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2010年3月

2010/03/31

順で殺そうとしてトばす球

最近、よくトばしてしまう球がある。クッション際の球を入れて、手球を殺し気味に走らせないようにする球だ。手球と的球の距離が近いといいのだが、ちょっと離れてしまうとトばしてしまう(下図)。やや厚めだといいのだが、ちょっとフリがあってそれを殺そうとするとダメ。バシッと撞いて反対の長クッション側に手球を走らせればいいのだが、走らせるにはちょっと強めに撞く必要があり、入れが怖かったりするのだ。要は、フリが微妙に中途半端だということ。もっと薄いか厚いかするといいのだが、実際、こういう中途半端なフリになってしまうことは多い。

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このフリ、いちばん入れやすい感じでキューを出すと、ちょうど手球がセンター付近にきてしまう。ここが問題なのだ。強めも嫌だから、殺し気味にしようと思い、コジってしまうのだろう。入れるだけならばそれほど難しい球でもないので、こういうものはきちんと入れなくてはいけない。ポジションミスよりも、入れミスのほうが最悪だ。本当は、もっと的球近くに手球を持って行くことができれば、厚みもそんなに気にならないのだが、まだそこまで技術が足りない。殺しても走らせても入れられるよう、ちょっと練習しなくてはいけないな。

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2010/03/29

正確な厚みで入れる

最近は、ボーラードをよく練習に取り入れているわけだが、これがなかなか難しい。簡単な球でも、ちょっと遠かったり気が抜けたりするとトばしてしまうのだ。こういうなんでもない球をトばすポカをなくさなくしていかなくては、試合で勝てるようにはなれないな。そして、ちょっとした出しミスが、球をトばしてしまう原因になることも多い。ボーラードは、9ボールよりも、よりきちんとした正確なポジショニングをして、球を落とし続ける必要がある。そのため、たった球2個ぶん3個ぶんの出しミスでも、それは大きなミスになるわけだ。ちょっとこれは言い過ぎかもしれないが、フリ間違えとか、薄すぎる厚すぎるといった出しミスはNGだろう。9ボールなら、ある程度薄くてもそれはそれで次の球に出しやすくなるのでいいのだが、ボーラードはそうもいかない。そこがかなり難しい。簡単な球ばかり撞くからか、ちょっと薄くなったり入れが難しい球になると、とたんにトばす率が高くなるのだ。

そしてこのポジショニングのミスの原因となるのが、的球を入れる際の厚みのズレ。例えば長クッション際の球を入れる際、前クッションで入ってしまうこともある。ただ、これは厚くなってしまうので、手球のポジショニングがズレてしまうのだ。通常ならセンター付近に出そうと思った手球が(下図:黒線)、クッション際を走ってしまい、かつ手球の距離も出ずに止まってしまった・・・という感じ(下図:青線)。まぁ、ボーラードなら、3番を入れて2番を入れてといったようにリカバリーできるが、これが9ボールだったらかなり厳しくなる。手球をコントロールするためには、力加減とかヒネリ加減などを調節する必要があるのだが、それ以前に狙った厚みで手球が的球に当たらないと、その方向も力の強さもまったく違うものになってしまう。そう、加減以前の問題だ。だからこそ、きちっとした厚みでポケットの真ん中に入れるようにしなくてはいけない。ちなみに、穴前の球が難しいのも、この厚みがズレやすいからというのも理由だろう。たくさんの厚みの幅があるから、きちんとした厚みを狙わないと、思わず走ってしまったり逆に止まってしまったりするわけだ。穴前だけど、狙いをきちんと合わせなくてはいけない理由はここにある。

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タップの話

そういえば、ジャパオープンの予選のときに、サンプルとしてタップをもらった。MORAVIAタップの新作だそうだ。で、これがなかなか面白くて、積層の上に厚めの1枚皮が付いているというもの。1枚皮のタップは、締まってくるといいキレが出るイメージがある。ただ、固すぎる感があるのだが、こうしたところや寿命などの面で、積層のいいところを取り込んで融合したのかもしれない。実際にはまだ付けて撞いていないが、試みとしてはいい。ということで、かなり興味があって付けてみたいのだが、いまシャフトに付いてるのはKAMUIのブラック。これがいいので、まだまだ交換できない。

昔、ハイテクシャフトを使っていた頃は、エルクマスターなど、柔らかめのファイバー系のタップが好みだったのだが、ノーマルシャフトはほぼずっとモーリのMだった。ただ、モーリは撞き続けていると、固くなってしまうのが早く、結構頻繁に交換したいなと思う感じだった。KAMUIは、モーリと同様の撞き味だが、その撞き心地がずっと続いていていい。以前、KAMUIのM(茶の)を付けたことがあったが、コレは全然合わなかった。だからKAMUIは敬遠していたのだが、ブラックはいいという評判を聞き、付けてみたのだ。それが本当によかった。これは積層に微妙にファイバーが入っているので、固くなりにくいのかな。お、融合という意味ではこちらが先だ。このブラックは、今後もずっと付けていこうと思っている。そんなところで手に入れたMORAVIAだが、もしかしたらブラックよりも合うかもしない。ということで、次は試しに使ってみようと思う。タップは、ホント、付けてみてしばらく撞かないとわからない。交換は面倒だけど、自分の感覚に合ったものを見つけるために、ちょくちょくいろんなものを試したほうがいい。あ、モーリの新しいやつ、もう出たのかな? あれも気になるな。

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2010/03/28

ボトルトレーニングか・・・

今日は、クラウドでC級ビギナー戦があった。今回も、クラウドの常連さんが勝ち上がることができなかったなぁ。最近、B級戦も、他店所属の人が勝ち上がることが多いように思う。クラウドの常連さんも、結構うまい人が多いのに、流れがないのかも。ホームプレーヤーに厳しいホーム、なのかな。それはそうと、僕はC級ビギナー戦には出場したことがない。ずっとひとりで撞いていて、何年か経ったときに試合に出てみようと思った。が、クラスというものがよくわからなかったのだ。周りに球を撞く友人もいなかったので、自分のレベルというのがまったくわからない。そんなときに本を見たら、B級はボーラード100とかあった。そこで、B級から試合に出たわけだが、いま考えると間違えだったと思う。そのころ、全然C級だった。B級だった自分が、今日のCビギ戦に出たら、まず勝てないだろうなぁ・・・と思う。

