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2008/09/20

クッション際の球には薄く出す

球を取りきるためには、「フリ」が大事だ。フリさえしっかりしていれば、入れも出しも簡単になる。といっても、このフリを付けるというのが最も難しい。入れやすくて出しやすいフリにポジショニングできれば、マスワリなどは簡単だ。もちろん、それは手球のコントロールが難しいということもあるだろう。でも、そうではなくて、イメージ通りの場所に出したのに、フリが甘いケースもある。こういうミスは、新たな技術を必要とせず、ただ経験として覚えていくだけでいいことなのでしっかりとマスターしなくてはいけない。僕が特に、よく失敗するのがクッション際の球に出す場面だ(下図)。

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的球がクッションタッチしていればいいのだが、クッションからやや離れていると、その離れ具合によっては厚めになりやすい(上図:黒線)。入れやすいフリだし、次の2番へのポジショニングもそれほど難しくない。ただ、手球をクッションから離したい場合、少し強めに撞いて走らせる必要がある。クッション際の球を強めに撞くと、トばしてしまう可能性も高くなるのだ。また、逆に、手球を走らせないように撞かなくてはいけない場面も出てくるだろう。それはそれでキューをしっかりと出すことが難しくなり、やっぱり的球をトばす可能性が高くなる。

クッション際の球は、できるだけ優しい勢いでポケットしたい、そして手球の動きにもある程度余裕を持たせたい、となると、やはりフリを薄めにするのがいい(上図:青線)。バタバタでコントロールするのだ。これなら、ポジショニングよりも入れに集中できる。そして、実はクッション際の球は、結構薄くても入れやすかったりする。もう少し入れに自信を持って、思っているよりも薄めに出したほうがうまくいくのだ。そうそう、同様のことがサイドポケットに入れる球にもいえると思う。サイドポケットの球は、イメージ通りにポジショニングできるのがいちばんいいが、それが難しい場面もある。しかも、厚めに出して逆フリになると、ものすごく難しい球になってしまう。だったら、ちょっと薄めに出せばいいのだ。そして手球を走らせる。もちろん、これも「入れ」が重要になるのだけれど、入れに集中できるという意味では同じ。「厚めに出す」「薄めに出す」というのをうまく組み合わせて、確実にしっかりと取り切っていきたいものだ。


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