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2006年4月

2006/04/30

構えてそのまま出す

土曜日は、クラウドのフリータイムでN田君と撞いた。久々にしては、まぁまぁの球が撞けていたように思う。が、ほとんど勝てなかった。N田君はどんどんうまくなる。すごく安定していて、簡単な配置をミスすることが少ない。きっと、もっともっと強くなるだろうなぁ・・・。僕がN田君を見て、いつも感心してしまうのは、無駄な動きのないフォームだ。それは撞く瞬間とかそういうところではなくて、N田君は構えてからそのままスッとキューを出す。構えたあと、素振り中に体が動いてしまったり、キューをこねてしまう人は多い。そういうところがないのだ。構えた状態でキューを出している。最近特に思うのは、球が入る/入らないは、構えた瞬間に決まっているということ。的球を狙って構えれば、あとは真っ直ぐにキューを出すだけで、ほとんどの場合はポケットできると思うのだ。だから、構えてからは、体を動かさずにそのままキューを出したほうがいい。きっとN田君の安定度は、ここから生まれるものなのだろう。

実はそんなN田君に、「穴前システム」を教えてしまった。これは、例えば長クッション際の手球で穴前の的球を狙った場合、2分の1の厚みを狙えば、手球は反対の長クッションのサイドポケット付近に向かうというやつだ。言葉にすると難しいのだが、2分の1の厚みで的球を狙えば、手球の現在の位置から進むコースを予測しやすくなる。そしてこのシステム、かなり正確に手球が転がる。ゲーム中に、6番が穴前に残っていて、僕はそこから7番にこの穴前システムを利用してポジショニングした(下図)。この配置の場合、7番のウラを回して手球を動かすのは、7番を避けるために厚みや引きのコントロールが微妙になるし、何よりも点出しになるので力加減が難しい。センター付近に向かうように手球のコースをコントロールできれば、それが最も確実だと判断したのだ。というわけで、そのまま6番の右側2分の1の厚みを狙う。真っ直ぐに撞けば、センター付近に向かって手球は進んでいく。穴前しすてむは、8分の1などというように厚みをズラしたり、微妙にヒネリを加えたりして、進むコースをさまざまにアレンジできる。僕はまだまだ微妙なコントロールとなるとミスが出るが、上級の人は、こうした穴前の球からのポジショニングがうまい。なぜあんなに簡単に、穴前の球から出せるのだろう? と不思議に思うことがある。もちろん、穴前の球を練習しているんだろうなぁ・・・。

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そうそう、クラウドのラシャが新しくなっていて、ものすごく手球が走る。引ける引ける。そんなわけで、無理矢理引こうとしてミスしたり、引きすぎてしまってポジションできなかったり・・・。わかっているのだから、きちんと調節しなくてはいけない。特にハイボール付近になると、力が入ったりキューが出なかったりして、ものすごくポジショニングが狂ってしまうことがある。新ラシャは面白いけれど、微妙なコントロールが難しくなる。ハイボールでも、ミスを恐れずにビシッと撞かなくてはいけないのだ。まだまだ弱いなぁ。

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2006/04/25

厚めの「への字」

どうも薄めにトばしてしまう配置がある。それが、厚めの「への字」だ(下図)。元々、錯覚しがちということもあるが、ポケットが目に入ってしまうためにそれを追ってしまうというのが一番の理由だろう。ところが、ポケットを意識しないで的球に集中しても、入れようと手球を置きにいってしまうと今度は厚めにトばしてしまう。なかなか難しい配置だ。特に、押しや引きを絡めて手前の短クッション際まで戻そうとすると、力んでしまって余計にトばす。キューを長く出すように、キレというかスピードで手球を走らせるようにするといい。この配置をキレイに入れて、そしてそのまま手球が戻ってくるような撞き方が、なんだか理想だったりする。というわけで、最近はこの配置を練習することが多い。力まずスムーズなタッチで、ぶれないようにキューを出す。意識して、これからも頑張ってみよう。

