだけはまねできるので、きちんと見習っていこう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/11/14

下手になったと感じるとき

きっとビリヤードをやっている人の多くは、というかほとんどの人が「自分は下手になった」と感じることがあるだろう。僕もそのひとりで、特に最近はフォームを変えて下手になったと感じている。でも、実はこれは下手になっているのではなくて、できることとできないことが異なっているのではないか? と思うようになった。新フォームにしてから、これまでは入れることができた球が、まったく入らなくなった。それは、やや遠目のフリがある球。よく9番に出しミスしてしまったときに、やってくる配置だ。結構入れられていたものが、全然ダメになってしまったのだ。そのために下手になったと感じてしまっている部分がある。

土曜日は、いつものようにクラウドでのフリータイム。F太さんと相撞きしていたのだが、やっぱりどうもしっくり来ないところがあったりして、調子が悪いというか下手になったと感じていた。でも、マスワリは出るし、取り切りも結構あった。そのときは気分もあまり乗らず、いい球が撞けていないような気がしていたのだが、振り返ってみると、そんなに悪い内容ではなかったのでは? と思うことがある。できていたことができないために、気分よく撞くことができなかったわけだが、でも、全体として実力は昔とそんなに変わらないと感じるのだ。もちろん、マスワリが基準になるわけではないのだが、内容的に大差はないと思われる。新フォームにしてから、手球のコントロールが微妙に正確になったように思うことがあり、これがダメな部分を打ち消しているのかも。「遠目のフリのある球が入らなくなった」けど「手球のコントロール力が上がった」という感じで、トータルではそれほど下手になっていないのでは? という結論だ。手球のコントロールってものすごくわかりにくいもので、数値化できないから入れなどと比較しにくい。だから頭の中では入れられない=(イコール)下手になったと考えてしまうのだろう。フォームを変えれば、球の見え方も変わるし、リズムも異なってくる。これまで入っていた球が入らなくなるのも当然なのかもしれない。とはいえ、撞き続けているうちにきっと、そうした球が入るようになる。そこを乗り越えたときに、自分はうまくなったと感じるのだと思う。とりあえず、「下手になっていない」と自分にいい聞かせつつ、フォームを固めて行くしかない。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/11/11

PSPで見る

やっと新しいフォームもいい感じでなじんできた。バックストロークを短めにして、スッとキューを真っ直ぐに出す。入れも復活してきたし、なかなかよい。バックストロークを短くしても、キューの出が長いので、パワーのある球が撞けるという部分が気に入っている。とはいっても、まだまだダメなところがある。特に、強めの球やクッション際の球を撞く際などに、大きくブレてしまうことがあるのだ。これは思わずバックストロークを長く取ってしまうから。以前のフォームでも、同じようにバックストロークを取りすぎてしまうことがあったので、まぁ、それがよりひどくなったという感じだろうか。気を付ける点は一緒というわけだ。球ごしのショットなどもそうだが、難しいショットというのはコンパクトにスッとキューを出す必要がある。この辺の裁き方みたいなものは、普段のストロークが定着してくれば、きっとそのうちうまく調節できるようになるだろう。

さて、クラウドのB級戦の賞品としていただいたPSP。ゲームを買ってはみたものの、あまり頑張ってやるというわけではなかった。で、最近、新たな楽しみを発見した。それがムービーを保存して見る、というもの。ビリヤードの試合などのムービーをPSP用に変換して、会社の行き帰りなどに観賞する。思ったよりも画質はキレイで、球の色がわかる。やっぱりビリヤードで手に入れた物は、ビリヤードに活用しないとなぁ・・・なんて、変に律儀な使い方だ。大容量のメモリースティックがほしくなってきたなぁ。

