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2011年6月

2011/06/22

詰めの甘さ

更新が滞ってしまったのだが、最近はそれなりに撞けるようになってきた。土方Pと撞いても、以前のように全然歯が立たなくて相手にならない、ということも減ったように思う。と、そんなわけで調子がいいこともあり、日曜日に開かれたクラウドナインのABC戦に出場してみた。結果は、ベスト8。決勝トーナメントの2戦目で、優勝候補筆頭のKさんに敗れてしまった。そして、このKさんが、今回のABC戦の優勝者となった。今回の試合、しばらく仕事が忙しかったこともあり、1週間で1時間ほどしか撞いていなかった。だから、探り探り。にしては、要所でうまく取り切ることができたし、いい感じで進められたのではないだろうか? 3連勝で決勝トーナメントに進んだ。

さて、決勝のトーナメント表を見て、初戦を勝てばKさんが上がってくるかな? とちょっと思っていた。初戦をやっとこさ勝って、やっぱりKさんとの対決になったわけだ。このゲーム、結果として負けたのだが、まぁまぁいい球を撞けていた。むしろ、全体的には僕のほうが主導権を握っていたと思う。でも負けてしまったのは、完全に詰めが甘いから。特に試合になると、視野が狭くなってしまって、よりいい選択というものができなくなる。そのダメな部分が出てしまった。

ずっと残っている悔しい球は、3−4(5先)で迎えた6番。このラックは、2番でセーフティー合戦になった。かなりいいセーフティーを決めて、Kさんが当てるも見えてしまった2番からの流れだ。5にキレイに出ていいかたちになったのだが、5から6で厚めに出してしまい失敗。クッション付近から8を入れる(9のある方のコーナー:8がとおるコースはあった)のを嫌ってちょっと弾き気味に撞いたら、6番をトばしてしまったのだ(下図)。どう考えても、5はストップ気味でいいし、クッション際の「への字」でも、8は頑張って入れられる可能性は高かったはずだ。なんというか追い込まれていたこともあり、慎重さに欠けてしまった。

110621_01

5から6でしっかり確認していれば、もっとフリを付けたほうがいいことくらいわかっただろう。そしてこのときの最大の問題点は、8をサイドポケットに入れる選択肢を忘れていたこと。角度はあったが、サイドに入れることは全然可能だった。6がやや厚めになっても、順引きで入れれば、6を入れやすくそして8をサイドに取る位置に手球を持ってこれたはずだろう。そもそも、8のサイドを考えていれば、5をもう少し薄めのとろうと意識したはずだ。8をコーナーに、としか考えられなかったところが、ムリな出しを連発してしまった原因のように思う。

実は、そもそもこの台全般的に、そしてこの6を狙ったコーナーが特に、ウケが悪いイメージがあった。ポケットが狭いわけではないが、キレイに真ん中からポケットに向かわないと、カタカタと出てきてしまう。それをわかっていたというのに、6を強めに撞いてしまったことも問題だと思う。この試合、2−0でリードしていた。そして3ゲーム目に、Kさんが7番をカタカタし、穴前に残った配置が回ってきたのだ。ちょっと遠目の嫌な7だったけど、うまく入れて手球を引いて、8にも最高の場所にポジショニングできた。この8を順引きで入れようとして、穴前でカタカタと残してしまった(下図)。それほど強めに撞いたわけではないが、手球を9に戻そうと思うあまり、ちょっと力が入りすぎてしまった。8がクッションに完全にタッチしていれば、この配置は迷わず逆を切って切り返していただろう。ただ、8が2ミリほど浮いていたので迷ったのだ。でも、ウケの悪い台なら、切り返しを選ぶべきだった。それにこの8−9を取るというのはものすごく大きなことだ。3−0になるのだから。それを考えると、もっと入れを重視して撞くべきだったと思う。

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この8をトばしたことは大きなミスだが、そのミスをもっと大事な場面で繰り返したことが、この試合の最大のダメなところだろう。同じポケットに向かって、強めに弾くように撞いて、入るわけがないのだ。6番を撞くときに、一瞬でも3ゲーム目の8番を思い出せば、取り方も変わっただろうし、もっと我慢しようと考えたはずだ。結局、いろんなところで詰めが甘いのだ。しかもこれは技術が必要ない。要は、頭の使い方だけ。こういうのこそ、きっちりと覚えておかないと、もったいない。

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