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2006/04/24

クッションに入れたほうがいいのかも

真っ直ぐキューが出るようになり、球もなんとか入るようになってきた。が、どうにもトばしてしまう球がある。厚めのへの字だ。わかっていても薄くトばす。ポケットが見えるために、そちらに意識が向いてしまうようだ。また、キューを長く出すようにして、ブレを少なくしないときちっとポケットできない。この球、穴前でガコガコすることが多いので、スコンとキレイにポケットできるよう、これからも練習していく必要がある。

さて、「Mezz Crowd9 Cup」のDVDを観ていて、ちょっと不思議なところがあった。ガレゴが短クッション際の球を入れてポジションする際、クロス取りのコースになってしまうのに、長クッションに手球を入れたのだ。手球をラインで向かわせるには、短クッションからそのまま真横に走らせたほうがいい(下図:黒線)。なぜ、わざわざ長クッションに入れたのか、自分で同じ配置を撞いてみた。すると、力加減がやりやすいということがわかった。クッションを意識するので、長クッションに入れるポイントやそこからどのくらい手球を走らせるかなど、細かい調節がやりやすいのだ(下図:青線)。以前、林Pに言われたことにも近いのだが、短クッションから直接横に走らせた場合、テーブルコンディションなどにも影響されるし、厚みの微妙な違いで、走りすぎたり弱かったりしてしまう。ライン上を走らせるために力加減の融通は利くが、コントロールしやすさという面では、長クッションを経由したほうがいいのかもしれない。ポジションの方法は、いろいろとある。これからも、ひとつの出し方だけではなく、気がついた取り方を試していこうと思う。

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2006/04/18

キューを出すだけ

やっとトンネルを抜けたような気がする。球が入る。というよりも、真っ直ぐにキューが出る。センターショットもほとんど入るようになってきた。とにかく、真っ直ぐにキューを出すことだけを考えるようにしている。するとキューが真っ直ぐに出る。当たり前のことを書いているように思うだろうが、実はこれが最も難しい。入れようとして変な調節をしてしまったり、狙いを合わせてしまったり・・・。何も考えずにキューを真っ直ぐに出すというのは、すごく怖いことなのだ。だって狙っていないから・・・。そう、的球へ厚みを合わせたら、あとはキューを真っ直ぐに出すだけ。それでポケットできるのだけれど、狙ってないから怖い。厳密にいえば、狙ったところに構えているから、すでに狙っているということかな。だから、何も考えずにその状態でキューを真っ直ぐに出せばポケットできる。実は、ヒネリを入れていても、少しのヒネリなら見越しがほとんどないので真っ直ぐにキューを出すだけで手球も真っ直ぐに進む。だから、あまり考えずにポケットできる。そして、弱いショットもやりやすくなった。こちらも同様に真っ直ぐに、そしてゆっくりとキューを出すだけ。タッチで調節しない。これまで、微妙に力を弱めたり、例えば弱い引き球のとき、キューの突っ込みを押さえてみたり・・・。するとミスキューなどにつながる。最初からゆっくりとキューを引きの撞点に当ててやれば、弱い引きになる。なんだか開眼した。けれど、このストロークを常に実行するためには、まだまだ練習が必要だ。頑張ろう。

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2006/04/16

タッチで調節しない

土曜日は、年2回開催されるハチミギの最強位決定戦だった。ハチミギのメンバーだけで行われるシングルのトーナメントだ。最近、真っ直ぐ撞くだけのセンターショットでもミスすることが多いし、心配だったのだが、なぜだか運も味方してくれて準優勝。なかなか頑張った。とにかく、キューを真っ直ぐに出すことだけを考えた。もちろん、フリなど細かい部分に対しても意識するが、それよりもキューを真っ直ぐに出してとにかく入れるということを意識したのがよかったのかもしれない。

