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2009年2月

2009/02/27

9ボールとシュート率

だいぶ昔の記事なのだが、「ボーラードのスコアとシュート率」について考えてみたことがある。ここからも、ビリヤードって100%に近い部分での1%のアップは、ものすごく実力差に影響するのがわかる。偏差値みたいだ。シュート率90%の人のボーラードのスコアは「154」だが、95%になると「220」に跳ね上がる。そして100%だと「300」だ。もちろん、簡単に数値で表れるほど単純ではないと思うのだが、実は、これと同じようなことが9ボールにも言えるのかもしれない。

現在、僕はだいたい10回ブレイクしたら1回はマスワリを出せる感じだと思う。仮に9ボールで1個ブレイクインしてスタートしたとすると、約75%のシュート率ということになる。75%の確率を8個連続で続けるということで、「0.75の8乗」で約1割という計算だ。この数値がいいか悪いかよくわからないが、9ボールはボーラードと比べると入れ続けることが難しいというのだけはわかる。さて、これが82%のシュート率になると、「0.82の8乗」で約2割になる。5回に1回、マスワリが出せる計算だ。5先のセットマッチをして勝利したら、マスワリが1ゲームある感じ。なかなか強い。たった7%の違いだが、たぶんその実力差はものすごく違うだろう。さらには、この確率は、相手からもらった配置でも同様だ。だから、その差は2倍に感じられる。やっぱり、本当にちょっとしたことで大きく実力差が出てしまうのだなと感じる。フリとか出しのラインとか・・・。たった数%の確率なら、もうひとつくらい撞く前に確認する要素を増やすだけで変わってくるような気がする。ちょっとが大きいんだなぁ。

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2009/02/25

狭いほうに出す

的球がポケットに近くて手球からは遠い球と、的球はポケットから遠いけれど手球からは近い球。フリにもよるが、もしフリが厚めだったら、断然後者が入れやすい。もしフリが薄かったら、それはどっちも難しい。最近は、手球と的球の距離をできるだけ詰めたいと思って撞いているが、それによってポジショニングも少し変わってきている。的球を、近いポケットではなくて、わざと遠目のポケットに狙うことも増えてきた(下図)。特にこの図のような配置の場合、最も2番を入れやすい右下のコーナー(図で)は、ただそれを入れるだけでもポケットまで距離があって嫌な感じがする。だったら左下のコーナー(図で)を狙うようにして、手球を的球に近づけたほうが入れやすいのだ。

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その前の球にもよると思うのだが、例えば図のように、1番が長クッション際にあって手球がやや薄めになってしまったとき。反対の長クッションから少し浮いた位置の2番に対して、右下のコーナーに狙うようにポジショニングするには、微妙にコントロールが難しい。うまく順引きを利かせないと、サイドポケットにスクラッチする可能性があるし、利きすぎると、手球は2番から離れてしまうし・・・。また、殺し気味にして1クッションで出すか、バタバタにして2クッションで出すかの選択も難しい。キューを出せるのは2クッションだが、先述のように2番から離れる可能性が高い。かといって殺し気味にして直接ポジショニングするのでは、それこそ力加減が難しいし、入れも難しい。

こういう球のとき、押しでやや逆を入れ、狭いほうに手球を持って行くことが多くなった。順引きよりも入れが安定するし、手球もコントロールしやすい。ポケットは遠くなるが、手球が的球に近くなるので、次の入れもそれほど難しくない。また、これが最大の理由なのだが、こっちに出した場合は、力加減に融通が利く。もし手球が走り過ぎてしまったら、2番をサイドに狙えばいいのだ。順引きで1番をとる取り方では、こういう切り替えはできない。

この配置に限らず、的球に近い位置で球を動かすと、狙えるポケットが増える場合がある。そのとき、ポケットまでの距離は遠くなるけれど、結構入れられるものだ。手球と的球が近いと、あるコーナーに対しては、手球が止まるべき範囲が狭くなってしまう。だからポジショニングとしてはミスが多くなりそうで、これまで避けることが多かったが、ミスをしても入れられるポケットが見えてくる場合もあったりして、実は活用できるのだ。極端な話、図の配置だったら、手球がかなりショートして、下の長クッション際に止まってしまったとしても、2番は左上のコーナーに狙える。特にサイドポケット付近の球は、これで助かることも多い。