そんなことを考えていたら、このブログの昔の記事を読みたくなった。右のリストにある「バックナンバー」をクリックすると、ブログの過去の記事の月ごとの一覧が表示される。最初の記事は・・・'04年の2月だ。ということは、丸6年か。間で更新が滞ってしまった時期があるが、結構長いこと書いてるな。で、ちょうど6年前の記事が、「ボトルトレーニング」だった。基本中の基本練習だよ。いまはさすがに普通にキューは真っ直ぐ出ると思うので、ボトルを使って素振りをすることはなくなった。でも、よくやってたなぁ・・・。いまでもときどき、ボトルは使わなくても素振りをして、フォームをしっかりとチェックすることはある。実際に球を撞くと、その球を入れようとか真っ直ぐにキューを出すといったことがメインになるので、ヒジの位置とか手首の動きまでは意識がいかない。球を撞かずに素振りをすることで、そうした本当に細かい部分の動きをチェックするのだ。ちなみに、このボトルトレーニングの影響かどうかわからないが、水といえばいまだにボルビックが好きだ。6年前だと、マスワリがちょっとずつ出るようになってきた時期かな。1カ月に1回くらい。たぶん、いちばんビリヤードが楽しかったころだと思う。でも、いまでも当時と同じくらいの情熱はあるだろう。6年もこんなに頑張れるものってすごいな。ちょっとだけビリヤードに感謝しようと思った。

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ダーツに気づかされたこと

時々簡単な球をトばしてしまうことがあり、どうにかならないものかと考えていた。で、こういう球が問題なのは、そのあとで同じ配置を撞くと、きちんと球が入るということ。流れの中でトばしてしまう、簡単な球があるのだ。だから、同じような流れがないといけないのだが、それはなかなかできることではない。そのような球の多くは、気持ちをうまく持って行けていないものが多いような気がする。入れに向かう気持ちになっていないとか、逆に入れに向かいすぎてしまっているとか、まったく球に入り込めていないとか、入りすぎてしまっているとか・・・。そこで、簡単な球を確実に入れられるようにと、ボーラードを中心に練習するようになった。が、それでもやっぱりトばしてしまうことがある。

そんな中、ダーツの練習をしているときに発見をしてしまった。ダーツというのも面白くて、中心であるBULLを狙って投げなくては入らないのだが、だからといって狙いすぎてもいけない。同じようなタイミングとかリズムに気をつけながら、スッと矢を投げ込むときれいにBULLに入る。適度な狙いとリズムが大事なわけだ。リズムを意識するようになってから、BULLへの入れが安定するようになった。そして、ビリヤードもコレだと感じた。リズムが大事なのだ。だから、簡単な球もリズムに気をつけて撞くように心がけてみた。すると、かなり入れの安定度がアップしたのだ。これまで、簡単なものをしっかり入れよう入れようとしていて、変にキューが出なかったりリズムが狂ってしまうことがあった。リズムを大事にすると、そのタイミングでキューを出せば真っ直ぐ出る。そうするとトばすこともなくなるのだ。リズムに気をつけつつボーラード。この練習をしばらく続けていこうと思う。

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2010/03/25

ジャパンオープン:レイズの取り切り

先日の「ジャパンオープン決勝!」の記事内で紹介した、大井P対レイズの最終ラックの配置。とっても重要なところが間違っておりました。取り出しの2番は、サイドポケットインです。2番はほぼセンター付近にあって、それを入れつつ、狭いコーナー付近をクルリと回しておりました。って、実はこのほうが難しいじゃん! ホントにすごい。で、そのときのムービーを「On the hill!」さんが公開しておりました(下ムービー)。実際に見るのが早いですよね。かなりビックリします。

そう言えばこの最終ラック、ムービーではちょっと隠れていてわかりにくいのですが、ブレイクのあと手球がほかの球に弾かれてサイドポケットに一直線に向かっています。が、その途中で5番に当てって止まるんです。ここでスクラッチしていたら、大井Pが取り切って勝利していたかもしれません。こんな強さも、レイズらしいです。

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2010/03/24

地味練

今日は久々に時間をかけて、地味な練習を繰り返した。センターショットはもちろんのこと、同じ配置を繰り返してポジショニングの練習。ザ・プロブックのポジションの練習をすべてやってみた。プロブックには、結構簡単なポジショニング練習が並んでいるのだが、実践でよく出くわすものが多い。だから、きっちりとできるようになっていなくてはいけない。が、やっぱり苦手な配置がある。そういうものがわかり、繰り返し練習できるだけでもいい。

ひとつ目の苦手配置が、少しフリがある球を入れて長クッションからセーンターに出すというもの(下図)。どうも、手球の距離が短くなってセンターまで届かない。また、それを意識するとセンターを超えて走りすぎてしまうのだ。入れミスはないけれど、センターに止められない。トンっと押し抜くように撞くとちょうどいいようだ。思っているよりも、やや強いとうまくセンターに止まる。これは左右どちらのフリも同じように苦手だったので、繰り返し練習した。

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そしてもうひとつが、短クッション際のちょっとだけ浮いた球を入れて、手球をバタバタでまた短クッションまで戻すというポジショニング(下図)。反対の短クッションまでならなんとかなるのだが、それをさらに走らせるとなると厳しい。最初はやや押しヒネリを入れていたのだが、ヒネリが入ると手球があまり走らない。真もしくは真やや上を撞いたほうが手球が転がる。そして、ヒネリを入れないほうがクッションから垂直に真っ直ぐ走らせやすい。手球を走らせようとあまり力んでしまうと、入れミスしてしまうので、手球をトーンと真っ直ぐに押し出すイメージだとうまくいく。この配置は、いろんなところで役立つものなので、しっかりとマスターしなくてはいけない。

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この苦手な配置はもちろん、これからもプロブックの配置を練習していこうと思う。こういう地味な練習が、ビリヤードの上達には必要だ。球をバラバラと散らして取り切るのも練習にはなるのだろうが、もっと基本的な地味な練習をまだまだやらなくてはいけないなと思っている。

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2010/03/23

来年のジャパンオープンも期待できる

またまたジャパンオープンの話になるのだが、今年のジャパンオープンは、これまでと違ってエンターテインメント性を高めようとする要素が多くてすごくよかったと思う。会場前方にステージを作って、そこから選手が入場してきたり、そこで勝利者インタビューをしたり・・・。まぁ、ちょっと司会進行にグダグダ感はあったけれど、司会を立てて競技を運行していくという姿勢は素晴らしいと思う(下写真)。タイムスケジュールまで配布され、きっちりと大会を進めて行こうという意識がものすごく感じられた。

