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2007年8月

2007/08/28

DanDishaw

ブログを更新していなかった間に起こった、もうひとつ大きな出来事と言えば、とうとう「カスタムキュー」を手に入れたことだろう。ランブロス・・・と思っていたが、結局パートナーとして選んだのは「DanDishaw(ダンディショウ)」だ。もともとは、SouthWestに代表されるような、シンプルなハギのモデルが好みだった。ストレートも好きなのだが、これまで使っていたMezzのP2がストレートだったので、次はハギ! と決めていた。それもシンプルなやつ・・・。そんなわけで、いろいろと検討していたわけだが、実は「ACSS」シャフトを使ってみたいという思いもあった。だから「MUSASHI」もアリなわけで、もちろん、候補には挙がっていた。別にハイテクシャフトを使いたい! と考えていたわけではなく、カスタムキューを手に入れたらノーマルシャフトでいいかなと思っていた。でも、もしACSSがサブシャフトとして使えるのなら、それはそれで素晴らしいのでは? との考えもあったりしたのだ。回りくどい言い方をしてしまっているが、結局、MUSASHIか、ACSSの装着が可能なカスタムキューにしようかな、という結論になった。

もちろん、リペアショップなどで頼めば、どんなジョイントのACSSでも作成できるだろう。でも、そこまでしてACSSにする思いも金銭的な余裕もない。だから、もともとACSSが装着できるジョイントとして用意されている「ラジアルピン」を条件に掲げた。自分のデザイン的な好みとか、借りてみて撞いた感触とか、ウェブの情報とか、諸々の条件から判断して残った候補は「TedHarris」「Samsara」「DanDishaw」。そして、ASCC標準の「MUSASHI」だ。ここからは、ぶっちゃけデザインが選択基準になるのかな。と、いろいろ見ていたら、シンプルなものじゃなくて、素人が見てカッコいいと思うような、ちょい派手なものが欲しくなった。なんか、人間の好みって面白い。急にそれまで欲しかったものとまったく違うデザインに興味が出てきて、結局、それが欲しくなる。SamsaraとかDishawとかの、ぽいデザインが良くなってきてしまったのだ。そんなときに現れたのが、今回手に入れたDishaw(写真)。何がいいって、スピアと水色のベニアが気に入った! 水色の薄いベニアがかなり渋い。メープルにエボニーという定番の組み合わせもいい。写真には写っていないが、バットエンドのダイアの浮きハギも気に入っている。性能云々は後回しで、ホントひと目ぼれで購入した感じだ。

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なんだかどうでもいい話を前半につらつらと並べてしまったが、気になる(?)性能について。まず、タップはモーリSで落ち着いている。いままでモーリはまったく合わなくて使っていなかったのだが、なんだかこのDishawにはピッタリと来た。おそらく、これまでのMezzのハイテクに比べるとシャフトがだいぶ柔らかいので、そのあたりが影響しているのかもしれない。モーリは固くなって嫌だったのだが、シャフトが柔らかければ、逆にその固さがいい感じになるのだろう。ただ、シャフトが柔らかいということは・・・見越しが大きいということ。「とても」というわけではないが、これまでハイテクを使っていた僕としては、かなり見越しを感じた。でも、もともと見越しが嫌という人間ではないので、意外にすぐ慣れてしまったように思う。といっても、それは真っ直ぐに通常の加減でストロークするショットのとき。真っ直ぐにキューが出れば、見越しもほとんど現れない。が、それが少しでもキューを立てたり、コジリが入ったり、ハードに/ソフトに撞くと見越しが出てきてトばしまくる。ある程度調節はできるが、狙いがシビアでやっぱり厳しい。まぁ、そのぶんというか、その代償(?)として、キレはあるわけで、ひねって回すとか得意になってしまった。といっても、入れを取るか、キレを取るか・・・やっぱり難しい。まぁ、まだまだパートナーとして期間は短いし、これからもっとわかってくるだろう。とりあえずは紹介ということで、また、その性能などについて言及する機会を設けようと思う。

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2007/08/27

A級

ブログを更新していなかった、この318日の間、最も大きな出来事(もちろん球撞きネタ限定で)といえば、「A級昇格」だろう。クラウドのB級戦で優勝して、晴れてA級の仲間入りを果たした。といっても、それほど大きく何かが変わるわけではなく。相撞きするときに「A級です」と胸を張って言えるようになったくらい。相変わらずそんなにうまくない球を撞いている。

もちろん、ビリヤードを始めた頃から、A級になるというのは最大の目標だった。だから、試合で優勝したときは、本当にうれしかった。もう半年くらい前のことなので、試合での配置などは覚えていないが、5先の試合でヒルヒルになることが一度もなかった。意外に余裕を持って優勝できた。もともとメンタル面で弱さのある人間なので、このくらいでないときっと優勝できなかったのだろう。やっぱり今後の課題は「追い込まれてからの強さ」になるのかな?