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2009/02/23

出しミス多すぎ

的球と手球の距離が遠いと、入れが厳しくなるし、入れたとしても手球のコントロールが難しい。だから、ある程度薄くなってしまったとしても、的球に手球を近づけるようにポジショニングするよう心がけている。より正確に、を繰り返すことが、取り切るための最善の方法だと思う。だが、そのため慎重になりすぎてしまい、ミスすることが多くなっている。結局、ポジショニングの技術が足りないのだ、もっともっと精度を上げる必要がある。土曜日のセットマッチでのこと。残り4球でフリーボール。しかも相手にリーチをかけられており、ここを取り切って反撃しようという場面だ。4球でフリーボールなのに・・・どうもこのゲームはイメージがまったく合わなくて、大きなミスをしてしまった(下図:黒線)。6番から押しでワンクッションさせて手球を走らせたら、7番に薄くなりすぎてしまったのだ。

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手球は7番に対して広い位置(フット側)に出したかったのだが、それでは7番を入れたときに手球が9番にキスしてしまう。どうしても、手球は7番のポケットに向かって左側に出す必要があった。でも、この出し方は間違っていたかな。ワンクッションで押しだけのほうが、手球の距離をコントロールできると思ったのだが、それまでイメージが悪かったために、まるで点出しのようなポジショニングは避けるべきだったのだ。ここは、手球に順引きのヒネリを入れて、2クッションでポジショニングしたほうがよかった(上図:青線)。フリーボールの際、手球はもう少し薄い場所に置いてもいいかも。

こういう大きなポジショニングミスが最近多すぎる。特にハイボールで。これじゃぁ勝てるわけがない。AKさんと撞いたのだが、ほとんどポジショニングミスをしない。それが本当にすごい。だから、いちど手球がいいフリになったら、あとはそのまま取り切ってしまう。もちろん、よりいい場所に手球を持っていこうと思ったら、そのぶんリスクも大きくなる。だけど、それを続けていかなくては意味がない。その状態でも取り切れるようになったら、やっと大きな一歩を踏み出せる気がする。

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2009/02/20

気持ちの勝ち負け 続き

きちんと狙いが定まっていないのに、もしかしたらトばすかもしれないのに、という状態で撞いてしまってミスするパターン。そう、気持ちで負けている球。この球がやっかいなのは、気持ちで負ける瞬間を克服しないとダメだということ。トばしてしまった配置と同じものをすぐに練習すると、普通にポケットできる。それは、そこですでにきちんと狙おうという意識ができているからだ。球のフリとか関係なく、この気持ちで負ける瞬間は訪れる。それは配置とかそういう問題ではないので、入れの練習という技術的な部分でカバーできるものではないのだ。だから、同じ負けそうな瞬間を乗り越えなくては意味がない。

B級の試合で、そこそこ勝てるようになったくらいの頃、9番をトばしてしまうことが多くなった。9番だけが、すっごく難しく思えてしまっていたのだ。9ボールは、9番を入れれば勝ちだ。いくら8番まですべて入れていたとしても、9番をトばして相手に渡し、入れられてしまったら負けだ。そう考えると、9番を入れるときにはものすごいプレッシャーがかかる。そのプレッシャーに負けてしまっていたのだ。いつもどこかで、「9番をトばして相手に渡してしまうかも」という意識があった。そのため、キューが出なくなって、手球を置きにいってしまうわけだ。これを克服したのは、試合でのちょっと難しい9番の入れだった。そのとき、いつものように不安がよぎったけれど、「絶対に入る」という意識を持って集中することができた。その球を入れてから、9番のプレッシャーをあまり感じなくなったのだ。