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また、これまでは指定席以外はわらわらとギャラリーがプレースペース周りを取り囲む感じだった。そこに階段状の閲覧スペースを設けることで、きちっと人を配置できたいたように思う。そして何よりもうれしかったのは、会場内の禁煙化だ。毎年、会場入り口のオープンスペースは、タバコの煙で真っ白だった。今回、予選会場内も禁煙だった。ビリヤード場ではタバコは当たり前、という感覚はちょっと疑問だったのだが、改善されてきているわけだ。ただ、これまでは海外のトッププロなどもタバコを吸うためにこのオープンスペースにやってきていて会うことができた。が、今年はそういう意味ではプロを見る機会が少なくなったかな。でも、プロはそのプレーを見ればいいわけで、この禁煙化は来年以降も続けてほしい。

さて、最後に、今年の会場で撮影したムービーを紹介。フィリピンのハードブレイカー、ジェフリー・デルーナのブレイクだ(下ムービー)。ブスタマンテとの新旧ハードブレイカー対決時のムービーがコレ。ラックシートなどにより、ハードなブレイクが必要なくなり、ややソフト目のコントロールブレイクが主流であるいま、思いっきり打ちっぱなすその姿は気持ちがいい! 体が台からを飛び越えそうなくらいジャンプしているのがすごい。3、4個は当たり前にポケットしていた。ブレイクであんなに球がなくなったら、ランアウトも簡単だろうなぁ・・・うらやましい。このムービーでも4個ポケットインで残り5球。きっちり5回撞いただけでマスワリでした。

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2010/03/22

クリアな球

僕はヒネリを使って手球を殺し気味にして、あまり走らせないような球を撞くことが多い。逆に、バシッと撞いて走らせるような球は苦手だ。が、ジャパンオープンの予選でものすごく感じたのは、結構バシッと撞く球を使わなくては勝てないということ。ヒネリなどはあまり使わず、厚みを合わせて真を撞く。手球のコントロールは、ヒネリの回転で微調整するといった小手先に頼るのではなくて、純粋に力の加減で調節する。そうすることで、入れミスも出しミスも少なくなるのだ。特に新ラシャの会場&試合という緊張感の中では、そうした球が有効なのだろう。と言っても、これがなかなか難しい。ポケットの真ん中から入れなくてはいけない。と言うか、ポケットの真ん中から入れるためにそうするのだけれど・・・。少しのズレが入れミスにつながるし、何よりも先球が安定しない。

ジャパンオープンの予選を観戦していて、強いプレーヤーはみな、バシッと撞きつつも先球が安定していることに気が付いた。僕も安定した先球を撞きたいと理想を追いかけていたが、それはヒネリでポケット方向に走らせるとか、入れやすい加減で撞くといった小手先にこだわってきていたのかも。どう撞いても、先球が安定しなくてはいけないのだ。よく、うまい人が撞いているとき、ガコガコとなってもカコンと穴に入ってしまうことがある。安定した先球は、なぜかスルリとポケットに吸い込まれるのだ。そして出てきた答えが「ノイズ」。ノイズのないクリアな球は安定しているという結論だ。手球に余計な方向の回転とか振動といったものがなければ、当たった球にもそうした要素が加わらない。逆を言えば、手球に余計なノイズがあれば、それは先球にも加わり安定したポケットにつながらないというわけだ。

どうしたらそんな球が撞けるのか? という答えも会場で見つけた。福本Pの球。芸術です、あの美しさ。手球や先球が本当に美しく転がる。だから、球はキレイにポケットされるし、手球のポジショニングも安定する。まさに理想の球質だ。ちょうど予選の会場にBOSSが来ていて、話してみるとなんと福本Pの応援にやってきたとのこと。聞いてみると、平行にキューを出すためにいまのストロークを自力で編み出したのだとか。福本Pのプレーを見る機会があれば、注目してほしいのだが、バックストロークの際にヒジがクッと下がる。これは独特だ。振り子のようにヒジを固定してキューを引くと、どうしてもキュー尻がアップしてしまう。すると、平行にキューは出ない。ヒジを下げることで、キューの平行移動を実現しているのだ。だから、余計なノイズが手球に乗らないわけだ。

僕はこれまで、コンパクトなスイングを心がけていた。コンパクトになって余計な動作が少なくなれば、おのずと余計なノイズも減るだろう。が、だからといって振り子のままキューを振るのでは、どうしても下方向の力が手球に加わってしまう。手球を撞く瞬間は台とキューが平行でも、それまで振り子の運動をしていれば、慣性の法則で下方向に力が加わってしまうわけだ。そんなわけで、この福本Pのストロークはさっそくマネしてみようと思う。あそこまで完璧に平行にならなくても、平行を心がけるようにすれば、ノイズも減ることになるだろう。ビリヤードを始めたばかりのころ、キューを平行に出そうと苦労していたのだが、ここ何年かはそのことをあまり意識しなくなっていたような気がする。もちろん、土手撞きなどのときは平行という言葉を意識するが、普段の状態では考えていなかったかもしれない。これはいけない。もっとクリアな球を撞くために、平行なストロークを心がけていかなくては。ゲームの中でもできるよう、体に覚え込ませていく必要がある。しばらくは、地味な練習でフォームを固めるところからスタートかな。

ジャパンオープンの決勝もそうだが、予選もいろんなプロの球が見られるので本当に楽しかった。多くの人の球やフォームなどプレーを見るということは、それだけ発見があることなのかもしれない。ちなみに、予選の会場には高橋Pもいた。憧れであり目標の高橋Pだ。勝者側で残っていて、待ち時間に練習をしていたのだが、カッコよかったなぁ(下写真)。そのとき、「僕がビリヤードを始めたきっかけは高橋さんなんです!」とか声をかけたかったけれど、なんかできなかった・・・残念。実はビリヤードを始めた当初は「打倒、高橋邦彦」がスローガンだったりしたのだが、ビリヤードを初めて半年で、その目標がどれほど高いか身にしみてわかったのだが・・・。さて、そんな高橋Pは、予選でものすごい入れを連発していたのだけれど、あの入れは技術なのか? こちらはなんだかまだわからないでいる。

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2010/03/21

ジャパンオープン決勝!

