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2007/09/04

もうひとつ先の正確さ

少し時間が経過してしまったが、土曜日はハチミギのG1だった。結果から言えば、決勝トーナメント初戦敗退の3位タイだった。相手は、ほとんどSAクラスのABさん。まぁ、相手が相手だけに、負けてよしとすることもできるが、ハンデをひとつもらっているのでやっぱりもっといい勝負をしなくてはいけない。実は、ハチミギのG1は、前回、前々回と準優勝だった。そして、今回は3位タイ。よく言えば、実力が安定してきたと取れるが、悪くいえば勝ちきれないということ。勝負どころで甘さが見える。

今回、ABさんとの対戦での勝負どころ。ABさんリーチで迎えた2−4でのラックだ(下図)。もらい球は、手球がクッション際で4番もクッション際にありちょっと嫌な配置。この4番を何とか沈めて、5番へも我慢のポジショニング。4番の入れを考えれば、十分といえる手球の位置だろう。そして、入れが難しい5番を遠目のコーナーにポケット。本当にこらえてこらえて頑張った。が、手球が6番に厚くなってしまった・・・。そして6番をやや弾き気味に撞いてしまってミス。もっと手球を走らせて、6番に薄く出す必要があった。5番の入れは難しいが、それを入れて、さらに6番にフリを付ける。その先の正確性に欠けてしまったのだ。おそらく、手球があと1個ぶん、いや半個ぶん転がっていてくれれば、無理なく入れて出すことができただろう。たったこれだけの差が、ビリヤードは大きな差となって生まれてきてしまうのだ。

070904_01

この正確さについて、象徴的なラックがあった(下図)。僕がセーフティーを決めて、ABさんに渡した場面。ほかの球の配置は省略するが、3番に当てる必要があった。ここでABさんが選択した手球のコースは、2クッションで裏から3番に当てるというもの。きっと僕も同じ選択をしただろう。が、異なるのはその先の部分なのだ。ABさんは、手球を撞く前からしっかりと確認していた。3番に当たった手球は、7番にキスして7番をポケットしたのだ。このラック、ここからABさんが取りきることはなかったのだが、それでもこの1球に正確さというものが現れていると思う。きっと僕も2クッションで3番に当てることはできる。ただ、その3番に対して、手球を左側(7番より)に当てることができるか、と言われればわからない。球の右か左に当てる、ただそれだけのことだが、手球を2クッションさせた場合は、その難易度は格段にアップする。これを普通にやったのけるのだからすごい。そしてそのプレー自体よりも、7番を入れられるという発想が大事だ。ただ当てるだけではなく、その先のことを考え、その先で最善の選択をしているわけだ。

070904_02

突然だが、99%の確率で球を入れられる人がいるとする。その人が9個の球を連続で取りきる確率は、0.99の9乗となり、約91%だ。9個中、約1個ミスをする確率。そう、ブレイクで1個落とせば、ほぼ確実に8個を取りきるのだ。一方、98%の確率で球を入れられる人がいるとする。同様に9個の球を連続で取りきる確率は約83%。9個中、約2個ミスをする確率。ブレイクで2個落とせば、ほぼ確実に取りきるが、1個の場合は、どこかでミスをする確率が高くなる。数値状での確率の話だが、ここから見てわかるように、99%と98%の人が9ボールで対戦した場合、ほぼ確実に99%の人が勝つことがわかる。実は、上級者になればなるほど、この入れの確率が上がれば上がるほど、たった1%の差が大きくなるような気がする。9個のうちのどこかでミスをするということは、9個以下の数の球数で相手に渡してしまうということ。そう、それだけ取りきってしまう確率もアップするのだ。この「1%の差」こそが、もうひとつ先の正確さだと思う。実力差があまりないように見えても、実際はそれは大きな差だということを、しっかりと意識していなくてはいけない。


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