だから、同じように、気持ちで負けている球は、そのときに克服しなくてはいけない。プレッシャーがかかる瞬間で、グッと気持ちを切り替えて、入れに集中する。そういうことを繰り返していく必要があるのだ。

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2009/02/19

奥村プロのビリヤード上達法

高橋Pの14日間ビリヤード上達法の影響か、出足が悪かった奥村Pのビリヤード上達法。ここにきて、少しずつ売れているようだ。内容的に、あまり悪いと言った意見も聞かない。かといって自分で購入に踏み切れないのは、球同様、気持ちが弱いんだなぁ・・・。

そう言えば、江部Pが表紙のCUE'S3月号を読んでいたのだが、「A級ライセンス教習所」にてビリヤードセンスのチェック項目があった。結果は・・・14点で「なかなかのセンスアリ!」。といっても、A級なんだから、これくらいの点数が出ないと困るのだけれど・・・。ちなみに満点は24点だ。メンタル系の質問が、ほとんどCだった。やっぱり心だよ。

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2009/02/18

気持ちの勝ち負け

どうしても、気持ちで負けてしまって球をトばしてしまうことがある。簡単な球の場合、ぱっと構えて、ぱっと撞いて、そのままポケットできる。そこで迷いはまったくない。頭の中のイメージも、的球がポケットされるイメージしか出てこない。ところが、それがちょっと入れが難しい球だったりすると、余計なイメージが頭に出てくる。

「トばすかも」「捻ったほうがいいかな?」「薄いかな?」・・・といったもの。そうした嫌なイメージは、頭から排除して撞かないと球が入らない。いったん構え直して、しっかりと的球を狙い、入れに対して集中する。頭に的球がポケットされるイメージが出来上がってから、手球を撞けばいい。と、頭ではわかっているが、そういう強い気持ちが持てないのだ。そのまま何となく球を撞いてしまい、案の定トばす。気持ちで負けてしまっている瞬間だ。本当に気持ちで勝てない。構えて入らないと思っている球なのに、その場からすぐに逃げ出したくて、そのまま撞いてしまう。気持ちで勝って、いつも「入る」と確信できるような球を撞かないとダメだ。その球をたとえトばしてしまったとしても、それはまったく別物だと思うのだ。

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2009/02/17

ヤフオクにSouth Westが!?

なんとなくヤフオクを覗いていたら、中古のSouth Westが出品されていた。憧れのキューのひとつ。すっごく欲しいけれど、でも・・・まだDishawでいいかな。と、そんなことを考えていたが、出品者の名前に「kitayamaakiko」とある。そう、あのAcco姐ェこと北山Pのことだ。台湾のビリヤードショップ「Cue-Master」からの物らしい。ということは、きっと商品としてはお墨付きという感じだろう。メープルベースにココボロかな? 予想でしかないけれど、打感が柔らかめのいいSouthっぽい。似たようなデザインのキューってたくさんあるけれど、やっぱりSouthは別物だな。オークション終了まで、あと1日くらいありそうなので、興味のある方は下のリンクから。

★ビリヤード★South West★USEDカスタムキュー★Cue-Master★

そうそう、北山Pは、同じDanDishawを使っているということで、ちょっと親近感があったりする。面識はないけど・・・。

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2009/02/16

ジャパンオープンのチケット発売

毎年恒例(?)の、ジャパンオープンがやってくる。今年は3連休中の3月21日(予選)、22日(決勝)とのこと。今年こそは出場しようと思っていたのだが、やはり自分の実力のなさに決断できず、しかも、結構忙しい時期でもあったりして、今年もダメかなぁ・・・なんて。来年こそは、と毎年言ってるなぁ・・・。ただ単純に記念で出たいのだが、記念とはいってももう少し撞けるようになってからじゃないと・・・と思っているのだ。

で、このジャパンオープンのチケットが本日10時から、チケットぴあにて発売になった。出場はしないけど、決勝は毎年観に行きたい。なんか、雰囲気がいい。ということでさっそくチケットをゲットしたわけだが、今年は誰を応援しよう。