今日は、ジャパンオープンの決勝日だった。毎年思うのだが、ここまで上がってくる人はすごいなぁ・・・。というか、すごいという言葉すら合わないような気がする。今年の優勝は、男子がブスタマンテ、女子が周捷予。どちらも安定して強かったな。さすが。でも今年会場を盛り上げたのは、やっぱりレイズ。残念ながら決勝で敗れてしまったが、とても普通じゃ考えられないような球を連発していてため息の連続だった。レイズはもう56だっけかな? 目も見えにくくなっているし、手が震えるという噂も聞く。本当か? そんな人間の球じゃないよ、あれは。空クッションから当てて球の裏にピタリと隠す、ブスタマンテとのセーフティー合戦もすごかったけど、大井Pとの順々決勝がすごかった。5−8とリーチされてからひとつ返して6−8にし、そこからマスワリ3連発で逆転。神業だ。そのヒルヒルで迎えた最後のラックが鳥肌ものだった(下図)。

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いろんな試合を見ていたので、正確ではないかもしれないが、この8番と7番の位置は正確。いや、もっと7番が浮いていたので配置的には厳しかっただろう。2番を入れてから、狭いコーナー付近をクルリと回して3番にポジショニング。図は見にくいのだが、センター付近に手球が止まった。この球をセンター付近に止める加減がすごい。ヒネリが乗りすぎたら7番にキスするだろうし・・・。続いて3番を入れてまたセンター付近にポジショニング。ここで5番を入れたあと、手球は同じように狭いコーナー付近をクルリと回って6番にポジションされたのだ。このときは、3番へのときよりも手球を走らせて長ー短付近にコントロール。クルリと回したコーナー付近の長クッション際は、8番があるので1ポイントまでしかクッションさせる幅がなかった。7番がクッションから浮いていたことを考えると、きっと半ポイントくらいまでの幅しかなかったのではないかと思える。それを当たり前のように2球とおすのだ。しかも加減を変えて。そしてマスワリで終了。そう、このラックは、さらになんと、ヒルヒルだったのだ。ヒルヒルであの狭いコーナーを2回攻めるなんて考えられない。あ、レイズから見たら半ポイントでも幅があれば全然狭くないのか・・・きっとそうだな。

このゲーム、最後のラックを取り上げたが、実は全体的な内容がすごかった。大井Pとレイズそれぞれ7発マスワリを出している。9先のうちの7つずつマスワリなのだ。そしてレイズはミスした球が1球もなかった。大井Pがこの試合で2発レイズのセーフティーから球を入れて取り切ったものがあるのだが、どちらもまったく見えない球を空クッションから当てて入れたのだ。それを考えると、大井Pもものすごい。これぞプロ。最高の試合を見させてもらった。今年のジャパンオープンは、そのほか、見どころがたくさんあった。ほかのプロも相当いい球を撞いていた。栗林Pの取り切りなんかも、ハートが乗っていて感動した。台湾のプロの美しい球もよかったし、女子の決勝もものすごかった。5年くらいジャパンオープンの決勝を見ているが、今年が中でもいちばん面白かったかな。欲を言わせてもらえれば、司会進行をもっとしっかりやったほうがいいかなと。でも、試みはすごくよかった。きっと来年も楽しいな。

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2010/03/20

ジャパンオープン!

今日から始まったジャパンオープン。今年も同様、明日の決勝を見に行こうと思っている・・・だけではない。実は、今年はエントリーして本日予選を戦ってきたのだ。まだまだ実力的には足りないと思うけれど、なんかビリヤードの大きな祭りに参加してみたかったというのが理由だ。結果は、予想通りの負けー負けだったけど、そんなに悪くもなかった。ということで、僕の予選を紹介。まず初戦だが、なんか独特の雰囲気でまたまたエンジンのかかりが遅くなってしまった。しかも、新ラシャがまったく合わない。これは、結局最後まで合わなかったなぁ・・・。手球がいつもよりも走る感覚は合わせられるのだけれど、手球が滑る感覚が合わないのだ。的球に当たった手球が横に滑るので、ラインがイメージと違ってしまうのだ。クッションからの角度もまったく読めない。で、微妙にポジションミスをする・・・の繰り返し。それでも、初戦は結構頑張ったかな。

いきなり、8番からの出しが甘くなって9番が思っていたよりも薄くなりトばして穴前に残す・・・を2ラック連続でやってしまった。ものすごく薄いというわけではなかったのだけれど、まだ気持ちが入ってこなかった。で、0−2。そのあと、取り返して2−2と、結構ずっとシーソーゲームだった。しかも、途中でマスワリも出した。ジャパンオープンでマスワリが出たのは、かなりうれしかった。なんかこれだけで今年の目標は達成した感じ。で、今回、いちばん流れを手放した1球が4−5で迎えたラック。3番の近くに7番があって、3番を直接狙うには微妙なポジショニングが必要だった。それがちょっと足りなくて、3番を直接入れられない場所に手球が来てしまった。そこでセーフティーを選択。やや引きを入れて7番の裏に手球をピッタリと寄せて・・・と思ったら、3番がサイドポケットに入ってしまったのだ(下図)。この次の4番がどれほど難しいか・・・。ハタオリで当てにいったけれど、新ラシャのクッションも感覚が合わなくて当てられずファールし、4−9コンビを決められてしまった。

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この3番がイメージ通りに右方向(図で)に転がっていってくれれば、立場は逆転していたかもしれない。その後も食いついたんだけど、結局は6−8で負けてしまった。でも、全然戦えないという感じではなかった。9番入れてスクラッチという考えられないミスもしたし・・・。これも、ラシャの滑りがまったく感覚と違っていて・・・と、言い訳ばっかり。だから敗者側では、1−8と完敗でしたが・・・。これが実力でしょう。待ち時間も長かったりして気持ちがあんまり勝ちに向かっていなかったというのもあったけど、簡単な球を簡単に撞きすぎた。試合ならではの慎重な球というのがこの敗者側ではできなかったなぁ・・・残念。次回こそ1勝したい。で、プロと戦いたい。

実はジャパンオープンは、これまで決勝だけ楽しめばいいかなと思っていたけれど、予選に出たらまったく変わった。この1日だけで、僕はかなりいろんなものが見つかったように思う。今後の課題とか、これから目指すべきものとか・・・。きっとこの予選に出ていなかったら気がつかなかっただろう。見るだけではなくて、プレーしてわかることのほうが多いのだ。なんかビリヤードに対するモチベーションも上がった。自分をステップアップするためという目的で、ジャパンオープンに参加するのはアリだと思う。そして実際に参加してみていちばん感じたのは、もっと多くの人が出てもいい場所だということ。きっと今回参加した選手の中で、僕の実力は下から数えたほうがいいくらいのものだろう。でも、Bクラスの人なんかが出てもきっと楽しめるし、勝てるチャンスはあると思う。その独特の雰囲気があるから、最初から自分の球を撞ける人なんていない。普段は大きな実力差があっても、その差は流れとか気持ちで埋められるような気がするのだ。

なんて言いながら、ベスト128からはまったく別物。この先の実力差は相当のものがある。ここまでが祭りで、こっからは本気の勝負といったところだろう。これについても、改めて書こうと思う。そして、ほかにもここで得たものは、これから少しずつ紹介していこうと思う。本当はもっともっと書きたいことがたくさんあるのだけれど、明日の決勝もあるし、ここまでにしようかな。まぁ、まだ予選途中みたいだけど・・・。土方Pが負けてしまったのは残念・・・。明日も素晴らしい試合が見られるといいなぁ。ジャパンオープンに参加したみなさん、お疲れさま!