051111

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/11/10

いい球撞けたよ

昨晩は、仕事が早めに終わったこともあり、ちょっと思い立って調布のクラウドへ。先日出場した、BCL級戦の結果も気になっていた。2回戦目で当たって敗れた相手が準優勝している。しかも、優勝した人も同じブロックにいたじゃん。ということは、僕はかなり厳しいブロックにいたってことか・・・。だったらしょうがない、なんて自分を慰めながら練習に入る。やっぱり、リズムがちぐはぐでタイミングが合わない。ところが、このフォームの違和感が、一気に解消されることとなる。

ヒネさんがクラウドにやってきて、相撞きすることになった。ワンミスが命取りになる相手なので、いつもよりもミスをなくそう、入れ続けようという気持ちが働く。すると、これまでのフォームのように、バックストロークが短めになってキューが平行になる。それがすごくよかったみたいだ。新フォームは、フォロースルーが長めに取れるから、バックストロークをあまり長くしなくてもいい。振り子のように引いて・・・という気持ちが強すぎたためか、どうもバックストロークが長過ぎていたようだ。そしてキューが平行というのは、フォロースルー時のキューの出が平行ということ。これまでは、キュー先が下に向かって出ている感じがしていた。だから、真撞きしていても引き球になってしまうし、微妙にブレが生じていた。

実はシンフォームになってから、点でフォームを見ていたように思う。バックストローク、グリップ位置、ブリッジの位置、そして狙う場所。こうした項目を、個別に意識していたように思う。それが、「入れ」というひとつの目標を持つことによってつながり、線になって現れたのだ。だから、全体としてキューを真っ直ぐという意識になっている。もちろん、注意する点は個別に意識してはいるが、それは個々ではなくてつながりとして頭の中で処理されている。この感覚がすごくよかった。これで入れが戻ったような気がする。ヒネさんとの相撞きは、フォームを変更してやっと、気持ちよくいい球を撞いていたように思うのだ。

そうそう、相撞きの中で、前回のBCL級戦の敗戦へとつながったものとほとんど同じ配置が回ってきた(下図)。準優勝者との対戦で、ヒルヒルの最終セットだ。残り球はあと2つ。回ってきたのは、ほんの少しだけフリがある遠目の8番。入れて手前のクッション際にある9番に出したい。こういう球、本当に難しい。結局試合では、ややヒネリの入った引きを撞き、手球を戻してはこれたのだが9番を入れられる位置までもってこれなかった(下図:黒線)。続く9番をトばしてしまって相手にイージーな配置を残し、敗戦へと至ったわけだ。ヒネさんに聞いてみると、逆のヒネリで切り返し気味に走らせるのがいいとのこと。押しを入れるというよりも、真撞きの押しで横にいったん手球を弾かせてクッションに入れ、そこからヒネリの力で長ー短と走らせるイメージだ(下図:青線)。撞いてみると、なるほどこちらのほうが手球を右のほうに持っていきやすいかも。9番へは遠くなることも多いが、狙えないというわけではない。もう少しだけ8番へのフリが、左右どちらかにズレていたら、きっと結果は変わっていただろう。こういう「少し」が大きく勝敗にかかわってくるからビリヤードは難しい。新フォームもなんとなくだが合ってきているし、次こそはと思うのだ(と、いつも言っているなぁ・・・)。

051110

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/11/08

小指での調節

とにかく、フォームを固めるために撞き続けなくてはいけない。で、この新フォーム、バックストロークが弧を描くようになるためこれまでのフォームと大きく違う。そこがどうもしっくり来ない。特に、ハードショットになると、タイミングが合わなくなるしコジリが出てきてしまうのだ。そんなとき、小指をグリップに添えていないことを発見した。以前の「握り込むときの小指」の記事にあるように、新フォームでは、小指を添えたほうがバックストロークがうまく引ける。それを忘れて撞いていたら、球が入らないに決まっている。ここ最近の不調の原因はここにあるのかな? なんて楽観的に考えてみたりもする。