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2009/02/15

取り切れない

最近、8番(9番のひとつ前の球)でトばすことが多い。本当に、詰めが甘いのだ。それまで、結構いい球が撞けていて、8番に対して難しいフリでもないのにトばす。特に厚めになるとダメだ。最近トばしてしまった、ちょっとありえない配置がふたつ(下図)。どちらも、ただ球なりで入れるだけで、特に9番に問題なく手球をポジショニングできるだろう。

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まず上図の場合は、変に順のヒネリを入れようとコジってしまい、7番を薄くトばしてしまった。そして下図の場合は、手球が8番に真っ直ぐに入ってしまい、入れスクラッチという最悪の結果。どちらも共通するのは、手球をより9番に近づけようと思って変にコジってしまっているとうこと。別にそのまま入れて手球が9番からちょっと離れた位置に手球が転がってしまったとしても、それおど入れが難しいわけではない。あとで考えればそうなのだが、なぜかそのときはもっと近づけないと入れられないという気持ちが強く出てしまう。なんか、入れに自信がないから、ハイボールになればなるほど厚く厚くポジショニングしてしまうことが問題だ。それが本当に真っ直ぐならまだなんとかなるのに、ちょっとだけ逆フリになったり、難しい配置になることが多い。ちょっとくらい離れても、フリがあっても、真っ直ぐにキューが出れば球は入る。そういう当たり前の自信を持って、ハイボールでも適度なフリを付けるポジショニングを心がけないとダメだ。

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2009/02/13

的球の距離を逆ヒネリで調節

セーフティーの練習をしていたら、ちょっと面白いことに気が付いた。短クッション際の的球を、長クッションとほぼ平行の位置にある手球で狙う場合、バンクもあるがセーフティーにいく場合も多い。クッション際にある球は、システムによって手球の向かう方向が読みやすいのだ。短クッションの中心付近にある的球なら、その左端を狙った手球は長クッションのコーナーポケットから2ポイント付近に向かう(下図)。穴前システムというやつだ。この手球の動きが読みやすいので、そこに隠せる球があれば、セーフティーを選択したほうが成功する確率が高かったりする。

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この配置で、手球に逆のヒネリを入れたとしても、同じような場所に手球が向かう。ただ、逆の回転があるために、手球のコースはコーナーポケットよりになる。これまでは隠したい球の位置に合わせて、ヒネリで手球のコースの微妙な位置を調節していた。が、手球に逆ヒネリを入れる、ヒネリを入れない、といった球を練習していて気が付いた。的球の進む距離がまったく違う。当たり前と言えば当たり前だ。逆ヒネリを加えるとクッションで勢いが殺されるために、少し手球を強めに撞く必要がある。そのストロークの強弱が、そのまま的球に伝わるのだ。手球を長クッション際にある球に、きちんと隠すことは大事だが、この的球の進む距離も大事だ。例えば、うまく手球が隠れなかったときに、的球が簡単な位置にあれば大きなセーフティーミスとなる。それがほかの球の近くにあれば、状況によっては難しい配置になる。この距離の調節で、的球自体をほかの球に隠すなんてこともできるだろう。逆のヒネリは、手球のコースの調節だけではなくて、的球の距離の調節にも使えるわけだ。手球と的球の両方を考えることで、セーフティーの成功率もグッとアップするだろう。

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2009/02/12

左でのストローク

やっぱり、左でもある程度撞けるようにしておこうと考えている。これまで、届かない球はメカニカルブリッジを使っていたのだが、押し引きはともかく、ヒネリなどはまったくできない。また、入れはなんとかなっても、力加減が合わせられなくて出しミスしてしまうことも多い。届かない場所に手球をポジショニングしなければいいことなのだが、それが完璧にできるわけでもなく、結局、お世話になることがある。背が高いので、届かない場所は少ないのだが・・・。

