ブレイク

2010/09/07

うしろに体重を乗せる

先日ここに記載した、Going Sportsでのホームランの打ち方をブレイクで実践してみた。なかなか撞く暇がなく、やっとブレイクの練習ができた感じ。そして、ひとつ、これまでの考え方が大きく間違っていたことがわかった。それは、「重心はうしろ目にすること」だ。要は、右利きの場合のブレイクは、軸足となる右足に体重を乗せていたほうがいいということ。うしろにある体重を、ブレイク時に前に持って行くのだ。といっても、そんなの当たり前のように思うのだが、実際はそうしていなかった。ブレイク時は、体の中心に重心があるか、やや前目のほうが多い。

なるべく早くキューを出そうとか、前に長くキューを出そうとしていたのだが、すると、体をなるべく前目にしようとして重心が前に向かってしまう。重心をうしろにしてブレイクをすると、ちょっとタイミングが取りにくい。だから、これまでやや前目の重心でブレイクを構えていた。ただ、タイミングが合わなかったのは、重心を自分でうしろから前に動かそうとしていたから。キューの出と重心の移動の両方を調節するのは難しいのだ。それをうしろに重心を乗せたまま、とりあえずあまり考えずにこれまでどおりブレイクをしてみた。コンパクトに。そうするだけで、勝手に重心が前に行き、体重を乗せられるのだ。まだまだちょっとタイミングがズレることがあるが、いい感じで勢いのあるブレイクができるようになった。もう少し練習して、このタイミングをマスターしよう。そして、強いブレイクを手に入れて、マスワリ連発したいな。

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2010/09/01

ホームランの打ち方より

先週末、日テレのGoing Sportsを見ていたら、KAT-TUNの亀梨君に楽天の山崎選手がホームランを打つコツを教えるというコーナーがあった。ホームランを打てる人というのは、球を飛ばす才能があると思うので、実際に打てるかどうかは別なのだが、そのコツというのが以下のようなもの。

●軸足に体重を乗せる
●軸足のつま先(親指)とももの内側の筋肉で体重を支える
●上半身は球に向かって前に行くが下半身は動かない
●ギリギリまで下半身に体重をためる
●体を開かずに振り抜く

という感じ。これを見ていて思った。これ、ブレイクも一緒では!? 野球のように大きな体重移動は必要ないだろうが、全体的な動きのイメージはすごく近い。パワーではなくスピードとタイミング。ということで、この理論をブレイクに当てはめて練習してみようと思った。が、この番組を見てから、まったく練習をする暇がない。今週末はちょっと練習できるかな、ということで実際に試してみようと思う。

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2010/05/28

Break Speed

iPhoneアプリの「Break Speed」を実際に使ってみた。このアプリ、ただテーブルにiPhoneを向けるだけで本当にブレイク速度が測れるのか? と疑問だったのだが、「音」で判断しているようだ。ブレイクキューで手球を撞いたときの音と、手球が1番に当たったときの音の間の時間から時速を割り出すのだ(下図)。だから、特にiPhoneをテーブルに向ける必要はない。近くに置いておけばいいので、ひとりでも計測できる。これはいい。

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ただ、速度の単位がマイルだからわかりにくいかな。1マイルは時速約1.61キロだから、それで計算していけばいい。ということで、僕がちょっと強めにブレイクした結果は、18.43マイルだから、時速約29.7キロ。まぁまぁなのかな? 今度、土方Pとかにやってもらおう。これ、かなり手軽だし相当遊べるな。

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2010/03/23

来年のジャパンオープンも期待できる

またまたジャパンオープンの話になるのだが、今年のジャパンオープンは、これまでと違ってエンターテインメント性を高めようとする要素が多くてすごくよかったと思う。会場前方にステージを作って、そこから選手が入場してきたり、そこで勝利者インタビューをしたり・・・。まぁ、ちょっと司会進行にグダグダ感はあったけれど、司会を立てて競技を運行していくという姿勢は素晴らしいと思う(下写真)。タイムスケジュールまで配布され、きっちりと大会を進めて行こうという意識がものすごく感じられた。