さて、なぜ小指を添えたほうがいいかと言えば、それは何度も繰り返すが弧を描くから。これまでテーブルとできるだけ平行にキューを引くバックストロークだった。この場合、小指を添えないでその部分でキュー尻を下げて平行を調節したほうがやりやすい。でも、今回こうしてしまうと、タイミングが合わないし、うまくキューが出てこないのだ。そこで小指を添えると、その小指でキュー尻を持ち上げることになる、うまく弧を描いたバックストロークになる。言葉で表すとちょっと難しいのだが、小指を添えたほうが、振り子運動がしやすくなるというわけだ。この辺の、小指での微妙な調節が、このフォームは合っているようだ。ソフト/ハードショットとその力に合わせて、小指の握り込む力を変えていく。もちろん、こんなに単純なものではないのだが、感覚的に「小指で狙う」と考えるとポケットしやすい。

とはいっても、やっぱり簡単な球をトばすことが多い。どちらかといえば、フリが厳しいほうがポケットできるかも。要はポジショニングにもかかわる部分なのだが、ややフリの球からうまく手球をコントロールしようと考えるとトばすのだ。入れに関して問題がないと思い込んでいて、しっかりと最後まで手球を運んでいないのかも。「あ」と思ったときにトばしているパターンなのだ。もしかしたら、最近は球を入れる自信があまりないので、そうした気持ちも影響しているのかもしれない。自信を持って、球が撞けるようになりたいなぁ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/11/07

予選敗退

昨日は、クラウドのBCL級戦に出場。前回の準優勝で調子に乗って、また出場したというわけだ。が、実はフォームを変えたばかりということで、ハチミギのG1でもちょっとおかしな球を撞くことがあったし、大きな不安はあった。そしてその不安は的中。まったく自分の球が撞けない。というよりも、きっとこれがいまの実力なのだろう。勝ち→負け→勝ち→負けで予選敗退。なんかリズムに乗れそうで乗れなくて、それでも乗ろう乗ろうともがいていて、ずっと水の中にいるような試合ばかりが続いていた。結局思い返しても、気持ちよく撞けた球がない。

以前の記事でも述べたのだが、体がバラバラになったような感覚で撞いていた。新フォームになってから、このような感覚に陥ることが多い。きっと前のフォームに戻っている部分があったりして、ズレが生じているのだろう。フォームやタイミングなどに加え、手球の動きの違いとか、そうしたすべてのものがおかしく感じてしまうのだ。1年ほど前、スタンスを変えたときにも同じような感覚があった。これは撞き込んで体に染み込ませて、昔のフォームを完全に忘れてしまうしかない。普段の練習では、グリップの位置がどうとかバックストロークがどうとか、気をつけている部分を意識しながら撞くこともできる。が、試合でそれをやれといってもできるわけがない。振り返ってみると、自分がグリップのどこを握っていたのか思い出せない。もしかしたら昔のフォームの場所である、グリップの中間地点を握っていた可能性もある。そんな状態だった場合、球が入るわけがないのだ。

とにかくハイボールでのミスが多すぎた。例えばそれが、出しミスして難しい配置になりトばしてしまったというものなら技術的なミスなので納得もいく。昨日は違った。やや短い/長いというのはあったものの、出しミスはしておらず、的球は簡単とはいえないまでも難しくはないフリ。そうした普段なら入れて当然の球をトばしてばかりだったのだ。しかも、それは7番とか8番で・・・。最後の最後は、9番入れて手球スクラッチのオマケ付き。最悪の内容のトーナメントだった。こうした簡単な球をトばしているうちは、まだまだ弱いってことだと思う。正直、またAクラスへの道が遠くなった気がした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/11/05