そこで、左でも撞けるようにしようと思った次第。左で撞けることができれば、メカニカルブリッジはほぼいらなくなるだろう。手で撞いたほうが、ヒネリや力加減も絶対にやりやすいに決まっている。が、実際に撞いてみると、まったく撞けない。まぁ、ビリヤードをやり始めたばかりの初心者と変わらないのだから当たり前だが、とにかくキューが振れないのだ。なんか新鮮な気分。というわけで、いまはセンターショットが面白い。しかも、自宅で素振りも取り入れている。左で真っ直ぐ撞けるよう、体に覚え込ませているのだ。やっとセンターショットが半分くらいの確率で入る感じかな。もっとスムーズにキューが出るように、慣れていかなくては。

僕は高校時代にビリヤードを始めてやってみて、結構遊びで撞いていた。だから、本格的にビリヤードを練習しようと思ったときには、ある程度キューを振ることができた。キューを振るということを体が覚えていたのだ。だからキューを振るということすらできない、いまの左の状態はすっごく新鮮。ビリヤードをやり始めた人って、こんなに窮屈に感じているのか!? なんて、妙に感心してしまったり。ストロークする左が筋肉痛になったり、足がつりそうになったり、ブリッジを組む右手もつりそうになったり・・・大変だ。もちろん、左を練習したところで、そんなに活躍の場があるわけではないだろう。だから、時間があるときにチョロッと、ときどき撞くようにして、左でもスムーズなストロークができるようにしていきたい。

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2009/02/11

中心の撞点からはらって撞く

SAで見越しをなくせる撞き方、中心の撞点を狙いながら撞く瞬間に少しズラして横にキュー先をはらう方法をDishawで試してみた。やっぱり、Dishawでも見越しがほとんど出ない。もちろん、大きくヒネリを入れるときなどはズレが生じてしまうが、どちらかといえば上下の回転をメインにして、ヒネリは軽く乗せてやりたい、といった球では普通に撞く感覚で裁ける。基本的に、大きく捻るという場面はほとんどない。フリさえきちんとしていれば、ほぼ球なりで取り切れるものだ。そこに軽くヒネリを加えてやることで、手球のコースなどを調節してより正確にポジショニングしていく。そうした軽く捻るというのが簡単なのだ。これは、順も逆も同じ。どっちも見越しを気にせずに撞ける。特にこの撞き方で入れやすくなった球が、強めに撞いて手球を走らせるもの(下図)。中でも、的球がポケットから距離があって、しかも手球と的球も少し離れていたりすると、ちょっとしたヒネリを加えようとしても入れミスしてしまう。これまで、こうした配置のとき、ちょっと強く弾いてトばしてしまう、逆に入れようとして置きにいって手球が走らない、ということが多かった。それが、ほぼ上だけの撞点で押しを入れる感覚で、ヒネリも乗せながら手球を走らせられるのだ。

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もちろん、この撞き方では、クッションをグッと噛むような強いヒネリを加えるのは難しい。逆にそうしたヒネリを加えると、大きくズレてトばしてしまうことがある。少しのヒネリを加えて、手球をスムーズに走らせるときに有効だ。切り返しとか、マックスのヒネリを加えるような場面では、これまで同様、キューを平行にズラして撞く方法も組み合わせる必要がある。と言っても、ちょっとしたヒネリのときに、まったく見越しなどを気にせずに撞けるようになったことは大きい。入れに自信を持って撞くことができる。まだ新しい感覚なので、合わせられない部分はあるけれど、これから撞き続けていけば大丈夫だろう。楽しみだ。

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2009/02/09

見越しがない!?