決勝の相手はユーリさん。とりあえず、トーナメントのブロックを見てから、決勝は勝てそうもないと思っていたので、しっかり撞いていいところは見せようと考えていた。結果は1-5で相手にならなかったけれど、この日、一番いい球が撞けていたと思う。しかもこの決勝は、ビデオカメラで撮影される。後日、DVDをいただけるようなので、自分の撞いている姿なんかをしっかりとチェックしよう。まぁきっと、僕が出てくるシーンはほんの少しだと思うのだが・・・。いい球が撞けたとはいっても、やっぱり反省すべき点はたくさんある。そしてこの決勝は、すごく得るものが多い決勝だった。特に注目は最後のセット。この前のセットでフリーボールから取り切りを決めて、このセットもいい感じで取り切りを進めていた。が、7番から8番への出しで痛恨のミス(下図)。力が入ってしまい、手球が転がり過ぎてしまった。できれば、あと球ひとつぶんくらい余分に転がってくれれば、全然難しくなかったんだけれど・・・8番に対してド真っ直ぐ。しかも手球は9番の球越しという最悪な状況になった。で、この8番はなんとか入れられた。そして次の9番、サイドポケットに入れにいってトばしてしまったのだ。サイドは、入れがあるといえばあったが、かなり厳しい角度。やっぱりフリは厳しくなるけれど、コーナーに入れにいくべきだったかも。ゲーム後、やはりハチミギメンバーからなんでサイドなのかと言われた。サイドもある、という感覚が僕の中であった。たぶんその状態でコーナーを狙っても、入れられなかっただろう。だからサイドを狙ったのだが、結局ダメだった。どちらを狙っても、トばしてしまっていた可能性が高かったということだ。

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さて、試合後にユーリさんから助言を受けた。
●タッチで調節しない
●アガリ過ぎない
という2点。
「タッチで調節しない」というのは、撞く瞬間に力加減や動転を微妙に変化させないということ。要は、小手先で入れにいかないということだ。そうすることによって、変にコジリが生まれて真っ直ぐにキューが出ない。こういうちょっとした微妙な加減をうまく使えるようになるというのも、ビリヤードの技術アップなのだと思っていたのだが、それはちょっと勘違いだったのかもしれない。余計なことをせずに、真っ直ぐにキューを出せということだ。具体的には、僕は弱く撞くときなど、テイクバックやキューの振り出しはスッと普段の力加減で出してしまう。そして、撞く瞬間にスーッと弱めて調節するのだ。また、そのまま厚みに向かってキューを出せばいいのに、撞く瞬間になんか違うと合わせにいって微妙なヒネリを加えてしまうことがある。両者ともにダメに決まっている。最後のセットの9番がそうやって撞いてミスした球。ゆっくり撞くときは、振り出すときからゆっくりとキューを進めて、そのまま前に出せばいいのだ。実際にやってみると、すごく弱い球が撞きやすくなった。当たり前のことなのだけれど、まったくできていなかった。もう1点の「アガリ過ぎない」というのは、緊張とかではなくて、テンションを上げないということ。例えば1球ミスしたあとなど、僕はテンションが上がるというか冷静さを欠いてしまうことがある。それがいい判断を生まないのだ。これも最後のセットの話なのだが、7番で出しミスをしたとき、冷静ならば9番をコーナーに入れるための心の準備ができたかもしれない。難しい8番を入れて、手球をストップできたことはユーリさんにもナイスショットと褒めてもらえた。が、その時点でもテンションは上がりっぱなしで、9番に冷静に向かうことができなかった。まぁ、この最後のセットだけではなく、全体的にそういう場面が多すぎる。もっと冷静にゲームを見ないとダメだ。今回もらった2つの助言は、技術的なものと精神的なもの。両方をアップさせるために、これからも頑張っていこう。そして、次こそは・・・。

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2006/04/12

まとめて革巻き

S兄弟から、キューの革巻きを頼まれていた。「革巻きやります」といえるほどうまいわけではなく、どうせ自分で使うものだからと、私物のキューは適当な革巻き。「そのレベルでいい」とのことなので、気楽な気持ちで引き受けた。が、実際に作業を始めると、初の人さまのキューということで、自分のキューの何倍も丁寧な仕事をしてしまった(写真)。兄、弟の2本とも。今回の革は、兄が象調のグレーで、弟がおそらくヘビ柄型押しの黒。とにかく、象調の革巻きが難しかった。以前、パワーブレイクに使用したオーストリッチと似ている。厚手でフカフカした感じがあり、それでいてあまり伸びない。ボンドがはみ出してしまうと、それを吸い込んでしまうために拭き取るのが困難。こういう革は、薄めにボンドを塗って、少しずつ張り付けていくといい。ということで、かなり慎重な作業になる。さらに、巻き終わったあとも、革が厚手なのでグリップ端に段差ができてしまう。それをローラーでなじませるのに時間がかかるのだ。この革、革だけの状態だとイマイチ感があるのだが、巻いてみるとすごくいい。握ったときに手に吸い付くのだ。象調、見た目もいいし、パワーブレイクこの革に変えようかなぁ・・・。ただ、水分を吸い込むので、おしぼりで拭くといったことはできない。一方の型押しは、すごく作業がしやすい。しかも今回は、ウロコ模様が小さいので、全体的に薄くて柔らかくて扱いやすい。一番糸巻きの質感に近い革は、この型押しのスベスベタイプかも。そして巻き終わった状態が、すごく高級感がある。布で拭くのもクリームを塗るのも簡単だし、メンテナンスも容易だ。ただ、面白みというかオリジナリティーはないかな。巻き作業をするほうとしては、この革はやりやすくっていい。