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また、これまでは指定席以外はわらわらとギャラリーがプレースペース周りを取り囲む感じだった。そこに階段状の閲覧スペースを設けることで、きちっと人を配置できたいたように思う。そして何よりもうれしかったのは、会場内の禁煙化だ。毎年、会場入り口のオープンスペースは、タバコの煙で真っ白だった。今回、予選会場内も禁煙だった。ビリヤード場ではタバコは当たり前、という感覚はちょっと疑問だったのだが、改善されてきているわけだ。ただ、これまでは海外のトッププロなどもタバコを吸うためにこのオープンスペースにやってきていて会うことができた。が、今年はそういう意味ではプロを見る機会が少なくなったかな。でも、プロはそのプレーを見ればいいわけで、この禁煙化は来年以降も続けてほしい。

さて、最後に、今年の会場で撮影したムービーを紹介。フィリピンのハードブレイカー、ジェフリー・デルーナのブレイクだ(下ムービー)。ブスタマンテとの新旧ハードブレイカー対決時のムービーがコレ。ラックシートなどにより、ハードなブレイクが必要なくなり、ややソフト目のコントロールブレイクが主流であるいま、思いっきり打ちっぱなすその姿は気持ちがいい! 体が台からを飛び越えそうなくらいジャンプしているのがすごい。3、4個は当たり前にポケットしていた。ブレイクであんなに球がなくなったら、ランアウトも簡単だろうなぁ・・・うらやましい。このムービーでも4個ポケットインで残り5球。きっちり5回撞いただけでマスワリでした。

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2010/03/16

スリーポイントルール

今週末はジャパンオープンの予選&決勝だが、今回のジャパンオープンのブレイクでは「スリーポイントルール」というものが採用される。これは、「ブレイクショットにおいて、最低3個以上のボールがポケットされるか、ヘッドラインを越えなければならない。この際、手玉は数えない」というもの。例えば1個ポケットされたら、2個の球がヘッドラインを超えればいい。まぁ、通常のブレイクの力ならこの条件をクリアできるだろう。ソフトブレイクを禁止する名目というやつだ。ただ、サイドポケットの角に蹴られたりすると、3個超えないことがある。実際、先日土方Pが撞いたブレイクで超えない場面があった。もちろん、そのときはマックスではないがそれなりに強いブレイクだった。とは言っても、やはりラックシールなどを使ったラックの場合はコントロールが重要視されるそうだ。土方Pの場合は、8割程度の加減で撞いて、手球にややヒネリを入れて長クッションからセンター付近に向かわせる感じ。そして、1番が長ー短と走って、長クッション際まで来るのが理想とのこと(下図)。1個ポケットされていれば、1番がヘッドラインを超えているので、あと1個超える程度でいい。

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このとき、手球が厚く入ってしまってそのまま止まってしまっても、あまり走らなくて長クッション際に止まってしまっても、1番は狙える。マックスでブレイクしてセンター付近に手球が止まったにもかかわらず、取り出しが隠れていたり、手球がほかの球に弾かれてしまってファールになる・・・といった不運を避けられるのだ。と、書いているとすごく簡単そうだが、1番をこのくらい走らせるとなると普通の人は結構なパワーが必要になる。土方Pだからこそ、この力加減で撞きつつ手球をコントロールできるのだ。僕の場合は、ほぼマックスでこんな感じかな。土方Pは、このブレイクを海外の試合でものすごくやられてしまったそうだ。海外で試合をして、コントロールするブレイクの重要性を知ったとのこと。きっとジャパンオープンでもこのブレイクをするだろう。その辺を踏まえてジャパンオープンを観ると楽しいかもしれない。

ちなみに、今回のジャパンオープンはtwitterのつぶやきで速報を手に入れられそうだ。@onthehillhillさんもつぶやくという。で、ハッシュタグは「#japanopenpool 」。twitterをやっている人は、このハッシュタグで予選の結果速報なんかもわかるかもしれない。ちなみに、僕もこのタグを使ってできるだけつぶやいてみようと思う。

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2009/08/13

ブレイク時の目線

やっぱりブレイクは当てたい! ということで、最近は手球を見ながら撞くようにしている。ブレイクまでの動作だが、まずラックを見て、1番に全厚で当たるように構える。そのまま撞点を確認しながら素振り。そして、これまではラックの1番を見ながらブレイクしていた。が、それをそのまま手球の撞点を確認しながら、そこに向かって振り抜くようにブレイクすることにしたのだ。