手球を捻るとき、入れが難しくなってしまうことが多い。その最大の要因は「見越し」だ。球の横のほうを撞くから、どうしても横方向の力が加わり、それによって手球の方向にズレが生じてしまう。簡単に言うとこういう感じかな? ハイテクシャフトは、このズレを少なくしており、だから捻っても入れやすいと言われている。

と、簡単にヒネリについて書いてみたが、こんなに簡単じゃないことはきっとみなわかっているだろう。捻る量でも、ストロークの強さでも、その日のコンディションでも見越しの量は変わってくる。さて、ヒネリの撞き方だが、大きく分けて2つある。
●捻る場所に合わせてキューを平行に動かして撞く
●手球の中心に構えて、そのままキュー先をズラす
というもの。ハイテクで見越しが出ない撞き方は、上の方法だ。

普段、僕はDanDishawのノーマルシャフトで撞いているが、2つの方法を組み合わせた狙い方をしている。ヒネリに合わせてややキューの方向を平行にズラし、さらに捻る方向にキュー先を動かすことがある。とは言っても、キュー先を動かすのは、弱く撞いて大きく捻りたいときくらい。元々ハイテクシャフトを使っていたので、キューを平行に動かして撞くほうがやりやすい。Dishawのシャフトはやや見越しが出るが、そのぶんも考慮して平行に動かしている。

以前、MezzのSAのノーマルシャフトは見越しがないけど柔らかいから感覚的に合わせにくいと書いたが、実は先述した2つのヒネリの撞き方にある下の方法で撞くとほとんど見越しが出ないことがわかった。いや、キュー先をズラして撞いて真っ直ぐいっているのだから見越しが出ているのか? とにかく、撞点を中心で構えて普通に的球を狙い、そこからバシッとキュー先だけズラしてコジるようにヒネリを入れると手球がキレイに真っ直ぐ向かう。すごい! 大きくズラしてしまうと見越しが大きくなるのでダメだけど、1タップくらいなら大丈夫。キュー先を、パンッとはらいながら撞くと、見越しを気にせずにヒネリを乗せて入れられるのだ。ただ、弱く撞くとか強く撞く球は、ズレが大きくなるので使えないかな。この辺は調節の必要があるが、普通に撞くときにはまったくヒネリが怖くない。入れやすいなぁ・・・と感動したが、いかんせんパワーがないので手球の動きがイマイチ。コレでパワーがあったら文句ないのだが・・・。

この、キュー先をはらうような撞き方は、例えばクッション際の手球を撞く際などに使うことがある。ややキューが斜めになるので、そのまま横の撞点を撞くと見越しが大きくなりすぎてしまう。そこで、撞点は中心付近にして、パッとキュー先を横にはらってヒネリの回転を付けるのだ。でも、普通の撞き方でも有効かも。感覚的に、これまでの狙い方と違うので、違和感があるだろうが、取り込んでみるのもいいだろう。というわけで、今度はDishawで試してみよう。

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2009/02/05

いい球撞けてる

タップをブルーに変えてから、手球のラインがイメージ通りになって、結構いい球が撞けているように思う。ヒネリを加えると、入れが危うくなるところはあるが、捻らなければ入れやすい。ちょっと我慢して、遠目の球を入れるというのも、それほど苦じゃなくなった。全体的に取り切りが多くなったし、難しい配置をうまく裁けるようにもなっている(下図)。

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これは相手のブレイクノーインで回ってきた配置。まず取り出しの1から2が厳しい。中央付近に球が縦に並んで障壁を作っている。そこを引きを利かせて手球を回り込ませ、邪魔な球を回避した。手球には順のヒネリを入れて、1番を厚めに処理している。で、2から3は無理せずに遠目のコーナーを狙うポジショニング。次の4へも押しで出せるし、厚めにしたほうが邪魔な球にキスせずに前に走らせられる。4から5はもっと厚めに出したかったのだが、ちょっとチビってしまった。7が左上(図で)のコーナーに直接狙えないので、6からのポジショニングに迷ったが、5を確実に入れて、6は左上のコーナーに取ることにした。狭いほうに出す選択だ。ここも、もっと厚めに出して、押しで7にポジショニングしたかったのだが、思いのほかフリができてしまった。が、頑張って引きでワンクッションさせて7にポジショニング。かなり入れが難しい球だったけど、右上(図で)の遠いコーナーに7番を入れて無事取り切った。

