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2005/12/06

素振りの意味

球を前に構えて、そして実際に手球を撞く前に素振りをする。これは当たり前の動作。でも、この素振りの本当の重要性について忘れていたように思う。そもそも素振りは、実際のストロークできちんと手球を撞けるように確認するというのが最大の目的だろう。僕はこれまで、素振りをしているとき、リズムを取りながら、手球の撞点や、きちんんとストロークができているか、グリップ位置は正しいかという部分を確認していた。ところが、最も確認しなくてはいけないことを見落としていた。きっとそれが突然ストロークが乱れる原因だったように思うのだ。その見落としていた点というのは、「キューが真っ直ぐに出ているか」ということ。もう少し具体的に詳しくいうと、手球を狙うべき場所に運べるような軌道でキューが動いているか、ということになる。実は「軌道」というのが重要で、キューの動きそのものをラインで確認することはなかったのだ。だから、極端に言えば、素振りをしていても手球にキューがぶつかった先からしかその素振りは影響していなかった。「軌道」という部分に注意して、素振りをするようになってから、スパンとキューが出るようになった。

調子が悪いときなど、キューを出そう出そうとするが、それはどうしても手球とキューがぶつかってから先を意識してしまう。それは悪くはないのだが、素振りの際にキューの軌道を考えてやることでもキューが出る。手球を置きにいくイメージから、突き抜くイメージに変わるという感じだろうか? 軌道を確認するようになってから、スパンスパンと、いい感じで球が撞けるようになった。ただ、バックストロークが長くなってしまうことがある。これは、特に注意するべき部分で、素振り中は柔らかくバックストロークを長くしていても、実際に撞くときはコンパクトにスッとヒジを畳むようにする。もちろん当たり前だが、これまで同様、リズムとか撞点の確認は怠ってはいけない。ビリヤードをはじめた頃は、きっとキューの軌道ということを意識しながら素振りをしていただろう。でも、プレーしているうち、練習しているうちにそれは忘れ去られて行く。こうした注意点が無意識の中に組み込まれることで、ストロークができていくわけで、忘れ去られて行くことそのものは悪くない。それを実際に行っていない、無意識の中に入っていないということがダメなのだ。きっと「軌道」を意識した素振りをマスターしたら、また何かを忘れるかもしれない。でもそうしたらまたマスターしていけばいい。きっとそのうち忘れ物もなくなるだろう。まだまだ長い道のりを感じるが、とりあえずは「軌道」というものを2度と忘れないように、しっかりと体に覚えさせて行こう。

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