このように撞いても、手球は1番に向かうように構えられているのだから、ちゃんと全厚で当たってくれる。よっぽどコジってしまったときは別だが、ラックの1番を見ながらブレイクするのとほぼ変わらない感じで手球は真っ直ぐに進んでくれる。そしてとにかく、手球を見ながらブレイクすると、キューがきちんと手球を捉えてくれる。これが素晴らしい! 当たった感があるのだ。ただ、普段のストロークでも手球を見ながら撞くことがないので、すっごく違和感がある。慣れれば大丈夫かなぁ・・・。とりあえずこの方法でしばらくブレイクを試してみようと思う。

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2009/06/08

右腕に大きな負担が

旅行から帰ってきて、普通に球を撞くぶんにはそれほど大きな負担は感じられない。腰が痛くなったとか、腕が筋肉痛とか、そういうこともない。が、久々にブレイクをすると体に痛みが生じてきてしまう。特に負担がかかっているなぁ・・・と感じるのが、右肩と右肘と右の人差し指。右肘は通常のプレーでも使うので、そのうちほぐれて痛みはなくなるが、肩はブレイク時くらいしか使わないので結構痛みとかコリが残ってしまう。セットマッチなどをしてブレイクを何回かした次の日からは、腕を回すと痛い。そして、結構意外だが痛くなる場所が、右の人差し指の第2間接あたりだ。おそらく、キューと手球が当たった瞬間の衝撃がそのまま伝わっているからだと思うのだが、いつも突き指をしたような感じになる。ブレイクは、こうした大きな負担が体に表れるので、やっぱりちょくちょく練習して筋力をアップさせておかないといけないのかもしれない。

特に、最近はやっと、うまく体全体の勢いをキューに伝えられるようになった。だからこそ、結構な衝撃がキューに加わると思うのだ。それを受け止めてはじき返す右腕には、相当の力がかかるのだろう。しかも、その力はキュー先という「点」で捉えることになり、「面」で捉えるよりも大きなものになる。ブレイクをした次の日などは、肩なんかに筋肉痛があったりして、「ビリヤードってやっぱりスポーツじゃん」と思っていまうことがある。だからといって、ソフトブレイクばかり・・・というわけにもいかないし。ブレイクで使用する筋肉って、普段はまったく使わない部分だから、しばらく時間がたつと衰えてしまうというのも問題だ。こまめに撞くのがいちばんなのかな。ひとりで練習するときは、ブレイクをすることはほとんどないのだが、タイミングとかフォームの流れを確認しながら、軽く撞くようにしてみよう。

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2009/05/06

右からのブレイク

先日、ブレイクが当たっているのに、全然球が入らないことがあった。僕はいつも左側からブレイクしており、この台でもずっと左側から撞いていた。が、それがいけなかった。相手の人は右側から撞いていて、ブレイク後、結構球が入っていた。だから右側から撞いてみればよかった。そのまま僕は撞きやすい左側からばかりブレイクを続けてしまい、結局、セットマッチに敗れてしまった。

今日、やっぱりブレイク後に球が入りにくい台があった。ということで、右側からブレイクしてみると、左よりは球が入ってくれた。右側からのブレイクは、あまり慣れていないのでハードブレイクという感じではないけれど、しばらく撞いているとうまく1番に厚めに合わせられるようになった。なんか、左側からのブレイクと比べて、すっごく横から撞いている感じがする。全然景色が違うのだ。左側からだと、1番に真っ直ぐ狙えばいいのだが、右側の場合は1番のやや左側を狙うようにするといい。まぁ、この違いは慣れていけばいいことだと思う。左側からのブレイクだけにこだわらず、これからも台に合わせて、右側からのブレイクをうまく使えるようにならなくては。

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2009/03/30

グリップを握り込まない

ちょっといろいろと忙しくて、久々の更新になるのだが、ここしばらくはものすごくセンターショットをしている。これがいちばん、自分の不調の原因を探る方法としてわかりやすいからだ。そしてなんとなく、最近の不調を解消することができた。どうも、撞く際にグリップを握り込んでしまっていることが原因だったようだ。特にハードに撞くときとか、ヒネリを入れるときに現れる。力を入れようとしてグリップをグッと握ったり、キュー先をはらおうとしてグッと握ったり・・・という具合。握るという感覚よりも、手首を捻るという感じのほうが近いかも。握り込みと手首の動きで、キューに余計な動きを付けてしまうのだ。この余計な動きがキュー先に伝わり、入れの不安定さにつながっているのだと思う。キューを撞いたあと、軽く握り込むようにキューをスッと前に出してやるとキレイに球が入り、入れも安定する。ハードに撞くときも、このキューをスッと出すことを意識してやるといい。

