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2006/04/16

タッチで調節しない

土曜日は、年2回開催されるハチミギの最強位決定戦だった。ハチミギのメンバーだけで行われるシングルのトーナメントだ。最近、真っ直ぐ撞くだけのセンターショットでもミスすることが多いし、心配だったのだが、なぜだか運も味方してくれて準優勝。なかなか頑張った。とにかく、キューを真っ直ぐに出すことだけを考えた。もちろん、フリなど細かい部分に対しても意識するが、それよりもキューを真っ直ぐに出してとにかく入れるということを意識したのがよかったのかもしれない。

決勝の相手はユーリさん。とりあえず、トーナメントのブロックを見てから、決勝は勝てそうもないと思っていたので、しっかり撞いていいところは見せようと考えていた。結果は1-5で相手にならなかったけれど、この日、一番いい球が撞けていたと思う。しかもこの決勝は、ビデオカメラで撮影される。後日、DVDをいただけるようなので、自分の撞いている姿なんかをしっかりとチェックしよう。まぁきっと、僕が出てくるシーンはほんの少しだと思うのだが・・・。いい球が撞けたとはいっても、やっぱり反省すべき点はたくさんある。そしてこの決勝は、すごく得るものが多い決勝だった。特に注目は最後のセット。この前のセットでフリーボールから取り切りを決めて、このセットもいい感じで取り切りを進めていた。が、7番から8番への出しで痛恨のミス(下図)。力が入ってしまい、手球が転がり過ぎてしまった。できれば、あと球ひとつぶんくらい余分に転がってくれれば、全然難しくなかったんだけれど・・・8番に対してド真っ直ぐ。しかも手球は9番の球越しという最悪な状況になった。で、この8番はなんとか入れられた。そして次の9番、サイドポケットに入れにいってトばしてしまったのだ。サイドは、入れがあるといえばあったが、かなり厳しい角度。やっぱりフリは厳しくなるけれど、コーナーに入れにいくべきだったかも。ゲーム後、やはりハチミギメンバーからなんでサイドなのかと言われた。サイドもある、という感覚が僕の中であった。たぶんその状態でコーナーを狙っても、入れられなかっただろう。だからサイドを狙ったのだが、結局ダメだった。どちらを狙っても、トばしてしまっていた可能性が高かったということだ。

060416

さて、試合後にユーリさんから助言を受けた。
●タッチで調節しない
●アガリ過ぎない
という2点。
「タッチで調節しない」というのは、撞く瞬間に力加減や動転を微妙に変化させないということ。要は、小手先で入れにいかないということだ。そうすることによって、変にコジリが生まれて真っ直ぐにキューが出ない。こういうちょっとした微妙な加減をうまく使えるようになるというのも、ビリヤードの技術アップなのだと思っていたのだが、それはちょっと勘違いだったのかもしれない。余計なことをせずに、真っ直ぐにキューを出せということだ。具体的には、僕は弱く撞くときなど、テイクバックやキューの振り出しはスッと普段の力加減で出してしまう。そして、撞く瞬間にスーッと弱めて調節するのだ。また、そのまま厚みに向かってキューを出せばいいのに、撞く瞬間になんか違うと合わせにいって微妙なヒネリを加えてしまうことがある。両者ともにダメに決まっている。最後のセットの9番がそうやって撞いてミスした球。ゆっくり撞くときは、振り出すときからゆっくりとキューを進めて、そのまま前に出せばいいのだ。実際にやってみると、すごく弱い球が撞きやすくなった。当たり前のことなのだけれど、まったくできていなかった。もう1点の「アガリ過ぎない」というのは、緊張とかではなくて、テンションを上げないということ。例えば1球ミスしたあとなど、僕はテンションが上がるというか冷静さを欠いてしまうことがある。それがいい判断を生まないのだ。これも最後のセットの話なのだが、7番で出しミスをしたとき、冷静ならば9番をコーナーに入れるための心の準備ができたかもしれない。難しい8番を入れて、手球をストップできたことはユーリさんにもナイスショットと褒めてもらえた。が、その時点でもテンションは上がりっぱなしで、9番に冷静に向かうことができなかった。まぁ、この最後のセットだけではなく、全体的にそういう場面が多すぎる。もっと冷静にゲームを見ないとダメだ。今回もらった2つの助言は、技術的なものと精神的なもの。両方をアップさせるために、これからも頑張っていこう。そして、次こそは・・・。

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コメント

「タッチで調節しない」。

これ、最近けっこう気にしてます・・・・。

肘から下で、ポッコンっと撞くだけで、

けっこう色んなことが出来るってきずいたんです。

撞き急がず、一球を大事にってのもけっこう

重要ですよね。

投稿: とらネコ | 2006/04/17 11:35

僕もいろいろやろうと小手先で調節していたのですが、そんなことしなくても、軽く撞くだけでいろいろできるものなのですね。

ヒジから下でポッコンと撞くって、なんとなくわかりやすいです。なるほど、それだけでいいんですよね。「やりすぎない」ことにします。

投稿: アライ | 2006/04/17 21:58

その撞き方… アライ君と同じ事してますね(笑)
なるほど… とらネコさんソレ頂きます。。
後、最近気付き出してどうかな?と思ってたことが…
「テンション上げ過ぎない…」うん、冷静さを無くしてるのでは?と思ってたんですよ。
でも、多少はテンションあげてもいいかな?とおもってるんですが… どーやろ?

投稿: Jun×2 | 2006/04/18 17:46

そうそう、そこが難しいんですよ。テンション。
僕は基本的にテンションが上がらない人なので、無理に上げようとすることがあります。そうしないと集中できないし・・・。ただ、その状態だと、すぐに上がりすぎてしまうのです。適度に上げるがいいのだと思うのですが、それが最も難しいんですよね。

投稿: アライ | 2006/04/18 19:41

私の場合、下手にテンションを上げて、しかし現実が上手く行かない時などに見事に空回りし自滅してしまう事が多いような気がします。(先日のアライさんとの試合しかり!)

球が良く見えてる時は、メチャメチャ集中してるんだけどテンションが上がっている訳ではなく、かといって醒めてる訳でもなく、、、、意識して作ろうとしても出来ない不思議な心理状態になってる気がします。

そういう時に優勝出来たりしたんですがどうやったらその心理状態になれるのか・・・気が付いたらなってたので、意識してなれないのが悔しいです。

投稿: SugiKen | 2006/04/19 21:39

いいときの心理状態って、いいときで集中しているからこそ、全然覚えていないんですよね。僕もまったくわからないです。

ということで、最近は普段の心理状態でもなるべくいい球が撞けるよう、下のレベルを上げるようにしています。でもなんとなく、それで、気持ちの余裕が生まれたような気がします。

投稿: アライ | 2006/04/20 00:21

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