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2010/03/17

ほどよい投げやり感

いい感じで球が入り、キューも出ている状態のとき、だいたい「ほどより投げやり感」がある。だからこの状態になりたいのだけれど、それがなかなか難しい。ビリヤードは、慎重すぎても適当すぎても球が入らない。慎重かつほどよく適当にリズムを重要視して撞くといい。例えば試合のとき、スタートは慎重にいこうと思い、固くなって球が入らない。それならばと、キューを出すことを意識してビシバシやや適当に撞くと、それはそれで入らない。この「ほどよい投げやり感」の状態になるのに、ものすごく時間がかかる。ホントにエンジンのかかりが遅い。

この状態にパッと入れるようになるにはどうしたらいいのだろうか? 実はこの状態、ダーツにも当てはまる。慎重になっても入らないし、適当でも入らない。ビリヤードもダーツも、ヒジはこうでとか真っ直ぐいくようにとか、コンパクトにスッと・・・とか考えながらプレーしているとズレてしまう。もっとフォーム全体を意識しながら、真っ直ぐ狙っているところに・・・という漠然とした感覚のほうがいい。それがほどよい投げやり感。もうなん年も球を撞いているのだが、この感覚をすぐに呼び出すことができないでいる。が、もしかしたらダーツでこの感覚を呼び出す術を手に入れられるかもしない。と言うことで、この感覚に入れるよう、意識しながら投げている。そしてビリヤードでも利用できればと、ちょっと期待していたりする。

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2010/03/16

スリーポイントルール

今週末はジャパンオープンの予選&決勝だが、今回のジャパンオープンのブレイクでは「スリーポイントルール」というものが採用される。これは、「ブレイクショットにおいて、最低3個以上のボールがポケットされるか、ヘッドラインを越えなければならない。この際、手玉は数えない」というもの。例えば1個ポケットされたら、2個の球がヘッドラインを超えればいい。まぁ、通常のブレイクの力ならこの条件をクリアできるだろう。ソフトブレイクを禁止する名目というやつだ。ただ、サイドポケットの角に蹴られたりすると、3個超えないことがある。実際、先日土方Pが撞いたブレイクで超えない場面があった。もちろん、そのときはマックスではないがそれなりに強いブレイクだった。とは言っても、やはりラックシールなどを使ったラックの場合はコントロールが重要視されるそうだ。土方Pの場合は、8割程度の加減で撞いて、手球にややヒネリを入れて長クッションからセンター付近に向かわせる感じ。そして、1番が長ー短と走って、長クッション際まで来るのが理想とのこと(下図)。1個ポケットされていれば、1番がヘッドラインを超えているので、あと1個超える程度でいい。

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このとき、手球が厚く入ってしまってそのまま止まってしまっても、あまり走らなくて長クッション際に止まってしまっても、1番は狙える。マックスでブレイクしてセンター付近に手球が止まったにもかかわらず、取り出しが隠れていたり、手球がほかの球に弾かれてしまってファールになる・・・といった不運を避けられるのだ。と、書いているとすごく簡単そうだが、1番をこのくらい走らせるとなると普通の人は結構なパワーが必要になる。土方Pだからこそ、この力加減で撞きつつ手球をコントロールできるのだ。僕の場合は、ほぼマックスでこんな感じかな。土方Pは、このブレイクを海外の試合でものすごくやられてしまったそうだ。海外で試合をして、コントロールするブレイクの重要性を知ったとのこと。きっとジャパンオープンでもこのブレイクをするだろう。その辺を踏まえてジャパンオープンを観ると楽しいかもしれない。

ちなみに、今回のジャパンオープンはtwitterのつぶやきで速報を手に入れられそうだ。@onthehillhillさんもつぶやくという。で、ハッシュタグは「#japanopenpool 」。twitterをやっている人は、このハッシュタグで予選の結果速報なんかもわかるかもしれない。ちなみに、僕もこのタグを使ってできるだけつぶやいてみようと思う。

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2010/03/14

ダーツ:ヒジで狙う

今回もダーツに関する話だが、これはビリヤードとまったく同じ気をつける点。それはヒジで狙うということ。これは、ビリヤードを初めたばかりの人などはまったく意味がわからない言葉だろう。が、すごく大事なことだと思う。ヒジでの狙いがきちんと定まっていないと、いい球が撞けないのだ。ダーツも同様、ヒジでの狙いが定まっていないと、狙った場所に矢が飛ばない。

どういうことかといえば、ヒジの位置を固定するということ。ダーツもビリヤードも共通することは、毎回同じフォームで同じようなタイミングで・・・という点。この同じというのは、特にヒジの位置が影響する。それはどちらもヒジから下(ダーツでは上)だけを動かすというのが基本だからだ。そのいわゆる「支点」を固定することで、毎回同じようにきれいに振ることができる。ヒジの位置が決まっていないと、タイミングもズレてしまうし、そもそも腕の振りが不安定になるから狙いが定まらない。フォームを固めるという点でいちばん大事なのは、このヒジの位置だと思うのだ。だから、ダーツでもヒジの位置を意識してやるとうまくいく。ヒジで狙うという感覚は、言い換えれば、いつも矢が狙った場所に行くのと同じような位置にヒジを持ってくるということだろう。「入る」と思うヒジの位置で矢を投げればそのまま入ることが多い。球も同じ。入ると思った位置にヒジが決まっていれば、そのままキューをスッと出すだけで的球はポケットされるのだ。ヒジの位置を確立することが、フォームが出来上がることだと思う。そしてそこから、いかにコンパクトに腕を振っていくかということを追求していけば、ダーツもビリヤードも理想に近いフォームになるのかもしれない。