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そんなわけで、朝から2本まとめて革巻き作業。1本あたりの作業時間は1〜2時間かな。糸巻きを取ったあと、ノリをすべて拭き取るのだが、そのノリの残り方で拭き取りの作業時間が大きく変わる。また、仕上げにローラーで革を馴染ませるのだが、このローラーを当てる回数が、革の種類によって大きく異なる。まぁでも、全体的にコツさえわかってしまえばそれほど難しいものではない。自分のキューを革巻きにしたい! そして自分でやってみたい! という人は、挑戦してみるといいかも。案外、できてしまうと思う。といっても、出来映えに差は生まれると思う。プロの職人さんが巻いた革なんか見ると、ピシッとしていて感心する。この「ピシッ」が難しいんだよなぁ・・・。

最後に、ちょっとフォームの話。実は、真っ直ぐ構えられていなかった。センターショットでさえ入らない状態をヒネさんに見てもらったら、構えて狙っている時点でズレていることが発覚。しかも、合っていたとしてもキューが真っ直ぐ出ていない。キューを顔の中心から、効き目である左へややズラしたところ、狙いは修正できた。そしてキューの出は、懐が狭くなっていたことが原因のようなので、少し上体を上げることで解決。「狙おう、狙おう」という意識が上体を沈めてしまっていて、それで懐が窮屈になり、キューが出にくくなっていたようだ。だから、調子が出てくると余裕が生まれて懐も広くなりキューが出る。そう、好不調の原因は、きっとここにあったのだ。原因がわかればあとはそれを直せばいいだけ。もちろん簡単ではないが、やっとトンネルを抜けられそうな気がしてきた。とりあえずまた、センターショットを連発することにしよう。

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2006/04/11

忘れてしまえ

流れの中で、簡単な配置なのにトばすものがある。が、再度その配置を撞くと入れられる。それほど難しくはないので、入れようと思えば入るのわけだ。ところが、流れの中で出てくるとまたミスをする。なぜかといえば、出しや力加減など「入れ」以外のことを考えてしまうからだ。特にそれが流れの中だと、手球が転がっていくイメージが先行してしまい、入れがおろそかになってしまう。そこで、「入れ」だけを考えて撞くようにした。

実はそれは簡単なことというか、基本的なことで、構える前にすべての考えをまとまてしまうということ。「撞点」「力加減」などをあらかじめ決めて、あとはその通りにキューを出す。キューを出す際は、入れることだけを考える。この本当に当たり前のことが、徹底されていなかった。撞く瞬間まで、力加減を迷ったり、撞点を考えすぎてしまったり・・・。いざ撞く瞬間というのは、それまで考えたすべてのことを忘れて、キューを真っ直ぐ出す、的球が入れられる場所に手球を持って行く、ただそのことだけを考えればいいのだ。一生懸命考えたことを、パッと忘れてしまうのは難しいのだけれど、それくらいの気持ちで「入れ」に集中しなくてはいけないと思うわけだ。

