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2006/03/20

第19回ジャパンオープン

3年目だから毎年恒例といえるかな? 今年も浜松町のニューピアホールへ、ジャパンオープンを観戦しに行ってきた。もちろん、最初のゲームから観るために、朝10時には会場入り。今年も、今泉P(3C)が受付をしていたりして、ちょっとうれしかった。さっそく、トーナメント表を見に行く。今年は、男子は結構日本人プロが残っている。そして女子は、美しどころが多くていい。影ながらいつも応援している浜西Pも残っている。一昨年、去年と、この特設ステージでの初戦で敗れてしまっているのだが、今年こそは浜西Pのプレーをじっくりと観てみたい。さて、そんな感じで始まったジャパンオープン。いきなり初戦から、目の前で川端Pの素晴らしいプレーを観ることができた(写真)。いやぁ、今年は調子が良さそうだ。優勝候補だな。なんて思っていたら、奥村Pはブスタマンテを撃破しているし、日本人プロの勢いがある。女子は、梶谷PとソネキョンPが初戦から対戦。ソネキョンPに流れがあったように思うのだが、梶谷Pの底力が上回った感じかな。とにかく、今回もひとつひとつの試合が見応えのあるものだった。自分自身もビリヤードに対して、実力も能力も、そして技術も上がっているわけで、毎年視点がいろいろと変わるというか、覚えるものが多くて面白い。結局、今年も日本人Pは優勝できなかったのだが、それでも日本のレベルって上がっている、と思う試合がいくつもあった。

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今年のジャパンオープンでうれしかった、そして悔しかったのは、浜西Pの準優勝。惜しい! とにかく、素晴らしいプレーだった。この人、ますますうまくなってるぞ、と感動。まぁ、浜西Pだけではなくて、今年ものすごく感じたのは、女子のレベルの高さ。日本の女子Pは、これからもどんどん上達するのかもしれない。ひと昔前までは、やっぱり男子Pと女子Pのレベルにはものすごい開きがあって、男子と同等というか、近いレベルのプロは梶谷Pくらいだと感じていた。でも、今年見て、そのレベルに近い女子Pは多くなったと思ったわけだ。きっとそれを引っ張っているのが、梶谷Pだし浜西Pだったりするのだろう。で、準決勝で対決したこの2人。今年のジャパンオープンのベストバウトは、間違いなくこのゲームだと思う。

シーソーゲームで6−6(8先)。浜西Pが簡単な8番を凡ミスして6−7と梶谷Pがリーチ。ものすごく均衡していて、どちらが勝ってもおかしくない試合展開。そんな中、一気に梶谷Pに流れがいった。いやぁ、ここでもうダメだと思った。ところが、梶谷Pのブレイクがノーイン。浜西Pはそこから取り切ってヒルヒルに。そして最後のセットが名勝負だった。梶谷Pのセーフティーは、手球から的球(2番)は見えているものの、単ー単のセオリー通りのセーフティー。かなり時間をかけて考えた浜西Pは、これをカットで沈めたのだ(下図)。穴前に5番があるため、2番をポケットできる確率はやや高くなっただろう。でも、あの状況で、あの流れで、そして準決勝のヒルヒルという場面で、狙うすごさ、入れるすごさ、そして、手球はほかの球に当たったが、きちんと次の3番に出る強さ・・・。すべてがものすごかった。2番の軌道はゆっくりでスローモーションで、会場中が見つめていた。その記憶が強いので、その後の手球の動きとか、当たった球とか、特に3番の動きがイマイチ記憶にないのだが、でも、だいたい下のような配置だったと思う。その後、この配置を取り切り、浜西Pが勝利した。そう、その後、きちんと取り切るところがトッププロなわけだ。浜西P、容姿も美しければ球も美しい。そして、あれは新しいキューかな、ランブロスも美しい。あ、プーマのジャージも美しい。というわけで、僕としては、ものすごく楽しめたジャパンオープンだった。

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コメント

リンク。

ありがとうございます。

こちらもさせていただきます。

浜西プロ。

私も好きです。

投稿: とらネコ | 2006/03/21 09:18

おお、浜西プロ、好きですか。
関西というのが・・・残念・・・。

投稿: アライ | 2006/03/21 19:28

アライさんの記憶力 すごいですね。

球の配置を 覚えるテストを Mプロにされて 私は3つしか覚えられなかった。。。しかも1、2、3番。

試合の見方も 勉強になります。

投稿: みふぃ | 2006/04/09 16:32

この浜西Pの配置については、イマイチ記憶が定かではないのですが・・・。自分がプレーしている配置については、結構覚えることができます。もちろん、1日もすれば忘れてしまいますが・・・。

手球の動きだけを覚えれば、勝手に的球の位置はわかりますよ。

投稿: アライ | 2006/04/10 18:33

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