ただいまのレーティング:7.91

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こんな球撞けたらカッコいいだろうなぁ・・・

今日は土曜日だが、クラウドに土方Pが来ていた。相撞きはしなかったのだが、隣でHさんと撞いていたのを見ていた。当たり前だが、うまいな。というか、マスワリとか普通。出しミスすることはあっても、入れミスがない。土方Pのストロークって本当にすごい。遠い球だろうが薄い球だろうが、立てキューだろうが、スッとキューを引いてバシッと撞いて入れる。スッとキューを引くその引きが大きくて、これは真似できないなぁ・・・と。そんな中、「?」という球があった。8番にちょっと薄くなってしまった配置。バシッと撞いた球は、8番をポケットして長ー短と転がり、短からスーッと立つようにしてポジショニングしたのだ(下図:黒線)

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その後、この球を教えてもらったのだが、8番を薄く入れて押しの順のヒネリだそうだ。押しが入っているので、ややカーブを描きながら下の(図で)長クッションに入り、次の短クッションで順の回転が手球の進行方向と逆の力になることで、クッションからスーッと立つように左側(図で)に向かって走るのだ。手球が下の(図で)長クッションの右から1ポイント目くらいに入るように、コントロールするとうまくいくそうだ。ただこの球、8番に厚く入ってしまうと、右側(図で)の短クッションに向かってしまう。8番をかなり薄めに狙って、押しのカーブで右側(図で)方向に走らせるとうまくいくわけだ。が、実際やってみると難しい。短クッションからの立ち上がりのラインも読みにくいし、8番を薄めに狙うというのも慣れないので入れミスすることもある。こんな球を相撞きとはいえ実践で選択できるのだから、改めてすごいなと。

で、同じ配置で例えば上図の手球の辺りに次の球があるとすると、このときはグルリと手球を回して出せるそうだ(上図:青線)。もちろん、順引きで上の長のあと右側(図で)の短クッションに直接走らせればグルリと回せるが、出せる場所が狭くなるし、そうもいかない配置もあるだろう。土方Pが撞いた球は、長ー長ときて、逆の回転でスーッとグルリと走って左側(図で)に来たのだ。これはやや引きを入れてマックスに逆のヒネリを入れるそうだ。今度は、ちゃんと引きがかかっていないと、手球が右方向(図で)に走っていかない。で、この球がさっきの球よりも難しい。僕はどうも、逆をマックスで入れようと思っても、入れを重視してしまっていざ撞くときにちょっと手球のセンターよりに童点が戻ってしまう。だから、手球に回転が乗らないことがある。一応、そこを気をつけて逆の乗せるようにして撞けば手球の回転で走らせることまではできるのだが、長ー短ー長の辺りで止まってしまう。グルリと戻ってくるまで走らせるなんて、到底無理なくらい走らせることができないのだ。この球も、土方Pは、バシッと撞いて一発で決めていた。

こういう球は、知識としては知っていても、実際には練習して撞けるようになっておかないとまったく意味がない。と言っても、この球を必要とする場面は、万に1回ほどの確率でしかないのかもしれない。だけど、そのときに決められるとものすごくカッコいいだろうから、これは練習しておかなくては。それに、いろんな球を知るというのは、実際に撞く/撞かないは別として大事なことだ。いろんな手球の動きをイメージできるように、いろんな球を覚えておこうというわけだ。

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2010/03/11

順引きのライン

昨日、相撞きをしていたときの取り切りが、自分らしいというか、ちょっと得意な球の動きをしていた。この球、昔は撞けなかった。A級になるちょっと前くらいに、やっと撞けるようになった球。そして、ハイテクをやめてノーマルシャフトに戻した理由のひとつでもある。それが順引き。ちょっと前置きが長くなってしまったが、昨日の取り切りの残り4球を見ていこう(下図)。

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5番から7番は、ハッキリ言ってミスショットだ。もう少し長クッション際をはわせて7番に向かうようにしたかった。クッションタッチが嫌だなぁ・・・と思ったら、少し短くなってしまったのだ。と言っても、このくらいの距離と厚みの7番は、撞きづらでもないし、入れるだけなら難しくないだろう。問題はポジショニングだ。思ったよりも薄いので、手球が走りすぎて右方向に離れてしまう(図で)可能性が高い。そして、弱めに撞くとミスしやすいし、クッションタッチも怖い。と言うことで、こういう球のときに順引きを使う。殺し気味に撞くのだ。感覚的には、7番に当たるときに切れる程度で引きの回転を入れて、順の回転で7番をポケット方向に飛ばすように厚めに狙う。すると7番に当たった手球は勢いがなくなり、クッションからヒネリの回転だけでスーッと走る。と、文章で書くとさらにわかりにくいなぁ・・・。感覚的な球なので、イマイチ表現が難しい・・・。手球が当たった勢いじゃなくて、回転で的球を走らせるイメージだ。そしてこの順引きの球は、僕は最も多用する球かもしれない。ちょっとタイプは違うが、次の8番も同じ撞点で撞いている。こちらはやや逆フリだったので、8番を厚めに入れて手球を手前に引いて戻したい。弾けない引き、というほうがわかりやすいかな? 7番同様にヒネリの回転を使って8番をポケットに飛ばすようにする。そのぶん、厚くとれるので、手球は手前に戻ってくるのだ。

実はこの順引きの球、ハイテクシャフトではうまく撞けない。球の動きだけだから、ノーマルもハイテクも関係ないような気がするのだが、やっぱりハイテクで同じような球を撞くと厚くトばしてしまう。ヒネリの回転で的球をポケット方向に飛ばすことができないのだ。そして、手球の勢いも殺せない。ハイテクでこの球を撞くと、手球は的球に当たってからスーッと横に走ってしまう。もしかしたら、微妙なカーブの影響があるのかもしれないが、この球を撞けるか撞けないかという理由で、ハイテクからノーマルシャフトに戻したわけだ。図の7、8番のような球もそうだが、クッション際の球を順引きで入れて手球の勢いを殺すような球も、ノーマルのほうがやりやすい。より、殺すことができる。たぶん、ものすごく微妙な差なんだけど、それでもイメージと違うとうまくいかないものなのだ。問題は、この球が感覚的であるということ。だから、入るイメージの調子のいい日は、結構難しくても入るのだが、入らないと思うと全然ダメだったりする。