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2006/04/10

入れへの不安

最近、入れることに対して不安がよぎり、トばす場面が多い。「入らないかも」と思って撞いた球は、ほとんど入ることはない。わかっているのだけれど、「入れられる」という自信が持てないのだ。何かをきっかけに、球は入れられると思うようになれば、いい感じで取り切ることができたりするのだが、そうなるまでが難しい。2時間くらい撞いて、やっとそうなったり、ずっとならなかったり・・・。不安を持ったままだと、構えてみてもまったく厚みが見えない。見えないというよりも、キューを真っ直ぐに撞いたとしても入る気がしない。だから構え直すのだけれど、それでもやっぱり入る気がしない。土曜日のクラウドは、S兄弟とN田君と撞いた。全然勝てなかった。N田君と撞いた後半、いい感じにはなってきたけれど、全体的には入れがダメだ。ポジショニングは大事だが、それを意識し過ぎてトばしていては意味がない。撞くときは入れだけを考える。そういう単純なことを、もっとしっかりと意識する必要がある。

こういう状況だから、入れられると自信を持てない球の場合は、セーフティーを使うことが多くなった。少しずつだが、セーフティーを成功させるための手球の動きや力加減などがわかってきたように思う。そして、ものすごい発見をした。「セーフティーは序盤でこそ使うもの」ということだ。序盤のほうが、球がたくさんあるので手球を隠しやすい。そしてトラブルがない配置の場合は、フリーボールをもらえば取り切ることができる。これまでは、序盤でフリーボールをもらっても、全然取り切ることなどできないために、こうした考えが生まれることもなかった。でも、いまはなんとか取り切ることができるだろう。そう、序盤で簡単な球をもらうか与えるかで、もう勝敗は付いていると思っていいのだ。だから、取り出しの球を無理して入れにいってトばして相手に簡単な配置を渡すのは最悪ということ。自分にいい配置が回ってくるまで、じっくりと守るというのも勝つための手なのだ。特に試合などでは有効だろう。これからも、少しずつセーフティーを練習して、試合の主導権を握れるようになりたい。

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2006/04/07

フリフリフリ!!!

なんだか、気をつければ気をつけるほど、できないことがある。それが「フリ」。先日、クラウドで初めてKMさんと相撞きをしてもらった。ものすごくうまい人で、以前からいつか撞いてもらおうと思っていたのだが、実際に撞いてみて実力差に驚いた。そして、かなり勉強になった。出来上がってしまった配置を前にしたときの、リズムの早さと確実性が素晴らしい。僕が目指すべきスタイルも、こういう簡単なものを確実に取り切るというもの。それが目の前で繰り広げられるわけだ。その中で特に気がついたのが、「フリ」を大事にしているということ。相撞きが終わったあと、KMさんに話を聞いてみたところ、「何度もフリを間違えて失敗したから」という答えが返ってきた。なるほど、そのとき間違えたと思うことは何度もある。プレーの中で撞く前にそれを意識してできるようになるのは、何度も何度も同じ場面を乗り切ってからだと思う。失敗したから覚えたとは、当たり前のことなのだけれど、だからこそ奥が深い言葉だなぁ。特にサイドポケットへの球のフリを気をつけているそうだ。サイドでフリを間違えてしまうと、かなり厳しくなる。逆フリが薄くなれば回してポジショニングできる場面もあるのだが、厚くなると最悪。それを気をつけているとのこと。例えばサイドの場合、邪魔な球がない場面では手球を回しやすいので、わざと逆フリにすることもある。そう、サイドのフリの善し悪しが、取り切りの正確さに直接関わってくると思うわけだ。

そんなわけで、「フリ」を重視して練習している。が、どうも細かくポジショニングさせようとしてしまって、球を置きにいってしまいキューが出ない。そのために、短くなってしまい、逆フリになってしまったり・・・。フリという部分でもそうなのだが、手球をポジショニングさせる際に「ここ」という場所を意識してしまうと、そこに持って行こうとしてスパンとキューを出すストロークができなくなる。力加減をアバウトにして、キューをスムーズに出せるよう、ラインで取るというものがあるのだが、それがわかっていてもできない。たとえ薄くなってしまったとしても、フリが合っていればイレイチで何とかカバーできる場面は多い。とにかく、キューを出して狙いよりも手球を進めたほうがまだいい。場面場面を覚えながら撞いていけば、こうした失敗を繰り返さなくなるのだろう。「何度も失敗して覚える」。そう、ビリヤードは失敗して覚えていけばいいんだな。