この感覚、センターショットなどの練習時には意識できるのだが、ゲームになると忘れてしまって余計な動きをしてしまう。だから、センターショットを撞きまくって、体に覚え込ませるしかない。簡単な球を確実に入れられるように、キューを真っ直ぐに出す動作は常に意識しなくてはいけないな。

ビリヤードでは、こういう余計な動きがないほど球が安定する。そしてこれはブレイクにも言えることだろう。以前、土方Pのブレイクを連続撮影する機会があった(下写真)。パッと見てわかるのは、体がブレていないこと。構えてから真っ直ぐに体が伸びて、そのままフォロースルーに入る。土方Pもこの写真を見て、「体が前に出て行かないで、真っ直ぐ上に向かっているからいいブレイクです」とコメントしていた。最終的に体が収まる場所に、真っ直ぐに向かうのがいい。いったん前に出てから上に起き上がるとか、起き上がってから前に出るとか、そういう余計な動作はブレイクのパワーロスなどにつながるのだろう。シンプル・イズ・ザ・ベストとは、ビリヤードにも言えることだな。

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2009/03/23

JO:赤狩山P vs F.ブスタマンテ

ジャパンオープン、決勝日の初戦である、男子ベスト16の注目カードは、赤狩山PとF.ブスタマンテの対戦。予選を観戦した人からの情報によれば、どちらもものすごく調子がよかったらしい。これは見逃す手はない。このゲーム、途中まで赤狩山Pが押していた。なかなか調子もいいようで、うまく取り切っていたしミスも少なかった。一方、ブスタマンテは、ブレイクスクラッチの連続。さらには、コントロールブレイクに切り替えても、なぜだか取り出しが見えない苦しい流れ。だが、なぜだかスコアーは開かない。流れが悪くても崩れていかない。これが世界一流ということだろう。赤狩山P相手に、3連続ブレイクスクラッチなんかしてたら、普通なら気持ちがなえてしまう。そこをこらえて4−4のイーブンになった辺りから、一気にブスタマンテペースになってしまった。と言っても、結局取り出しが見えたのは、8−4のブスタマンテリードで迎えた最後のブレイクだけ(下ムービー)。ブスタマンテ、思わず声が出る(笑)。そしてこの配置を約1分30秒で取り切って勝利。すごい。

流れは悪かったとはいえ、守り、攻めともにうまさが見られた。全体的に球が柔らかい。結構、殺し球を多用していて、「え、こんなフリがあるのに!?」という球でも、普通に殺して手球をコントロールしていた。この、殺し球の使い方は参考になる。的球が優しくポケットに向かうので穴前でカタカタすることがない。もちろん、殺すようにヒネリのスロウを利用して厚めに狙うとか、そういう難しさはあるが、球を走らせるよりもポジショニングや入れが楽な場面はあるだろう。そして、優しい球なのに、回転がしっかりと乗っていて球が走る。この辺りは本当に近くで見ていてもわからない。特に驚いたのは、セーフティーで見せた球(下図)。クッション際の5番に手球を当てて、7番の裏に隠すセーフティーだったのだが、手球を押し殺したのだ。手球にやや勢いがあって、7番には軽くキスしていたが、それでも隠れる程度にまで勢いを殺せている。しかも、押し殺しでだ。

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さらに驚きなのは、この球を軽く撞いているということ。まぁ、勢いよく押しを入れて撞いたら、いくら押し殺しても球は7の裏に隠れないだろう。普通に押し出すような感じで球を撞いたと思ったのに、クッション際でキュッと押し殺しになったのだ。きっとクッション際の5番への手球の入り方とか、クッションに入ったときに手球の回転とか、そういう微妙なタイミングなどが絶妙にうまく合わさって、こういう殺し球になるのだろう。ブスタマンテは、ブレイクよりもプレーが素晴らしいのだと、改めて感じてしまった。

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