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2010/03/10

武士道シックスティーン

ゴールデンウィーク公開の映画、武士道シックスティーンの試写会に行ってきたのだが、これがなかなかよかった。で、原作も気になって読んでみたのだが、さらによくって、剣道をやってみたくなった。が、いまさら感はあるし、体力的にも精神的にもつらそうだ。そんなとき、竹刀はなくてもキューがあるじゃん! と思ったのだ。プールプレーヤーにとって、キューはまさに剣だ。その切れ味は、日々の鍛錬によって増すし、精神の乱れはそのまま切れ味に表れる。だから、剣道やらなくてもいいな、と、思ったと同時に、もっと武士道で取り組まなくてはと感じた。

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もちろんビリヤードは武術ではないから、精神的な部分を鍛錬することはない。でも、もっといろんなところでの感謝の気持ちは必要かもしれない。礼に始まり礼に終わるという精神が、足りないように感じる。だからといって、ビリヤード場に入るときに礼をするとかそう言うわけではない。道具を大事にすると、台をキレイに使うとか、対戦相手にも敬意を払うとか、そういうことだ。もっとビリヤードを取り囲むすべてのものに感謝して、打ち込んでいく必要がある。いいね、武士道。

球が入らないとき、だいたい台のせいにしていたのだが、やめなくては(笑)。

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2010/03/09

ダーツ:イメージ

ちょっと更新が頻繁になるのだが、仕事がひと段落しているいまのうちに書いておこうということで、ダーツの話。ダーツもビリヤード同様、イメージが大事だと感じている。同じスタンスで同じように構え、同じリズムで同じ腕の振りをすればダーツは同じところに向かう。物理的にはそうだ。が、そうはいかない。なぜかと言えば簡単で、すべて同じようになんて体が動かないからだ(シャレではない)。きっと体が機械(マシーン)になればいいのだが、それはそれである程度上達した先が見えないような気がする。そう、こういうところもビリヤードと似ているのだ。

ビリヤードも、マシーンのように撞ければ、すべてセンターショットが入る。が、きっとそうなったとしてもすべて取り切るのは難しいだろう。ただ真っ直ぐ撞けばいい。物理的にはそうなのだが、実際はそうじゃないほうがいい球になる。フリやテーブルコンディション、手球を走らせたいラインなど、そういういろんな要素に合わせて、微妙にいろんなところを調整する。ただ真っ直ぐ撞いた球よりも、もっといい選択があることが多いのだ。まぁ、最大の理由はただ真っ直ぐマシーンのように撞くということが、何よりも難しいことにある。だから、微調整したほうが球を入れやすい。しかも、微調整したほうがいい球が撞けるのなら、真っ直ぐをマシーンのように極める必要もない。

と、これがダーツにも当てはまるように思う。だからこそ、微調整するためのイメージが大事なのだ。自分の思い描いているように矢を飛ばす。まだ、矢が向かうラインみたいなものは見えないのだが、矢を投げるときは狙った場所からゴムで引っ張られているようなイメージで投げる。すると、うまくいく。ビリヤードでは、弓を引くようにテイクバックしてキューを出すとキレのあるいい球が撞けるのだが、同じような感覚だ。例えばBULLを狙うのなら、BULLからゴムが出ていてダーツに繋がっている。それをグーッと引っ張ってスッと矢を送り出すように投げるのだ。すると、ゴムの力でダーツがBULLに向かう。イメージだから、実際にはそうならないけれど、BULLに入ったときはそういう感覚になる。あとはイメージを実現できるよう、体に覚え込ませていけばいいのだろう。

ただいまのレーティング:7.91

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iPhoneから更新できる

ココログの専用アプリを使うと、ブログがiPhoneから更新できる。便利な世の中だ。と言うわけで、さっそく記事を書いてみる。やっぱり長文は書きにくいけど、電車の中など、暇なときに更新するのにはいいかな。

思いついた、ビリヤードやダーツに関することを、メモ代わりにと思ったのだが、twitterでいいじゃん! だから、iPhoneからもちゃんとした記事を書くかな。とりあえず、今回はテストってことで、ここまで。

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ダーツ:グリップの話

ビリヤードの練習の合間を縫って、ダーツの練習にも励んでいる。いわゆる、二足のわらじとういやつだ。でも、やるからにはきちんとやりたいから、一応、それなりに練習している。ダーツを投げ始めて半年ほど経つが、やっとフォームが決まってきたように思う。基本的にクローズドスタンスだ。横にした体のラインが、そのまま真っ直ぐダーツボードに向かうような位置に立つ。結構、映像などを見て真似しようかなと思ったのは、えぐちょPだ。

いろいろと悩んでいたのだが、最後まで決まらなかったのがグリップ。これはいまでも気をつけていないときちんと持てないことがある。僕はややダーツの前目を持つのだが、人差し指の第2間接にちょうどダーツの重心がくるように真っ直ぐ合わせる。そのままぐるっと指でくるむのだが、親指の位置がいつも問題だった。スッとそのまま握ると、一定の投げ方ができないのだ。人差し指の第2間接に、親指の第1間接を合わせるようにするといい。で、感覚的には親指の上にダーツを乗せるようにして投げるといい。親指は、いわゆる「グー!」をしている状態だ。このグリップにしてから、かなり調子がよくて、01は70前後だったのが、90くらいがコンスタントに出るようになった。といっても、まだレーティングは7.91だけど・・・。ビリヤードは仲間が多いけど、ダーツはあんまり知り合いがいなくて人とやらないので、全然レーティングが上がらない。ま、地道に上げて行こう。

ただいまのレーティング:7.91

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2010/03/08

優勝してしまった

会社のビリヤード仲間と「試合に出よう」ということになり、かなり久々にトーナメントに参加した。バグース六本木で開かれた「バグース 9ボール トーナメント」。参加人数は35人くらいかな? A5、B4、C3セット(SAが相手のときは各1セットダウン)先取のシングルだ。A級で参加したのだが、なんか結構調子がよかったりして優勝してしまった。いただいた卓上の盾がなかなかカッコよくて、日にちとか入っていて記念になる。