と、いい流れで撞けることが多くなったが、どうも8番でトばすとか、8番で出しミスして9番をトばすとか、最悪なケースが見られる。それまでかなりいい取り切りをしているのに・・・だ。いい球は撞けても、これでは勝てる球は撞けない。ゲームに勝って、勝負に負けるという感じ。どうも最後のほうで慎重になりすぎてしまうことがある。7から8をていねいに撞きすぎてミスしてしまうのだ。しかも、入れよう入れようと思うから、余計に手球を置きに行ってトばしてしまう。わかっているのだが・・・。もちろん、「もう大丈夫」と安心して簡単に撞いてしまうパターンも多い。大丈夫な配置なんて、ひとつもないのに・・・。残り3球で気合いを入れ直し、きっちりと取り切れるよう、技術も精神力も鍛えないとダメだな。

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2009/02/04

奥村流 驚異のビリヤード上達法

以前、「14日間ビリヤード上達法」という感じの、高橋Pのテクニック教本を紹介したのだが、今度はミスタービリヤードこと奥村Pのものが発売されたようだ。高橋Pのものは、あまり評判もよくなくて、いろいろとあったのか発売中止になってしまったが、きっと売り方なんかも問題があったのだろう。今回の奥村Pの上達法の宣伝ページを見る限り、どちらかと言えば、ビリヤードをしばらく続けていて、それでも伸び悩んでいるという人向けっぽい。B級ユーザー対象という感じだろうか。

しかも、レイズとかブスタマンテの推薦ムービーなんかも用意されている。っていうか、この2人は、この教材がどういうものかわかっているのかな? 前回の高橋Pの問題もあり、素直にこの教材がいいものかどうか判断できない。が、奥村Pは、数多くのビリヤードプロの中でも特にテクニックを持っている人だろう。そのテクニックが余すところなく紹介されているならば・・・欲しいかも。でも、ちょっと様子見かな。

興味がある人は、以下のリンクから。

●奥村流 驚異のビリヤード上達法 【奥村健DVD2枚組+冊子】

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タップの交換

やっぱり、どうしてもエベレストの引きのラインが合わなくて変えてしまった。で、モーリに戻そうかなと思っていたのだが、評判がいい「ブルー10t締め」を付けてみた。東京プール&キューの「店長ブログ」によれば,
2008年度に売れた商品の8位だそうだ。

実際に付けて撞いてみたところ、密度の詰まった感じがすごくいい。ストロークの力を、ダイレクトに手球に伝えてくれそうだ。食いつきもよく、キュー先に手球がよく乗る。だからなのかもしれないが、ヒネリのときにキュー先を外に逃がすようにコジってしまうと、手球もその方向にズレてしまう。あとは微妙に見越しが合わないけれど、これは撞いて慣れていけばいいかな。とにかく、順引きのラインが元に戻ったことがうれしい。やっぱりタップの影響もあったんだよ・・・。微妙な差なのだけれど、半ポイントでも戻ってくる距離が違ったら、手球のフリに大きな影響が出る。撞き締まってからどうなるかわからないけれど、モーリみちにガチガチにならないといいなぁ。ファイバー系のタップは、エルクマスターをハイテクに付けて使っていたが、使い込んでもガチガチになるという印象はない。ブルーもそうだといいのだけれど・・・。にしても、ファイバー系のタップは、なんかボソボソしていてカッコ悪いな。性能がいいならいいか。

■ビリヤードタップ ブルーダイヤモンド(billiards tips) 

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2009/02/03

Aクラスの押し球

名古屋に出張があり、新幹線が暇かな? と思って数年ぶりに雑誌「CUE'S」を購入した。昔は、毎号読んでいたのだが、いつしか読まなくなってしまった。が、久々に見てみると、面白い。以前と比べて、少し上級向けの内容が増えたかも。土方Pのコーナーとか、面白いものはいくつかあったのだが、気に入ったのは「A級ライセンス教習所」だ。ストローク速度なんかを測って、ハードショットについて言及している。かなり興味深い。ビリヤードって、感覚的な要素が重要だ。特に、上のクラスになればなるほど、そういう見えにくい感覚的な違いが影響しているように感じる。それを何とか数値にして、わかりやすく表現しているのが素晴らしい。