全体を見る

本日は、ハチミギのG1だった。で、結果は決勝トーナメント1回戦敗退。というわけで、ベスト8だった。優勝したロシータさんにスコ負けしてしまったのだが、それでも内容的にはいい球が撞けていたように思う。振り返れば、初戦にヒネさんに負けて、その試合内容が散々だった。厚みは見えていないし、手球スクラッチばかりでコントロールもままならない。ダブルイルミネーションなので、敗者側で勝ち進めば決勝トーナメントに残れるのだが、そこを勝ち進む自信はハッキリいってまったくなかった。それでも結果として予選を突破して決勝トーナメントに残ることができた。その初戦で負けてしまったわけだが、それでもすごく大きな収穫があったように思う。

いつもなら初戦の負けというか、ダメな球がどんどんダメになってしまって落ちていく一方だったのだが、実はABさんからの助言で一気に前が開けた。それが「全体を見る」というもの。最近、フォームを変えてから、どうも撞点がままならない。真撞きしているつもりなのに、ややヒネリの回転が手球に入ってしまったり・・・。そうしたことを話したら、やはりコジっているかもしれないとの指摘。そして、入れようとか真っ直ぐ撞こうとか、的球に対してだけに意識がいってしまうと、言い換えれば1点集中型になってしまうとコジリやすいのだそうだ。なるほど、そうかもしれない。入らないからもっと狙おうとして1点に意識を持って行ってしまうし、真っ直ぐ撞けないと真っ直ぐ狙おうとやはり意識が1点に行ってしまうのだ。その「全体を見る」というものを意識しながらプレーしたら、なんだか目の前が広くなった。テーブル上の球がたくさん見えるようになった。そして、見えるから自信が生まれて、いい球が撞けるようになってきたのだ。

そしてもうひとつ、忘れてはいけない助言をもらった。僕はまだまだ調子の波が激しくて、突然勝てなくなることがある。実はABさんにもそうした時期があったそうだ。それを克服するには、たくさんの時間球を撞くことだと言っていたが、それと同時にスタートからトップギアに持っていくようにするとのこと。これは目から鱗というか、衝撃的なものだった。僕は例えば練習でも、まずは体を温めて徐々に球が見えてきて、調子が上がってくる・・・というのが当たり前だと思っていた。でもそれはただ単に自分がそうしてしまっているだけで、トップギアに入れようと思えば入れられる状態ではあると思うのだ。このトップギアに入れるというのは、慣れでなんとかなるとのこと。そうかもしれない。「じゃぁちょっとテーブルのコンディションを見て」とか「キューの出を確認して」とか、そういう作業など必要ない。スタートから入れて出すという試合の集中モード。そうしたスタートの意識の違いが、いつでもトップギアに入れる状態を作り出すのだろう。もちろん、だからといってすぐにこうしたことができるわけではないだろうが、練習の時でも、このことを意識してプレーするようにしてみよう。やっぱり上手い人の話は、ちょっとビックリすることの連続で面白いなぁ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

新宿サムタイムへ

昨晩は、ビリヤードサークル「フォーレスト」の代表でもあるshuさんと、新宿サムタイムで相撞きをした。実は以前、クラウド西川口店で行われた合同練習会で会ってはいるのだが、そのときはほとんど話す機会はなかった。それが、mixiでつながり、昨晩の相撞きに至ったというわけだ。

まず、新宿のサムタイムで撞くのは4年ぶりくらいになるので懐かしかった。40台近くあるテーブルは、本当に圧倒されるくらいすごい。雰囲気もオシャレだし、天井も高くて広々としている。気になるテーブルコンディションだが、クッションからの手球の出方が、ちょっといつもと違う印象。はじめのうちは、かなりポジショニングに苦労した。特に、ヒネリの乗った球が、思ったよりもクッションから伸びない。球なりのときはそれほど違いは感じないのだが、捻った球は微妙にイメージと違った。でもラシャの早さも普通だし、ポケットの広さも普通くらいで撞きやすかった。