当たり前だが、A級になったからってビリヤードがうまくなるわけではない。だから、プレー自体は昔とほとんど変わっていない。実際は、練習時間が減ってしまったぶん、去年よりもヘタになっているのでは? とさえ思ってしまう。でも、プレーに対する考え方は変わってきたように思う。そして自ずとプレー自体も少しずつ変わって来ている。どんなに上級のプレーヤーでも、それこそプロでも、トばすときはトばす。これは人間なのだからしょうがないことだと納得できるようになった。ただ、こうした強いプレーヤーは、トばしてはいけないところでミスしないのだ。例えば、「できた」と呼ばれる配置は確実に取りきる。難しい球は、誰が撞いても難しい。だから簡単な配置を確実に取りきるほうが効率がいい。ずっとずっとわかっていたけれど、A級になってやっと、それを実感できるようになった。だからというのもあるのだが、ちょっと配置が難しい、またはネクストが難しいという場合、セーフティーを選択する場面が多くなった。相手に厳しい球を渡し、簡単な配置で回ってきたら取りきる。断然効率がいい。といっても、いまのところは入れもセーフティーもどちらもそれほどうまいというわけではなく、全体的なプレーは微妙。だけど、このプレースタイルの変化は、自分にとっていいことだと思っている。

そうそう、B級のプレーヤーは数が多いということもあり、すごく実力に幅があるなぁと感じていた。でも、A級は、もっともっと実力に幅があると感じる。しかも、上のクラスになればなるほど、確実性はアップするわけで、実力差を運とかその日の調子で埋めることができなくなる。そう、たったわずかな実力の差でも、それはきちんとした差として現れてしまうわけだ。そんなわけで、A級になって、ここから先の道のりはもっともっと険しいとわかった。ちょっと勘弁・・・と思いつつ、少しずつ上がっていくしかないわけだ。

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2007/08/24

【再開】球撞きを愛する人々へ

最後の記事の日付を見ると、去年の10月10日。ざっと318日間が経過している。そしてこの間、多くの人から、「ブログ更新してませんね。残念です」「ブログの再開を待っています」という言葉をいただいた。素直にうれしい言葉だ。ブログは更新していなくても普通に球は撞いていた。そう、別にビリヤードが嫌いになったとか、ビリヤードをやめたとかそういうわけではない。ぶっちゃけ、仕事も忙しくなったしいろいろと大変だったし、更新が面倒だった。日本初のビリヤードブログというプレッシャーもあった・・・かな? 実はこのブログ、ブログというサービスがスタートしてすぐに開設したもので、あの真鍋かをりとか、ショコタンのブログよりもずっと先輩。「ココログオフィシャルガイド」なる本にも紹介されていたりする・・・というちょっぴり自慢話はどうでもよくて、要は、「日々の更新作業に疲れた」わけだ。情けない。

突然だが、ビリヤードの魅力ってなんだろう? もちろん、それはプレーヤーそれぞれ異なるものを挙げるだろう。例えば、「難しさ」「球を取りきる楽しさ」「イメージ通りに球を運べたときの快感」などなど、いろいろとあると思う。でも、その魅力は実際のプレーとか技術だけではないのだ。きっとそれだけを追い求めていたり、そこだけに楽しさを感じてしまっていると、ある時に冷めてしまう。直接的な原因ではないのだが、僕がブログの更新を面倒だと思ってしまったのも、そうした「冷めた」部分を感じてしまったからなのかもしれない。球に冷めるというよりも、球に対して多くの時間を割くということに冷めたのだ。そしてまた同じ言葉を繰り返すわけだが、ビリヤードの魅力ってなんだろう? 最近、特に感じるのは、「人とのつながりの心地よさ」なのでは? ということ。「球を一緒に撞く」。それだけで、まったくしゃべったことのない相手同士が、何時間でも球を通して会話ができる。これってすごいことだと思うのだ。

それなりにビリヤードを長く続けていて、実力もある程度付いてくれば、自ずと周りに知り合いのプレーヤーも増えてくる。こちらから声をかけて増やしているわけではなく、ただ球を撞いていれば、顔見知りになるプレーヤーは多いのだ。そして、その人がどういう人か、どういう仕事をしているのか、どこに住んでいるのか、といったプライベート情報をまったく知らなくても、球屋で会って挨拶を交わす。時間があれば一緒にプレーする。この、それぞれの領域にはまったく踏み込まない微妙な距離感が、「人とのつながりの心地よさ」を生み出しているのではないだろうか? もちろん、そこから仲良くなるプレーヤーもいる。だけど、そうしたプレーヤーも顔見知り程度のプレーヤーも、球を撞いたら同様に楽しいのだ。いや、それぞれに違った楽しさを見いだせるのだ。相手がうまいとかヘタとか、A級だとかビギナーだとか、金持ちだとか貧乏だとか、年上だとか年下だとか、見越しがあるとかないとか・・・まったく関係ない。必要なのは最低限のマナーだけ。それだけで十分に、誰とでも楽しめるものがビリヤードだと思うのだ。

周りを見渡せば、このビリヤードの魅力を多くの人に伝えようと、頑張って活動している人たちがいる。きっと、この人とのつながりという面での魅力に気が付いている人たちなのだろう。なんだかすごく尊敬する。ビリヤードを多くの人に広めたって、その人はプレーがうまくなるわけではない。きっと純粋に球の魅力を伝えているだけだ。そんなことを考えたとき、僕はまたブログを再開しようかなと思った。プレーヤーとして教えることはできないけれど、個人の主観ではあるが、僕が思うビリヤードの魅力を伝えることはできる。ビリヤードを始めたばかりのプレーヤーが、そこに共感してくれて、球を続けてくれるかもしれない。それがたとえわずかな人数でも、やっぱりそこには意味があるだろう。なんだか偉そうだが、これからも球撞きを楽しんでいきましょう!

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