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2006/01/16

冷静な状況判断が必要

とにかく、長い1日だった。それは、昨日クラウドで行われたB級戦。いつもと同じ、B級戦なのだが、なぜだかものすごく長く感じたし、ものすごく疲れた。で、結果は3位タイだった。優勝者であるYさんに、1-4で敗れてしまったのだ。全体的に見て、試合にムラがありすぎる。いい調子で撞いている試合と、あまりリズムに乗れない試合の差が激しい。勝った試合でも、リズムに乗れずになんとか残ったものがいくつかあった。この差を埋めることができれば、もう少しムラのないゲームができると思うのだけれど・・・。そして何よりも、相手がセット数でリードするなど、精神的に不利になるととたんに球が雑になる。落ち着きを失うのだ。気合いが空回りしてしまって、「入れ」しか見えなくなったり、パッと思いついたことだけで球を撞いてしまうことがある。

Yさんとの準決勝では、0-2からひとつ返して1-2になり、ここからというところでブレイクスクラッチしてしまった。しかもそのブレイクは、その日最も当たったと思ったブレイクだった。さらに、テーブルを見ると、9番は穴前で、その手前にきっちりと取り出しである2番がいた。そう、コンビでお終いだ。セットカウントが1-3となり、ここで冷静な判断力を失ってしまったのだ。できるだけ余裕を持って、じっくりと、そしてゆったりとプレーすることを心がけているのだが、その気持ちが完全になくなってしまった。早撞きだし、全然考えてないし・・・。悔やまれるのが、結局最終のセットとなった最後の5球。5番から6番の出しで、引きを使ってしまったのだ(下図)。手球がやや土手に近かったこともあり、引きの回転が足りずに思ったよりも右に流れてしまった。しかも手球はクッションからスルスルと伸びて、6番をまったく狙えない位置に。ここは押しで回すことを選ぶべきだった。引きよりも押しのポジショニングを重視するという、基本を忘れてしまっていたのだ。そして最大の問題はこの次。このとてつもなく難しい6番を、左上のコーナー(図で)に入れにいって、トばした挙げ句に手球をスクラッチさせてしまったのだ。どう考えても、ここはセーフティーで守る場面だ。トーナメントの成績は、6勝2敗となかなかよく、そしてゲーム内容も全体的にはよかった。ただ、まだまだ勝ち続けるという意味では足りないものが多い。ひとつのゲームが強くても、全体として、言い換えればいつでもそこそこ強くなければ、結局は敗れてしまうのだ。いやぁ、トーナメントって難しい。

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さて、実はこのトーナメント、優勝者が高橋Pと6セットマッチができるというオマケが付いていた。僕はそれが目標だった。だから、かなり残念。久々に間近で見る高橋Pのストローク。やっぱり美しい。ひとつひとつの入れが確実で、そして手球のコントロールも丁寧。きち、きちっと取り切っていく。そんなゲームの中では、ものすごい球も飛び出すわけで、最も感動したのが遠目の6番から手球を手前に戻しくるショット(下図)。撞点はおそらく左下であろう。6番をポケットし、手球はスルスルと手前に戻ってくる。これを入れるだけでもすごいのに、手球をコントロールする。いや、それ自体はそれほどすごいことではない。そのショットの質がすごいのだ。いわゆるハードなショットではない。こういう配置で手球を戻す場合、僕などはやや強めにショットしてしまう。感じとしては、ロングドローを撞くようなイメージだ。ところが高橋Pが放ったショットは、どちらかといえば殺し球に近い。引きの回転で手球を殺し気味にして、あとはヒネリの回転でクッションから手前に戻すのだ。だから、手球の動きがすごくゆっくり、ダラダラと進んでいた。その手球の動きが衝撃だった。あんな優しいストロークでも、ロングの球から手球を戻せるのだ、ということが意外だった。やっぱり勉強になるし素晴らしい。いつか僕も、憧れの高橋Pと対戦してみたいと、改めて思った次第だ。

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