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2006/07/21

テンポ

最近は、忙しくてあまり更新できていないのだが、「テンポ」ということに気をつけて球を撞くようにしている。実は、mixiのスギケンさんの日記で記載されていたこと。昔、いいテンポで球が撞けるとポケットできるので、このテンポについて気をつけていたのだが、いまはちょっと忘れてしまっていた。そもそも、このテンポというのは、抽象的でわかりにくい。テンポがいいから何? やっぱり真っ直ぐ撞かないと入らないんじゃないの? と思う。ところが、それは違う。テンポを気をつけるようになって気がついたのだが、やはりテンポがいいほうが、キューも出るし球も入る。そして何よりも気持ちがいい。

テンポがいいというのはどういうことだろうか? それは、プレーが早いとかそういうことではないと思う。要は全体的にテンポがいいのだ。テンポがいい曲が、すべてアップテンポだとは限らない。一定のリズムを刻むということになるのかもしれない。構えてから球を撞くまでが、ほとんど同じようなリズムで無駄がないのだ。この「無駄がない」というのが重要。余計な動きはテンポを悪くする。例えば、ビリヤードを始めたばかりの人が、しばらくすると撞くのが早くなっていることがある。そしてそれに伴って、ものすごく上達している。これは早くしようと意識してそうなったわけではなくて、全体的に無駄がなくなり、それで早くなったのだと思うのだ。テンポがいいというのは、無駄のない動きを指す。

ところがテンポというのは難しい。テンポよく撞く、だけれどきちんと狙ったり、キューを真っ直ぐ出すというのは必要だ。球を狙ってから構えてキューを真っ直ぐに出す。その中には、これまで気をつけていた、ヒジで狙う、グリップで撞くという要素も頭に入れておかなくてはいけない。そう、無駄をなくしつつ、これまでと同じ意識を保たなくてはいけない。ものすごく難しい。ゆっくりとじっくり何かをやるというのは、それほど難しいことではない。例えば、同じ仕事でも、時間をかければだいたいできる。それを無駄なく、いかにスピーディーにこなすか、そう、こういうことがテンポがいいなのかもしれない。だから、テンポのことばかり考えていて、全然狙いが定まっていないのにキューを出す、というのは最悪だ。僕はよく、このようなプレーをして球をトばしてしまう。特にこのミスが起こらないよう、最近は気をつけている。同じテンポで撞けるようになれば、きっと同じように真っ直ぐにキューを出せる。テンポというのは、ストロークがどうとか、狙う場所がどうとか、技術的なものを超えている。だからこそ、大事なのかも。なんというか、ちょっと感じるのは、だまされたつもりで、球が入らなくなってもテンポを忘れずに撞き続けてみようと思うのだ。

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