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2005/11/29

夢のような空間

月曜日(28日)の夜、会社帰りにクラウド西川口店へ。実は、mixiで知り合ったワッツさんと、この日、相撞きする約束を取っていたのだ。少しビリキチな人は知っていると思うのだが、次の日の29日は、このクラウド西川口でMezz Crowd 9 Cupが開かれる。そのため、もしかしたら何人かプロの人たちがいるかもしれない、という淡い期待を持って店内に足を踏み入れた。が、その期待は大きく裏切られた。しかもうれしいほうに。店内は、「僕が撞いてもいいの?」という状態。そこはまるで世界選手権の会場とまで思えるほど。とりあえず先に来店していたワッツさんと挨拶を交わし、一緒に相撞きすることに。でも・・・まともな球撞けない。柱を挟んだ向かいのテーブルでは、大好きなプレーヤー、韓国のジョンヨンファが藤原Pとセットマッチをしている。そしてその隣のテーブルでは、シャーウェーカイがマスワリを連発している。そしてその隣のテーブルは、16歳の世界チャンピオン、ウーチャーチンと竹中Pのまさにドリームマッチ。これらのテーブルの周りにも、プロの面々が・・・。もちろん、こうした選手たちが僕のことなど気にするわけはないのに、なぜか変な緊張が体を覆ってしまい、しょっぱい球を撞くこともしばしば。せっかくワッツさんとの相撞きだったのに、気持ち的に落ち着くことがなかったなぁ・・・。ワッツさんのほうも、やっぱりいろいろと緊張していたみたいだ。今度また改めて、ゆっくりとじっくりと相撞きしたいと思っている。そうそう、勇気を出してジョンに話しかけてしまった。「ファンなんです」と言ったら(片言の英語で)、「エフレンの次だろ?」という返し。「いえいえ、あなたがナンバーワンですよ」と言って握手をしてもらう。きっとビリヤードのレベル2ランクはアップした(予想)。

さて、世界のスーパープレーを間近に見ながら相撞きを続けていたわけだが、反対の向かいのテーブルで高橋Pと山本Pの対決。その隣では利川Pと鳴海Pの対決・・・なんてものがスタートしたらもう相撞きどころではない。目の前で繰り広げられる素晴らしいプレーの数々を目に焼き付けようと、イスに座って見入ってしまった。プロのプレーというのは、試合のテレビやビデオ、そして会場で目にすることができるが、それらとはまったく違う。和気あいあいと楽しそうに撞いている。でも、不思議なことに、まったくミスがない。そして実際に見ると、その優しいストロークやタッチにホレボレしてしまう。特に感動したのは高橋P。これまでは山本Pや利川Pと比べると、力強い印象があった。ところが、見ていると一番優しくて美しいストロークだと感じたのだ。いや、惚れました。的球に向かってスタンスを広げて、ブリッジを組んで体をスッと沈める。ただそれだけのフォームまでの過程が、ビックリするくらい美しい。これまで1球撞くのを見て、「すげぇ」と実力差を感じたことはあるが、構えただけでそう感じたのは初めて。衝撃だった。まだ撞いていないのに、構えただけで的球がポケットされていた。そして、ストロークが多彩だというのにも驚かされた。球に合わせて、さまざまなストロークが繰り出されるのだ。そのすべては、強く弾くような球でもブレることなくスッとキューが出る。印象としては、コンパクトにフォロースルーを重視したストロークだろうか。とにかく美しかった。きっと口をポカンと空けて見ていたと思う。このブログをスタートした当時くらいに記載したと思うのだが、実はビリヤードをはじめた頃から「打倒高橋邦彦」をスローガンに、心のライバルとして頑張ってきた。でも、構えを見ただけでそれはまだまだ無理なことだと悟らされた。とはいえ、ものすごくいいものを見せてもらった。隣で楽しそうに撞く、プロのプレーをただ見ていただけ。たったそれだけなのに、ここには書ききれないほどの、たくさんの勉強をさせてもらったような気がする。とりあえずお腹いっぱいで帰宅した僕だが、もちろんMezz Crowd 9 Cupも観戦に行くことに決めていた。

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コメント

う~ん,私までおなか一杯。

すごいですねえ。
やっぱり間近で見ると違うんですね。

それにしても,高橋プロが心のライバルだとは。
でも,わかります,その気持ち。

投稿: kenken | 2005/11/29 20:05

間近で見るというよりも、狙ってから構えてという一連の動作をしっかりと見られるというところが違うように思います。とにかくリズムが素晴らしかったです。

高橋プロは心のライバルですよ。まぁ、本人にいってもまったく相手にされないと思いますが・・・それくらいの気持ちでやらないと、ビリヤードは上達しませんからね。と、正当化してみます。

投稿: アライ | 2005/11/29 20:37

やっぱすげぇな〜
目の前で見れるのは、かなり羨ましいですね。
「優しくて美しいストローク」
伝わってきます。それを目指したいですね。

投稿: Jun×2 | 2005/11/30 11:39

本当に、ストロークが体の一部なんですよ。きっと10年以上、体が最も行っている動作はストロークだと思われます。だからでしょうか、まるでハシを使うように、階段を上るように、なんか当たり前の動きで球を入れているのです。

きっとクラウド西川口は初来店だと思うのですが、そこで見える景色は何年も前からそこで球を撞いているような錯覚さえ覚えるくらい自然なんです。

投稿: アライ | 2005/11/30 14:03

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