バグースは、ときどき池袋とか吉祥寺、最近は新宿なんかに行く機会があった。ポケットが結構甘くてラシャが速いという印象。六本木店は初めてだった。全体的にゆったりとしたスペースで雰囲気がいい。仕事の取材で六本木近辺に行くことが多いので、そのときにまた入ってみようかな。たぶん、ダーツをやるのだけれど・・・。さて、トーナメントの話に戻るのだが、初戦はラシャの速さとかクッションからの手球の出方がイメージと合わなくて苦労した。全然イメージと違うから、なかなか取り切れないしセーフティーも決まらないしさんざん。しかもエンジンのかかりが遅いから、試合はバタバタ。と言っても、最後の2ラックくらいはいい感じになってきて、ヒルヒルになったけど勝利。で、もうベスト16なのだが、ベスト4までの2試合はかなり一方的に進められるくらい調子がよかった。こういうゲームが毎回できれば、相手がかなり強くてもいいゲームができるのに・・・。続く準決勝もなかなかいい球を撞けていたように思う。先にリーチをかけられたけど、それでも大きな焦りはなかった。今回、全体を通して言えることなのだが、展開自体をある程度予測して、ゲームをうまくコントロールできていたように思う。このラックは配置が難しいから、入れは二の次でいいなとか、ここは取り切らなくちゃいけないから、きっちりと組み立てていこうとか、メリハリを持って進められた。ただ、準決勝で撞いた台は、ちょっとラックシートの位置が微妙で困った。左右どちらからブレイクしても入らないし、ブレイク後の配置はいつもゴチャっと球が固まったトラブルがあるし、やりにくい。僕も相手も苦労しながら撞いていた感じがする。

で、決勝の相手は、SAの人だった。と言っても、バグースでのSAということ。バグースの大会で優勝している人のことだ。SAの人と対戦するときは、相手が1セットダウンになる。ということで、4−5の対戦。僕は4先になるので、かなり気分的に楽だった。相手よりも1セットハンデがあるのも楽だが、それよりも4先というのが楽だ。A級になって結構思ったのは、4と5の違い。5先って長いなって思うけど、4先だと短いなって思う。4先なら、1回こっちに流れがくれば、そのまま走りきれるセット数だ。しかも、この日は完全に僕に流れがあった。それを象徴するのが2ゲーム目。コーナーバンクを狙った7番が外れたのだが、そのまま8番に当たって8番がポケットされたのだ(下図)。そのまま取り切って2−0。

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その後も自分の流れを保ったままゲームを運ぶことができた。相手の方はかなりうまい方なのだが、ハイボールでのミスが何度かあった。だから僕は勝たせてもらったという表現のほうがいいのかもしれないが、ゲームの流れは僕にあったので、そういう変な波にのまれていたのだろう。僕ものまれやすいからすごくわかる。試合って、そういう状況になるかならないかで、勝利できるかできないかが大きく分かれるのだ。まぁ、なんだかんだといい球も撞けていた。ゲームボールまでの取り切り(下図)。やや離れた6番が回ってきたのだが、7番への出しが問題だ。こういう配置、ちゃんと考えて撞かないと大変なことになる。9番の位置を考えると、7番に薄くなってしまうと8番への出しが難しくなるし、厚くなってしまうのはもっと最悪。そして土手撞きというのも避けなくてはいけない。ゲームでは、特に7番以降では、土手撞きにならないよう細心の注意を払う必要があるのだ。と言うことで、6番からはやや引き気味にして回して長クッションからスッと7番に向かう球。8番へは強めに逆を切って、クッションから離れたところで8番を狙えるようにポジショニング。8番に結構厚めに出せれば、フリがどうなっても9番へは出しやすい。ということで取り切って優勝した。このラスト4球は、基本的な取り方なんだけど、実際やってみると難しい。6から7のラインとか、7から8のラインとか、自分のイメージ以上に手球がいい転がり方をしたのでビックリしてしまった。流れが自分にあるときって、こういうもんなんだろうなぁ・・・。久々の試合はなかなか面白かったけど、やっぱり異常に疲れた。実際、決勝はバテバテだったように感じる。でも優勝はうれしいものだ。

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2010/03/06

twitter

最近は、ビジネス本なんかも出ているから、始めている人も多いかな? 「twitter」。こういうのを紹介するのが仕事だったりもする関係で、当然ながら普通につぶやいている。ブログパーツも「なんビリ」の右上に張り付けてみた。ちなみに、@arai1046なので、twitterやっている方は自由にフォローしてやってください。とは言っても、球に関するつぶやきはほとんどなく、仕事のこととか、とりあえず思っていることを書いているだけ。もうすぐ開かれるジャパンオープンの決勝を、実況中継的につぶやきたいのだけれど、ニューピアホールの中ってソフトバンクの電波がなかなか入らないんだよな・・・。試合結果の速報なんかは、入り口付近の電波状況のいいところでつぶやけるので、どんどん更新していこう。iPhone頑張れ! ってことで。

ジャパンオープン、今年もかなりいい席をゲットできた。できれば女子の決勝を目の前で見たい・・・。と、最後に申し訳程度に球の話を付け加えてみた。

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少しずつ再開します

「再開」が「再会」と変換されて、ああ、このブログを読んでいただいていた多くの人ときちんと再会できるのだろうか・・・なんて、ちょっと感傷的になってしまったのだが、再開します。

約半年ぶりくらいでしょうか・・・いろいろありまして・・・。

とは言っても、球は続けているし、時間を見つけては日々練習にも取り組んでいたりする。上達したか? と言われると微妙だったりするが、まぁ、自分が思い描いていたA級には近づいているように感じる。最近は、球の配置とか技術的な部分よりも、精神的というか考え方というか、そういう部分で球に役立つことを見つけていたりもする。もちろん、技術というのは大事なもので、それこそ精進して研ぎ澄ませていかなくてはいけない。けれど、その技術をより優れたものとして引き出すために必要なのが、撞く際の気持ちだったり取り組み方だったりするのだと思うのだ。特に仕事が忙しくなってきたこの半年前くらいからは、いろんな分野の人と話をしていろんな視点の話を聞けることが多くなって来た。それはそれで面白いインタビューページにしようと記事にするわけだが、自分の中でその人の考え方とか物の見方を消化して、取り込んでいこうとも考えていたりするのだ。と、だから具体的に何? とか言われると困ってしまうのだが、そういう漠然としたものも、少しずつ紹介できたらいいなと考えている。

ちなみに、ダーツもはじめました。これが、思った以上にビリヤードと似ているところがあって、なかなか面白くてはまっちゃっている。基本的な考え方とかフォームの作り方がビリヤードと似ているので、きっとビリヤードがうまい人は、すぐにうまくなるものだと思う。と言うことで、ただいまメキメキ上達中(?)のダーツについても、このブログで取り上げていこうかなと考えている。球撞きの視点から、ダーツを考察してみよう。そのうちブログのタイトルも「なんでダーツってこんなに難しいんだろう」、略して「なんダー」になるかもしれない。・・・わけはない。やっぱりビリヤードのほうが面白いかな。

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