そしてその中で、Aクラスの押し球というのが乗っていた。短クッションから2ポイントほど離れた的球を、短クッション際の指1本ぶん離れた手球で押して入れて、その手球をワンクッションさせて元の短クッションに戻すというものだ(下図)。やってみると、入れて出すというのはなかなか難しい。できるには、できたが、ギリギリ手球が短クッションに戻ってタッチするレベルかな。一応、Aクラスの押しだけど、ホント一応っていうレベル。押しを強くしようと思うと、的球まで暴れてしまって入れがスムーズじゃないし、入れにばかり意識が向かうと、キレがおろそかになる。入れてしかも押しを利かせなくてはいけないのだ。

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こうやって、実際に撞いてみて楽しめる内容はいい。これからも、ちょくちょくCUE'S買ってみようかな。と思っている。

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2009/02/02

なんとも腕にガツンと来ない

SA-Bを実際に撞いてみた。その印象は・・・「カッスカス」。よく、撞き味が固くて、腕にドンとくるような感じをソリッドとか表現するが、そのまったく反対。手球を撞いた感じが、全然腕に伝わってこない。きっとシャフトだけではなくて、バットも柔らかいのだろう。と言っても、それが悪いというわけではない。コレはコレで、うまく回転の乗った、いい球が撞ける。ただ、球が浮き気味になるのは難しいところ。ちょっと強めに撞くと、的球が暴れる感じがする。ポケットに真っ直ぐ向かえばいいが、ズレているとバタバタしがちなのだ。

以前、SAを使っていたときも感じたのだが、きっとハイテクシャフトを付けるとイメージがガラリと変わる。固めのハイテクシャフトが、柔らかいバットのSAとうまく合う感じがするのだ。が、しばらくはノーマルシャフトで遊びたいかな。このシャフトが、結構扱いが難しい。感覚としては柔らかいのに、見越しがあまりないのだ。Dishawのシャフトよりも見越しが少ない。柔らかいと見越しが出そうなのだが、うまくキュー先に球が乗るのか、それほどズレない。ちょっとおかしな表現だけど、撞いてみると、いったんズレていく球が戻って来る感じだ。わかりにくいかなぁ・・・。だから、余計に見越しが合わせにくい。あまり大きく捻ることができない。そんなわけで、中心の付近の撞点を突き抜くようにしている。これでも、うまくキューを出すと、いい回転が手球に乗る。この撞き方をすれば、キューとかシャフトとかタップとか関係なく、見越しを意識せずに撞ける。SAでこの撞き方をマスターして、Dishawに生かしていきたい。SAでしばらく撞いてから、Dishawで撞いたら、入れが安定する撞き方ができるようになった。効果あるかもしれない。

■【ビリヤードキュー】MEZZ SA SeriesSA-N

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コーナーバンク

今日は結構いい感じで球が撞けた。特に、コーナーバンクがうまく決まった。最近、時々コーナーバンクの練習をするが、その成果が出ているのだろう。中でも、厳しい配置をいくつかクリアーして入れつないで、薄めの8番が残った最後の2球(下図)。単クッション際に薄めの7番が残っていたのだが、それを入れて手球を8番に当てるようにコントロール。で、出来上がった配置がこの2球だ。8番がキスしたことを考えると、まぁ十分な配置かな。でも薄くて厳しい。

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この配置で、薄めのカットでバタバタを選択しようと思ったのだが、ちょうどコーナーバンクのラインに乗っていたのでそちらを選択。キレイにバシッと決まって9番にもピッタリ。こういう配置で、コーナーバンクが確実だと思えるくらい、いい感覚になってきているのだ。手球をうまくコントロールして、いいフリの配置を続けていればコーナーバンクなどに頼ることは少ないだろう。でも、ピンチは必ずやってくる。そのときの武器として使えるよう、今後も練習していくとしよう。

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