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2008/09/29

入れることから出しの幅を広げていく

例えばロングドローなど、引こうと思うとトばしてしまうような配置。また、遠目の球をヒネリつつ入れるなど、入れが難しい球。こうしたものを練習するとき、まずは入れることから考えるようにしている。ロングドローを例に出せば、まず手球と的球を離して置き、入れることを練習する。ちょっと下を撞いてストップで入れられるなら、そこから少しだけ撞点を下にするとか、キューの突っ込み方を強くするといった調節をするのだ。とにかく「入れる」ことを大前提として練習する。いくらものすごい勢いで手球を引き戻せたとしても、的球がポケットできなければ意味がない。入れて、そして出すというのが大事なわけだ。

よく引き球を練習する際、手球と的球の距離を少しずつ離していくというものがあるが、それに近いと思う。自分が確実にできることから、少しずつ上を目指していくことで、安定して上達できるのだ。もちろん、ロングドローの練習なのに、まったく引けないこともある。だけど的球が入っていれば、それはそれでいいとしている。引いてトばすよりは、百倍マシだと思うのだ。この練習は、「入れる」という意識の強さを維持できる。いざ難しい球を前にしたとき、出そうと思うよりも先に、入れようと思えるようになるだ。また、特にいい点は、自分の限界を知ることができる。この距離の引きなら確実に入れて出せるけれど、これ以上だと難しい・・・。だったらセーフティーをするとか、ストップショットで入れて次につなげるとか、判断の基準になるのだ。ヒネリの強さなども、少しずつヒネリを強くしてみるというように、入れと出しの限界を見ることもできる。球を入れ続けることは大事なのだが、それには、球を入れられるという判断が必要。この配置なら、捻っても入るとか、この配置は引きでは入れにくいとか、そういう限界を超えたショットをせずに、確実に入れる意識が出来上がるのだ。ダメならセーフティーをすればいい。

セーフティーを失敗してしまって、相手にいい配置を渡してしまうこともあるだろう。でも、入れられると思って無理してトばすよりは、セーフティーを選択してミスしたほうがいいと思うようになってきた。そのときはミスしていても、それを繰り返していれば、うまく手球を隠せるようになると思うのだ。昔は、狙った球をポケットに確実に入れるなんてできなかった。でも、いまは入れられる。それと同じで、どんどん挑戦することで、上達すると思うのだ。


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