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2006/04/05

確実に取り切るための出し

8番を長クッション際に、9番をフット付近に置いて、8から9への出しを練習している。これまで、引きを意識しすぎていたことに気がついた。例えば、やや引きで少しだけ順に捻るという撞き方のほうが安定する。やはり撞点は、中心に近いほうが入れが安定するのだ。この辺のさじ加減は、厚みとか距離とかによって異なってくるのだが、とにかく撞き込んで、うまくポジショニングできるようになりたい。そしてこの撞点は中心付近というのは、通常のプレーのときにも役に立つ。もちろん、押しや引きだけで取り切ることができれば、それはすごくいいことなのだが、そうもいかない状況は多い。そのとき、強く引くよりも、少しだけ捻るというほうが、入れが安定して出しもうまくいくパターンはあるのだ。そうした場面で、しっかりと選択できるよう、撞点は中心付近という意識を持ってプレーしていく必要がある。

夜のクラウドで、久々に林Pと相撞きをした。なんだかキューが出なくて、最初のほうはまったく球を撞いていなかった。撞けばファールを連発。そして今回、球の取り方について指摘を受けた。ある配置の2番でフリーボールをもらった。そこで僕は、短クッションから真っ直ぐ4番へと向かうポジショニングを選んだ(下図)。が、4番へのフリは厳しくなり、頑張って入れても続く5番へのフリはもっと厳しく・・・。そして5番も入れたのだが、7番に手球がキスしてスクラッチしてしまった。気合いで入れても、これでは勝てるわけがない。もっと4番に厚めに出して、その後のポジショニングを楽にする必要があったというわけだ。

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この場合は、2番を順フリにして、8番の裏を通して4番にポジショニングしたほうがいいとのこと(下図)。なるほど、そのほうが力加減も簡単だ。基本のラインでのポジショニングにもなっている。ちょっと8番が嫌な位置にあるけれど、実際はそれほど裏を通すのは難しいことではないだろう。僕の2番の取り方では、テーブルのコンディションなどによってクッションからの出方も変わってくるとの指摘も受けた。これまで、イメージが合えば、出しのラインをまたぐようなクロス出してポジショニングすることがあった。もちろん、うまく行くこともある。でもそれでは、テーブルコンディションなど、多くの部分で影響を受ける。どんなときでも、ラインで出すということは意識しなくてはいけないのだ。

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2006/04/03

8番からの出し

土曜日は、ハチミギのG1だった。結果は・・・負けー負けで終了。まったくやる気が起きなかった。まぁ、負けた理由がやる気というのもどうかと思うのだが、とにかく勝とうという気持ちがまったくなかった。なんというか、時々このように球がどうでもよくなることがある。いや、球がというよりも、ゲームというほうがいいかもしれない。勝ち負けとか、きっと大事なことなのだろうけど、それよりもただ普通にビリヤードがしたいのだ。難しい問題だ。強くなりたいけれど、強いから何? とも思う。ビリヤードで生活しているとか、そういうレベルなら「強い」は求められるが、そうではなくて遊びでやっているのだから、強いよりもう「うまい」ほうがいい。でも、うまい=強いとも思う。よくわからなくなってきた。

さて、今回のG1の試合でもあったのだが、最近、8番から出しミスをすることが多い。特に、クッション際の8番からの出しでミスをする(下図)。シャフトが変わってから、引きの走り方がイマイチイメージできないのだ。引きすぎて9番に対して薄くなりすぎたり、引きを意識するあまりに8番をトばしてしまったり・・・。8番がクッションから浮いている場合、その浮き加減でクッションからの手球の出がまったく異なってくる。その調節もイマイチうまくいかない。実はこうした配置、手球をサイドポケットよりもヘッド側(9番から離れた場所)にポジションしても9番を狙える。それなのに、入れが難しくなるのが嫌で、9番に近づけようとして、ミスをするのだ。おそらく手球がセンター付近で止まっても、8割くらいの確率で9番を入れることはできるだろう。でも、そこで入れられるという自信が、8番を撞く段階ではないのだ。8番からの出しは無理をしない、というのは結構強い気持ちが必要だなぁ。ちょっと8から9への出しの練習を、しばらく重点的にやってみよう。

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