さて、shuさんは「どんどん話してください」なんて気を遣ってくれた。このように始めて相撞きする人なのだから、できればいろんなことを話しながらプレーしたい。そんなわけで、お言葉に甘えておしゃべりモード。でもそれがshuさんのプレーを少し狂わせてしまったのか、微妙にリズムが合っていない様子。後半、shuさんはじっくりと丁寧に球を見て撞くようになり、すごくいい感じになってきた。今回は交流の意味も含めてプレーしたけど、今度は、真面目な対戦モードでプレーしたいなぁと感じたわけだ。本当に、気を遣っていただいて、申し訳ない。そんなわけで、結構ゆるりと撞いていたのだが、それでももちろん真剣に球を狙わなければ入らないので、しっかりとプレーはした。でも、ちょっと最悪なプレーがあった(下図)。フリーボールで4番に厚めに出したかった。で、3番から引きでポジションしようと思ったら、引ききれずに中途半端な位置に。しかも次は7番の球ごしのショットとなり、4番をトばしてしまったのだ。この日、引きのイメージは悪かった。引き過ぎることが多かった。きっとそれが影響していたのだろうが、フリーボールからこのプレーはいただけない。上のサイドポケットを狙って「押し」だったなぁ。また引くならもっと強く、手前にクッションさせるつもりで撞く必要があった。こういう軽率なプレーは、いくら対戦モードではないとはいえやってはいけないと思うのだ。

051105

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005/11/04

崩れ続けてはダメ

昨日は祝日、というわけでクラウドのフリータイムに出かける。で、この日は全然球が入らず。いや、実際は入っているんだけど、時々まったく明後日の方向にトばすことがある。そして、球の入りよりも手球の動きがイメージとまったく異なってしまっていた。新フォームにしてから、どちらかといえばいい感じで撞けていたのだが、慣れてきたここにきてなんだか嫌な感じ。イメージがまったくつかめない。手足がバラバラになっていく感じで、フォームも何が正しいのかわからなくなってきている状況。特に四苦八苦したのは、強めの押しヒネリで走らせる球(下図)。見越しも合わないし、球の動きは撞くたびに違う。きっと撞点もヒネリの乗りも、その時々で違ってしまっているのだろう。これでは手球の動きをイメージすることはできないし、的球をポケットすることも難しい。撞けども撞けども入らない。弾かないように、キューを長く出してゆっくりと握り込むように心がけて入るのだが、どこで握り込むのかとか、どのくらいキューを出すといった、いつもは考えないようなことが気になってしまってどうにもこうにもダメだ。フォームを変えたら急に球が入らなくなるというのはよくあること。この辺で、いったん振り返ってきちんとフォームを確立しているのか確認してから進むといいのだろう。とりあえずは進歩している途中の「谷」だと思って、あまり考えないようにしよう。

051104

まぁ、このようにいつも調子がいいわけではないので、球をトばしてしまう日も多々ある。そういう日はしょうがないのだけれど、そこでのプレーが問題だと思うのだ。この日は、なんだか浮き足立っているような感じがあって、球をきちんと狙っていないような、早撞きになってしまっているような気がしていた。撞いたあと、すぐに手球の動きを目で追ってしまう。それがわかっていても、そのリズムというか感覚を変えることができずに、どんどんと悪い方向に進んでしまう。球をトばすから入れようとして、手球の動きは悪くなるし、難しい入れが続いて余計に入らなくなるし・・・。僕は、ビリヤードがうまい人というのは、この調子をうまくコントロールできる人だと思っている。悪いものをよくするのではなくて、悪くてもそれなりのプレーをするということ。そう、いつ見てもうまいと感じる人が、本当の上級者だと思っているのだ。例えば、僕も調子がよければ1時間に1回くらいはマスワリが出るだろうし、簡単な球ならほとんどトばさない。でも、その状態は自分の本当の実力ではないのだ。だからこそ、昨日の崩れ続ける自分を見ると、まだまだだなぁと思ってしまう。こういう崩れる日はかなり減ってきたのだが、それでももし崩れてしまったときにどうするか、ということも考えておかなくてはいけない。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2005年10月 | トップページ | 2005年12月 »